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コラボTシャツも人気!大人こそ読みたい、レオ・レオニの絵本たち

2015年06月05日作成

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Tシャツ専門店graniph(グラニフ)にて、絵本作家レオ・レオニとのコラボレーションアイテムが現在発売中です。

「レオ・レオニ…なんだか聞いたことのある名前だけど、誰だっけ…?」と思われた方、『スイミー』や『フレデリック』を手がけた絵本作家といえばピンとくるのではないでしょうか。これらの作品は小学校の教科書にも掲載されていたので、多くの日本人にとってとてもなじみ深いものかと思われます。

だけど、子どもの頃に読んだ絵本の内容って、意外と忘れていたりしますよね。そこで今回は、そんな昔なつかしいレオ・レオニについて、改めておさらいしてみたいと思います。小さかったあの頃には見えていなかった、絵本の世界の裏側が見えてくるかもしれませんよ。

目次

「レオ・レオニ」ってどんな人?

レオ・レオニ(レオ・レオーニ、Leo Lionni、1910-1999)

世界でもっとも成功したアーティストの一人ともいわれるレオ・レオニ。1910年オランダ・アムステルダムの裕福なユダヤ人家庭に生まれました。コレクターである叔父の影響で、幼いころからピカソやクレーなどの芸術に親しんでいたといわれています。自宅からほど近い場所にあった美術館でデッサンをしながら、大学では経済学を学んでいたそうです。

その後イタリアへ渡ってデザイナーの仕事を開始したものの、第二次世界大戦の影響で1939年にアメリカへ亡命することに。そんな混乱のさなかにありながらも、ニューヨークの新聞社で美術担当の編集者、グラフィックデザイナーとして大きな成功を収めます。仕事のかたわら美術学校や大学で講義を行ったり、各都市での巡回展も開いたりと、とても精力的に活動していました。

そして1959年、49歳のときに、孫のために作った絵本『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー。日本では絵本作家としての肩書きが最も有名ですが、そのキャリアをスタートさせたのは意外と遅かったようです。

その後も、自身の本のイラストを手がけたり、新たに彫刻活動を始めるなど積極的に活動の幅を広げるかたわら、およそ40冊に及ぶ絵本を発表しました。これらの多くは日本でも翻訳が出版されており、現在でもたくさんの人々に愛され続けています。

小学校の教科書で見たことがありませんか?

『スイミー』『フレデリック』『アレクサンダとぜんまいねずみ』などの絵本作品は、日本でも1977年以降、多くの小学生向け教科書に掲載されてきました。

また、これらの日本語訳を手がけているのは、詩人としても名高い谷川俊太郎。谷川俊太郎が訳した日本語版の正式タイトルは、

  • 『スイミー−ちいさな かしこい さかなの はなし』
  • 『フレデリック−ちょっと かわった のねずみの はなし』

ですが、このサブタイトルのなじみ良い言葉の調子はまさに谷川節、といった印象を受けます。

レオ・レオニ作品が優れているのはもとより、谷川俊太郎の翻訳がすばらしかったということも、これらの絵本が日本で長く愛され続けている理由のひとつなのかもしれませんね。

それでは、レオ・レオニの作品をいくつかご紹介します!

graniphでもコラボしている、ねずみの『フレデリック』

あらすじ

牧場に住む野ねずみたちは、冬にそなえて食べものを運ぶ作業に追われています。そんな中、フレデリックだけは「太陽の光を集めている」といってみんなと一緒に働かずにいるのでした。

やがて冬がやってきます。食べ物も徐々に少なくなり、野ねずみたちは不機嫌になってきました。4匹の野ねずみはフレデリックのことを思い出し、彼のもとを訪れます。すると、フレデリックはこれまで集めてきた太陽の話や美しい四季について、語り出すのでした。

愛らしいだけじゃない!フレデリックの魅力

『スイミー』と共にgraniphにてコラボアイテムが販売されている、この『フレデリック』。レオ・レオニ作品の中でも最もキャラクターグッズ展開されているため、寝ぼけまなこの表情をしたこのねずみを街で見かけることも多いのではないでしょうか。

フレデリックが手に持っている花は、彼が詩人であることを表現しています。愛らしい見た目でありながら、彼の思想や紡ぎだす言葉は真理を突いており、私たちが忙しい生活の中で忘れかけていた大切なことをハッと思い出させてくれます。

このように、レオ・レオニ作品は、子どもだけでなく大人も楽しめることが魅力のひとつであるといえるでしょう。

絵本作家としてのデビュー作となった、『あおくんときいろちゃん』

あらすじ

青と黄色の絵の具でできているあおくんときいろちゃん、二人は一番のなかよしで、いつもみんなで遊んでいます。

ある日、あおくんはきいろちゃんを探しに家を出ました。あちこち探し回ってやっと街角で出会えた二人は、うれしくて抱き合って喜んでいるうちに、いつのまにか緑色になってしまいました。緑色になった二人は、家に帰ると家族に「うちの子じゃない」と言われて泣いてしまいます。するとその涙のうち、青い涙はあおくんに、黄色い涙はきいろちゃんに。二人は元通りになることができました。

子どもだけでなく大人も楽しめる世界観

絵本作家としてのデビュー作となったこの作品は、レオ・レオニが孫たちにお話をせがまれたときに偶然生まれたのだそうです。手短の紙に色をつけてキャラクターをアドリブで創作しながら、孫たちも彼自身も夢中になってお話に没頭したといいます。

この絵本の翻訳者である藤田圭雄氏も、帯にて、

「アメリカでは、この絵本の、青と黄色が重なってまったく違った緑になるというテーマが、人と人の心の融和を暗示するものとして、おとなたちの間でも好評を博しています。」(参考:ほんおび

と語るように、子どもだけでなく大人が読んでも十分に楽しめる味わい深い内容となっています。

挿絵もすごい!色彩豊かな空想の世界

レオ・レオニ作品の面白さは、ストーリーだけでなく挿絵部分にもあります。彼は、グラフィックデザイナーとして培った経験をいかし、特定のスタイルにとらわれない、自由で前衛的な表現にこだわり続けました。

水彩、油彩、クレヨン、色鉛筆、コラージュなど、いろいろな技法をもちいてアイディアを凝らし、独自の世界観を創りあげています。そのようにして描かれた作品たちはとても美しく、読む人の心をいとも簡単に夢の世界へと引き込んでしまうことから、「色の魔術師」という名で呼ばれているほどです。

グラニフのTシャツを着て、レオ・レオニの世界を身にまとおう!

そんなレオ・レオニが今回コラボレーションしているのは、いまやTシャツ専門店の代名詞ともいえる、Design T-shirts Store graniph(デザインTシャツストアグラニフ)。手頃な価格帯ながらもデザイン性の高い商品が人気で、これまでにも様々なアーティストとのコラボアイテムを発表してきました。

graniphは過去にもさまざまな絵本作家とのコラボアイテムが多く、『ミッフィー』のディック・ブルーナ、『はらぺこあおむし』のエリック・カール、『ぞうのエルマー』のデビッド・マッキーなど、名だたる作家たちが名を連ねています。これらの商品はサイズが大人用とキッズ用があるので、家族おそろいのコーデが楽しめることも人気の秘訣のようです。

レオ・レオニとのコラボシリーズは、大人用、キッズ用、合わせて全36アイテムが現在発売中です。graniphのwebサイトからも購入可能なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

公式サイトはこちらからどうぞ

(image by amanaimages)

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本記事は、2015年06月05日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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