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大学デビューでぼっちにならないためのコミュニケーション必勝法

2015年04月06日作成

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高校を卒業すると、いよいよ華の大学生。春から始まる大学生活に胸をふくらませている人も多いのではないでしょうか?しかし、一つの不安が頭をよぎります。

「友達ができなかったらどうしよう!」

特に、人と話すのが苦手・人見知りな人にとって、友達作りはなによりも大きな壁。だからといって、大学4年間を「ぼっち」で過ごすのは寂しいものです。

そこで今回は、人気番組「ミュ~コミ+プラス」などを担当するニッポン放送のアナウンサー・よっぴーこと吉田尚記さんに、「大学で『ぼっち』にならない方法」についてお話を聞いてきました。

アナウンサーは初対面の人と会話をして、情報を引き出すのが仕事です。それなのに、吉田さんはなんと人見知りの「コミュ障」だったのだとか。そんな吉田さんが「コミュ障」を脱した方法を知れば、あなたもコミュニケーションマスターになれるかもしれません!

「コミュニケーションはゲーム」という吉田さん流の会話術は、実は誰にでもできる簡単なメソッド。大学4年間を楽しく過ごすためにも、ここで「コミュニケーション・ゲーム」のマル秘必勝テクを身につけてしまいましょう!

目次

まずはチェック!「コミュ障」が知っておくべき3つの心構え

コミュニケーション・ゲームの必勝テクの前に、まずは意識しておいてほしい心構えがあります。「自分はコミュ障だから」「人見知りだから」と考えているそこのアナタ、しっかりこの3つを肝に銘じましょう。

1:コミュ障にはコミュニケーションの才能がある!

吉田さん「コミュニケーションを怖いと思っている人は、実はコミュニケーションに興味があるし、そもそも大切だと思っている人。その時点で、コミュニケーションが上手くなる才能がある人なんです」

今こうして「ぼっちは嫌だな・・・」と思って記事を読んでいるアナタこそ、「コミュニケーション・ゲーム」の勝者になれる確率が高いのです!

まずは「コミュニケーションに向いていない」と考えるのをやめよう!

2:作るのは友達ではなく知り合い!

「友達を作ろう」とすると、特別なことをしないといけないようでテンパっちゃいませんか?けれど、知り合いならハードルは低いですよね。

吉田さん「知り合いが増えたら、知り合いのうちの何分の一かは知らないうちに友達に変化しますよ。だから、知り合いを増やそう!その中で、なんとなくこの人と一緒にいられるなぁって思った人が友達だと思います」

今、仲のいい友達とどうやって仲良くなったのか、思い出してみましょう。「友達になろう!」と思ったというより、「気づいたら仲良くなっていた」ことのほうが多いのではないでしょうか?

「知り合いになれればいいな」ぐらいの気持ちでいれば、話しかけるハードルも下がりますよ。

3:「好かれよう」、ダメ、絶対

人に好かれることは、あくまでも結果としてついてくるもの。コミュニケーションを楽しんだ結果、友達も「好き」もついてきます。

吉田さん「僕はコミュニケーション・ゲームで、会話の後に元気がでれば勝ち、元気がなくなれば負けとしています。じゃあ元気が出るコミュニケーションって何かというと、好かれるようなことをしないと相手に元気をあげられない。つまり、コミュニケーション・ゲームをすれば、結果的に好かれるんです」
「好かれよう」なんて思わず、まずはコミュニケーションを楽しみましょう!

コミュニケーション・ゲームとは?

吉田さんはコミュニケーションをゲームとして捉えています。終わった後に、元気が出ていれば勝ち、元気がなくなっていれば負け。そんな単純なゲームです。

面白いことをたくさん言う、相手よりすごいことを言う。実は、そういったことはコミュニケーション・ゲームとは関係ないことなんです。

まずはコミュニケーションというゲームの仕組みについて、吉田さんの著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか?』も参考に、ご紹介します。

コミュニケーションは参加者全員による「協力プレー」

コミュニケーション・ゲームは、対戦型のゲームではありません。話している相手より面白いことを言ったり、論破したりして「勝とう」とする必要はありません。相手は敵ではなく、協力してくれる味方です。

