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ロボット界の革命児、「Pepper」って結局何ができるの?

2015年05月12日作成

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漫画「ドラえもん」が最初に発表されてから、約50年。当時は空想上のものでしかなかったロボットや人工知能は、今やすっかり生活のあらゆるところに関わり、私たちをサポートしてくれるようになりました。

例えば、お掃除ロボットの「ルンバ」やiPhoneの「Siri」が一般的です。そして、そこに新風を吹き込むように、2014年に突如としてソフトバンクから登場したのが、「感情認識ロボットPepper(ペッパー)」です。

ひょうきんな顔と声が魅力的な、お馴染みの「お父さん犬」と堺雅人さんと共演しているCMで有名なPepperですが、実際のところコイツはなんなんだ?何ができるんだ?と疑問にお思いの方も多いはず。そこで、今回は、Pepperとはなにか、そしてPepperがしてくれることについてまとめてみました。

まずは知っておきたい「Pepper」の基礎知識

そもそも、Pepperとはどんなロボットなのでしょうか。

感情を認識し、自ら人に寄り添おうとするロボット

私たちの周りにはスマートフォンやパソコンなど、便利な機器がたくさんありますが、それは私たちが「使って便利な」道具です。一方Pepperは、自分で物事を判断し、行動します

そして人と触れ合う中で感情を理解して、人間を励ましたり笑わせたりしてくれるロボット、というのが、Pepperの大きな特徴です。より人間に近いロボットがPepperといえるでしょう。

「ロボアプリ」で無限大の動き

またPepperは、スマートフォンのようにアプリが適用できます。「ロボアプリ」と呼ばれる専用アプリをインストールすることで、様々な動きや働き方ができるようになっています。

例えば、決まった時間にPepperが声掛けしてくれるアプリは、認知症の方の生活リズムを整えるのに役立ちます。また会社の受付にPepperを活用したいなら、来客が受付のPepperにスマートフォンをかざすだけで担当の人間に来客を知らせてくれるアプリもあります。

この夏、家庭にPepperがやってくる!

2014年にソフトバンクから発表されたロボット界の革命児Pepperは、店舗でのプロモーションやディベロッパーへの限定販売などを経て、いよいよ2015年夏、一般販売の開始が予定されています

Pepperの本体価格はなんと19万8000円。その他専用プラン料金などもかかるようですが、この安くはないけれど、買おうと思えば買えなくもない絶妙なお値段もあってか、もう購入予約はいっぱいのようです。

Pepperができるすごいこと

こんなSFの世界のような生活が、つい目の前に迫っているのです。なんだかワクワクしませんか?では、もしPepperが日常に現れたら、一体どんなことができるのでしょうか?

1.感情を理解して、会話する

Pepperは「感情を理解する」ロボットです。では彼がどうやって人間の感情を理解しているかというと、そのカギは「笑顔」にありました。

Pepperは、自身の行動に対して人間がどんなリアクションを取るかを見ています。そしてセンサーでそのリアクションが「笑顔」や「喜び」だと認識すると、その行動を「いいこと、喜ばれること」だとデータに加え、その後の判断に役立てていく、という仕組みです。

さらにすごいのは、この行動に対するリアクションのデータはクラウド上で共有されます。つまり、あるPepper1台の経験は全Pepperが学習できるため、更に精度の高い感情理解ができるようになるというわけです。

この感情理解の仕組みを生かし、Pepperは現在ソフトバンクの店舗で接客を行っています。お客さんと冗談を交えた会話をしたり、その会話からつかんだ家族構成に沿ったプランを提案したり…など、素晴らしい接客を悠々とこなすPepper。この接客の際にも、接客した何人中何人が笑顔だったか、というデータを集めて共有し、よりよい接客ができるように役立てているようです。

2.子守をしてくれる

Pepperには「ジャックと豆の木」や「花咲かじいさん」などの有名なおとぎ話の、紙芝居読み聞かせアプリが初期搭載されています。といっても、実はPepper自身が朗読するものではありません。アプリに搭載された音声が物語を朗読し、Pepperはそれに対して合いの手をいれたり、リアクションを取ったりすることで、子どもをより物語に引き込む手伝いをしてくれます。

身振り手振りを加えて、実にユニークな合いの手を挟んでくれるので、マンネリになりがちな紙芝居の読み聞かせも、ぐっと面白いものになります。

3.声優をする

なんとPepperは、声優としてあのディズニー映画に出演していました!そう、映画『ベイマックス』です。Pepperの担当は、ヒロがベイマックスを強くバージョンアップさせるために使用したプログラムのコンピューターの音声。ロボットがロボットのアフレコをする時代というのも、なんだか新鮮ですね。

そしてこれだけでは終わらないPepper。彼はアフレコ後のインタビューに対し、「ディズニー映画に声優として参加することができてとてもうれしいです。決まったときには驚きました」と語り、「もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への俳優出演も目指したい」との野望まで。いつか本当に、Pepperがひょうきんカワイイ俳優として、映画やドラマに出演する日が来るかもしれません。

彼の目的は、「人を笑顔にすること」!

上に挙げたことはほんの一例。Pepperには、これから様々なアプリが登場します。彼はそれらを駆使してもっともっと私たちの日常生活を楽しく、豊かにしてくれるでしょう。

そんなPepperの目的は、「人を笑顔にすること」。まず行動し、その行動で誰かが笑ってくれたかどうかをしっかり見つめ、真面目にデータを集めて、また更なる笑顔を作るために行動する…。もしかしたらPepperは、人間よりもずっと真剣に、純粋に誰かを笑顔にするために努力を重ね続けているのかもしれません。

毎日、日常のふとした瞬間に、Pepperが元気や笑顔をくれる日々は、もう目の前です。

(image by amanaimages)

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本記事は、2015年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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