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社会人になってからの、正しい友だちの作り方

2015年04月01日作成

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社会人になってから、友だちは何人できましたか?

学生時代とは違い、社会人になってから「友だち」を作りにくくなったように感じる人は少なくないはずです。また、学生の頃に比べて友だちが減ったように感じる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、社会人になってからの5年間で500人もの友だちを作ったというコラムニスト・木村隆志さんにインタビュー。さらに、木村さんの著書『友活はじめませんか?30代からの友人作り』をベースにした、社会人が友だちを作る方法をご紹介します!

目次

社会人になると、友だちの数が減る!?

そもそも、なぜ社会人になると友だちを作りにくくなる?

学生時代に比べて、なぜ社会人になると友だちを作りにくくなるのでしょうか。

そのおもな理由として、下記のものが挙げられます。

  • 新しい友だちができるような場へ出かけていない
  • 仕事だけの生活になってしまっている
  • なんとなく、毎日疲れてしまっている
  • 同じクラスなどでたまたま出会った人と友だちになっていただけだから

学生時代の友だちは?

社会人になったばかりのころ、多くの人は「学生時代の友だちがいるからいいじゃん!」と思うでしょう。しかし、社会人なると、学生時代のように授業や部活動などで自然に顔を合わせる機会がなくなり、ライフサイクルの違いなどもあって、当時の友だちとの関係も疎遠になりがちです。

恋愛同様、友だち関係も放置しているとどんどん冷え込んでいくものです。「忙しい」「時間がない」などを理由に連絡が疎かになると、学生時代の友だちはどんどん減ってしまいます。

【結論】社会人になると新しい友だちができにくい&学生時代の友だちと疎遠になる=友だちの数が減る!

STEP1:新しい友だちと出会える場所を探そう

友だちを作るには「新しい友だちと出会える場所へ行く」のが一番有効な手段です。趣味の場など、少しでも自分の興味のある分野の集まりに参加することをおすすめします。

その理由は、次の2つです。

  • 「◯◯に興味がある」という共通点が生まれやすい
  • 趣味を通じて、お互いに切磋琢磨していく過程で仲を深めやすい

今まで続けてきた趣味ではなく、新たな趣味の場へ行く

ここで大切なのが、今まで続けてきたものとは違う「趣味の場」へ行くことです。

今まで続けていた趣味だと、それまでの方法に固執しやすく、他人のアドバイスを受け入れづらいことがあります。自分のアドバイスに耳を傾けようともしない人、あるいは自分のやり方に固執している人を相手に、それ以上仲を深めようとする人は稀です。すでに自分の中でやり方を確立している趣味は、避けたほうが無難でしょう。

木村隆志さん(以下、木村さん)「たとえば、野球が好きなら、腕を使うスポーツとして、ボルダリングやボート、お酒が好きなら初心者向けのワインスクールや日本酒サークルなどに挑戦してみるといいかもしれません」

思い当たる「趣味」がなければ、地域の集まりに参加してみる

趣味の場以外に、地域の集まり(ボランティア団体やお祭りの団体など)に参加することもおすすめです。

自分の住んでいるところや職場の近くなどは、その土地に知見がある、という共通点が生まれます。そこが会話の糸口となり、仲を深めやすくなります。なにより、近くに住んでいる者同士なので急な誘いでも応じやすく、直接会う機会にも恵まれやすいというメリットもあります。

STEP2:目当ての「集まりの場」を見つけたら、出かけよう

お目当ての集まりの場が決まったら、さっそく出かけましょう。…と、その前に、次の点に注意してください。

  • 白を基調とした清潔感ある服装
  • 最低限のマナーを守る

白を基調とした清潔感ある服装

オシャレに決めこむ必要はありません。また、奇抜過ぎる服装はNGです。

奇抜な服装=自分の個性を周囲に押し付けている、という印象を与える可能性があります。性格がどうであれ、なんとなく「面倒臭そうな人」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。清潔感があり、なるべくその場で浮かない服装を心がけましょう。