コミュニケーション・ゲームは、相手を言い負かすとか自分だけ気持ちよくなることを求めません。相手が気持ちよくなれば、自分も気持ちよくなる。相手が楽なら自分も楽だという一蓮托生のゲームなんですね。(『なぜ、この人と話をすると楽になるのか?』)

コミュ障にとって、初対面の人はみんな敵に見えてしまうもの。しかしそうではなく、一緒にゲームをクリアしていく「仲間」だととらえれば、気持ちが楽になりますね。

ゲームの敵は「気まずさ」

会話の相手は味方。では敵は誰かというと、「気まずさ」です。

例えば、エレベーターの中で誰かと居合わせたときに無言だと、なんとなく気まずくありませんか?しかし、会話が生まれるとその気まずさはどこかにいってしまいますよね。

コミュニケーション・ゲームでは、味方と協力してコミュニケーションを生むことで、この気まずさを倒していくことが目的となります。

ゲームの勝利条件

相手は味方、気まずさが敵。大切なのは、どうやったら勝てるかですよね。

会話が終わったとき、テンションが上がっているか、下がっているか、前者が勝ちで後者が負けです。ゲームに参加しているプレーヤー全員が元気になる、テンションが上がる、そういうポジティブな結果がコミュニケーションのゴール、得点シーンです。(『なぜ、この人と話をすると楽になるのか?』)

「テンションが上がる」方法はたくさんあります。相手を喜ばせたり、びっくりさせたり・・・。ネガティブな気持ちで会話が終了したとき以外は勝ちと言えるでしょう。

吉田アナに学ぶコミュニケーション・ゲーム必勝法~基本編~

コミュニケーション・ゲームのルールは理解したけれど、いざ自分から話しかけようと思っても勇気が出ない・・・それがコミュ障の悲しいところですよね。

「初対面の人と何を話したらいいんだろう?」「面白いことを言わなきゃ嫌われるかも・・・」そんなことはありません!

実は、コミュニケーション・ゲームの超基本戦術は「相手に質問をすること」にあるんです。これなら、自分の話をする必要はありません。おもしろい話をしなくても、相槌レベルの言葉しか発さなくても、十分に勝機をつかむことができるんです!

なぜ「質問」なの?

コミュニケーション・ゲームでは、言葉は自分のものではなく、相手のためにあるものです。自分ですべてを管理することなんてできっこありません。だからこそ、しゃべるという行為は、まず聞くことが先にあるんです。(『なぜ、この人と話をすると楽になるのか?』)

誰かと話しているとき「この人、自分の話ばっかりでつまらないな・・・」と思ったことはありませんか?

「質問」をして相手に話してもらえば、相手の「しゃべりたい」という欲を満たすことができるので、相手に「つまらないな」と思われることはまずありません。

口下手でも、面白いネタがなくても大丈夫。その代わり、たくさん相手にしゃべってもらいましょう

いざ質問!「相手への興味」が鍵を握る

とはいえ、いきなり質問をするのは難しいもの。よい質問をするためには、まず相手に興味を持つことが大切です。興味といっても、「ちょっと気になったこと」「小さな違和感」で十分。

どこに興味をもってどんなことを訊くかはこちら側の問題なので、できるだけ相手の側に寄り添うような質問をしたい。あくまで、その一例として、ぼくなら誤解ウェルカムでまず相手の普段の生活を想像してみます。(『なぜ、この人と話をすると楽になるのか?』)

吉田さんはたとえば、会話相手が日に焼けていたら、「この人は屋外で仕事をしているのだろうか、はたまたサーフィンや山登りのような趣味があるのだろうか?」と想像してみるのだそう。

そんな些細な興味から「ずいぶんいい感じに焼けていますね。どちらで?」と聞いてみれば、相手は何か答えを返してくれますよね。その後は、さらに興味を持てるものを見つけて驚いたりおもしろがったりして、そこから会話を広げていくのだそうです。

相手をよく観察して興味を持てるポイントを探してみましょう!

奥義・「具体的な質問」!

相手に興味を持ったら、いざ質問です。質問をするときに心がけたいのが、「具体的な質問をする」ということ。たとえば「趣味はなに?」よりも「本とか読む?」「映画は好き?」などの質問のほうが相手も答えやすいですよね。

もし答えがイエス・ノーだけで終わってしまったらそれは質問じゃなくて確認です。相手の表情を先入観でトラップして、「最近どう?」をたとえば、「体調悪くない?」へ勝手に翻訳してみせる。そうするといくつか返答が思い浮かびませんか?(『なぜ、この人と話をすると楽になるのか?』)
自分がされて困る質問はNG!答えやすい質問を心がけましょう。

質問しっぱなしはNG!バカにできない「相槌」テク

コミュニケーション・ゲームの極意は「相手に質問してたくさんしゃべってもらうこと」。ただし、質問して終わりではなく、相手が答えてくれたことに驚く、おもしろがるのも大切なことです。

せっかく一生懸命しゃべったのに「ふーん」「へー」といった気のない返事が返ってきたら嫌ですよね。相手への質問を用意するのにいっぱいいっぱいにならず、相槌でリアクションを返すことを心がけることで、相手はたくさんしゃべってくれます。

これは使えるテッパン相槌:「あ、そうなんですか!」「えっ?」「本当ですか!」「どういうことですか?」

最後を絶対に質問で締めくくれば自分の話もOK

相手に質問をしている中で、「あ、今しゃべりたい」と思うときもありますよね。そんなときは我慢せずに、しゃべってしまいましょう。ただし、最後はきっちり質問で締めくくることを忘れないように。

吉田さん「自分の話をしたってもちろんいいんですけど、その場合でも、最後は質問をして、「相手の番」にして返してあげましょう」
話しっぱなしにはならないよう気をつけましょう!

吉田アナに学ぶコミュニケーション・ゲーム必勝法~実践編~

いろいろとテクニックをご紹介しましたが、理屈だけ言われてもわからない!という方も多いのでは?ということで、吉田さんが実際にどうやって話をしていたか、nanapi編集部スタッフとのインタビューの際の会話をご紹介します。

実録!吉田アナの会話テク

吉田さん「給食出ていました?」
nanapi「出ていました、中学校まで」
吉田さん「小学校もそう?小中つながっているわけじゃない?」※1
nanapi「公立だったので、小学校と中学校の学区が同じで、同じ地区の給食をずっとたべていました」
吉田さん「好きなメニューはなんでした?」
nanapi「フルーツポンチでした」
吉田さん「え???」※2
nanapi「デザートでたまに出るんですよ」
吉田さん「たまに???結構出てた???」※3
nanapi「二ヶ月に一回は出たかなって感じです」
吉田さん「なんでそんなに覚えてるの???」
nanapi「結構出たんですよ、たまにヨーグルトが入ってて」
吉田さん「入ってる入ってる」※4
nanapi「男の子はみんな好きだったんで、配膳のときには少なくよそっておいて、おかわりでいっぱい食べるっていうのをやっていましたね」
吉田さん「すぐなくなってたの?」
nanapi「そうですね、男子がおかわりして、女子は我慢して見てるっていう感じでした笑」

それでは、この会話例で使われていた必勝テクをご紹介します!

※1:誤解・先入観ウェルカム!

質問するときに「的はずれなことを聞いてしまったら・・・」と不安になりますが、吉田さんによるとむしろ誤解はしていったほうがいいそうです。

吉田さん「情報の正確性は話題の場合はまったく必要としないんですよ。情報は間違ってていい。というのも、人間は間違った情報を訂正するときに一番しゃべるんですよ」

実際この会話例でも、吉田さんは「小中一貫校だったの?」と実際には間違っている内容で質問をしています。しかしその結果、「公立だった」「学区が一緒だった」など、多くの会話を引き出すことができています。

相手を不快にさえしなければ、誤解・先入観を恐れることはありません!興味を持ったことをどんどん質問しましょう。

※2:リアクションは大きく、が鉄則

吉田さんの相槌は、とにかく大きいのが特徴。「え?」と聞くところも、文字で表すとまさに「え???」になります。自分が話したことへの反応が大きいから、気持ちよく話せます。

吉田さん「リアクションのコツは『え?』って言えるようにすること。違和感みたいなものに反応できるようにする。『え?』っていうと大体みんな話し出してくれるんですよ」

たしかに、吉田さんと話しているときに「え?」と一言言われただけで、「あ、吉田さんにとって給食でフルーツポンチが出るのは珍しいんだ」と感じて、自然とフルーツポンチの話を掘り下げていってしまいます。

オーバーすぎるのも不自然ですが、もっと聞きたいと思ったときは素直に大きくリアクションしてみましょう!

※3:わからないところはちゃんと訊く

「次はこれを質問しよう!」と意気込んでいると、せっかく話してくれていることを聴き逃してしまうこともあります。けれど、話題は用意するのではなく、その人が今提供してくれているものです。

吉田さん「わからなかったら、訊き返していい。知ったかぶり、わかったふりはしない方がいいですね」

話を聞いていてわからないことがあったら、その後の会話で困る可能性もあります。その場しのぎにわかったふりをするのではなく、素直に聞き返してみましょう

「もうちょっと詳しく説明して」と言われれば、「興味を持ってくれているんだ」とうれしくなります。

※4:共感は最高の武器

相槌のなかでも、「共感」する相槌はどんどん発していこう、というのが吉田流です。

吉田さん「自分もそう思う、という共感についてはどんどん発言しましょう。その後に自分の話を始めるとダサいけどね。共感はどんどん言いましょう」

実際、共感されると安心感が生まれ、「もっとこの人と話したい!」と感じました。

もちろん必要以上に共感する必要はありませんが、共感できる話題については素直にリアクションを返すのが◎。

要チェック!明日から使える話題ネタ

話題は基本的に相手と出会ってから生まれるものです。ですが、なにか一つ「これぞ!」というものがあると安心しますよね。そこで吉田さんに、話題に困ったときに使える鉄板のネタを聞いてきました。

誰とでも話の尽きない鉄板ネタ

吉田さん「楽な話題は、共感があって、みんながだいたい経験していて、ディティールが違う話。この話は大体誰とでも盛り上がります。特に学校の話は、みんなが共感できるけれどディティールが違うので、誰とでも話せます」

おすすめなのは、以下の話題です。

  • 修学旅行の話
  • 給食の話
  • 部活の話
  • 委員会の話
  • 使っていた電車の路線の話

ここから派生して、たとえば「好きな給食」「部活のちょっと変わったルール」「通っていた高校の自慢できるところ」は、どんな人とでも話せますからおすすめです。

ちょっとした時間を埋めてくれるネタ

長くは会話できないけれどちょっとした時間を埋める話をしたいときは、「きどにたちかけせし衣食住」が会話のきっかけになってくれるそうです。

  • き=気候:「昨日寒かったけど、外出た?」など
  • ど=道楽:「映画だったら何が好き?」など
  • に=ニュース:「今日のニュースで近所が出てきたけど、見た?」など
  • た=:「今までどこに旅行したことある?」など
  • ち=知人:「さっきおもしろい教授いたけど、見た?」など
  • か=家庭:「兄弟何人いるの?」など
  • け=健康:「具合悪そうだけど、大丈夫?」など
  • せ=世間:「最近話題のあのお店、行った?」など
  • し=仕事:「バイトは何してるの?」など
  • :「いつも洋服どこで買ってるの?」など
  • :「食べ物の好き嫌いある?」など
  • :「どこに住んでるの?」など

こういった話題ネタも、「今日暑いね」で終わらせるのではなく、「今日暑いけど、なんで長袖なの?」などの質問に変えていきましょう。

たくさんの知り合いを!そしてたくさんの友達を作ろう!

話すのが怖い、初対面の人が怖い。せっかく新生活が始まるのに、そんな不安に押しつぶされてしまっていてはもったいないものです。

相手に興味をもって質問さえすれば、お互いが心地よく時間を過ごすことができます。そう考えるだけで、今までよりも楽しく会話できるようになりそうです。

ぜひ、新天地でたくさんの人とコミュニケーションを取ってみてください。きっと素敵な出会いがあるはずです。

今回お話を伺ったのはこの方!

吉田尚記さん:1975年12月12日生。ニッポン放送アナウンサー。『ミューコミ+プラス』のパーソナリティとして、第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。「マンガ大賞」発起人。 株式会社トーンコネクトの代表取締役CMO。著作『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』が発売2ヶ月で8万部を超えてヒット中。

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(ライター:渡邉悠太)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2015年04月06日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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