木村さん「全身真っ黒の服などは相手に威圧感を与えるので、おすすめできません。白などを基調にした明るい色使いで、シンプルなデザインのものを選ぶようにしてください」

最低限のマナーを守る

趣味の話で、特別な気を遣う必要はありません。しかし、最低限、大人としてのマナーには気を配りましょう。

たとえば、初めて会った人には挨拶をする、何かをしてもらったらお礼を言う、など、一般的な礼儀さえ守っていればOKです。

STEP3:話しかけてみよう

新しい友だちと出会える場に足を運んだとしても、受け身姿勢のままではNGです。自分から積極的に話しかける必要があります。

とはいえ、仕事やプライベートで一切関係がない相手にいきなり話しかけるのは、なかなか難しいものです。ここでは、話しかけるタイミングやおすすめの話題についてご紹介します。

「何かを見ている人」に話しかけてみよう

木村さんいわく「何かを見ている人に話しかけるのがベターです」とのこと。何か、とは具体的に次のようなものです。

  • 会議で配られたパンフレットやレジュメ
  • ケータイやスマホ
  • 会場内にあるもの

これらを見ている人は、話す相手がいなく、手持ち無沙汰となっている可能性が高いです。こちらから話かけることで、相手に喜んでもらえるケースもあります。

もし、話しかけることによって怪訝な顔をするような人はそもそも友だちを作りに会場に来ていないので、深追いをせず次の人に話しかけにいってください。

会場内にあるものを話題にしよう

声をかけるときは、相手が「YES」とこたえられる質問にしましょう。

  • (相手がパンプレットを見ていたら)「この◯◯の箇所、僕、少し意味がわからなかったんですよね(笑)」
  • (立食パーティー中だったら)「この料理、おいしいですよね!」

話題は、会場内にあるものからチョイスしてください。会場内=相手と自分の今現在の共通点です。つまり、ほとんど接点がない者同士にとっての唯一の共通点です。

ただし「どこから来たんですか?」など、相手のプライベートに踏み込むような質問は初めての場では不適切になる可能性があります。初対面の相手に個人情報の開示を迫ることになるので、警戒心を抱かれかねません。

相手の趣味、趣向がわかる質問をしよう

上記の方法でいくつか質問を繰り返したら、徐々にプライベートに関する話題へと踏み込みます。特に、初対面の相手には次のような内容について聞いてみましょう。

  • 衣服
  • 住まい
  • 趣味
  • 嗜好

また、セミナーなどで出会った場合は、名刺交換の際が会話を弾ませるチャンスです。名刺交換に成功したら、次のように話を展開させてみましょう。

「職場は表参道なんですね」
「ええ、骨董通りの近くにあります」
「ああ、じゃあ素敵なお店が多そうですね」
「うーん…実は事務所が移転したのは最近なので、全然開拓できてないんですよ」
「そうなんですね。結構普段から飲みにとか行かれます?」
「そうですねー…まぁぼちぼち」

この話題がある程度盛り上がったところで「ちなみに、お住まいはどちらですか?」など、趣味、嗜好がわかる話題について質問してみましょう。

同意・好意・褒めのタイミングで相槌をうとう

好感を持たれる会話を繰り広げるには、聞き上手である必要があります。とはいえ、心理的なテクニックなどが必要というわけではなく、重要なのは表情と相槌です。

人の話を聞くときや笑うときは、きちんと笑顔を浮かべましょう。相槌をうつときは、次の要素を含めると好感を持たれやすくなります。

  • 同意(「同感です」「確かに!」「私もそう思います」)
  • 好意(「いいですね!」「それは良かったですね」「面白いですね」)
  • 褒め(「すごい!」「羨ましいなぁ」)

複数の話題で盛り上がろう

1つの話題で盛り上がったことに満足せず、複数の話題で盛り上がるようにしましょう。

複数の話題で盛り上がることで、お互いのパーソナリティが段々と見え始めます。そのため、印象に残りやすく、さらにたくさんの話題を話すことで共通点も見つけやすくなります。

共通点があると親しみがわきやすく、「また会いたい」と思われる存在になれます。

木村さん「1つの話題で盛り上がるのは、よくあることです。つまり、この段階では、あなたじゃなくても代わりとなる人はたくさんいるので、『また会いたい』という強い気持ちにまではなりません」

STEP4:連絡先を交換しよう

ある程度会話が盛り上がったら、連絡先を交換しましょう。繋がりを作るのは、FacebookやTwitterなどのSNSがおすすめです。

SNSのメリットは2つあります。

  • LINEや電話番号よりも、連絡先を交換する抵抗が少ない
  • 適度な距離感を保てる
  • お互いの趣味嗜好などが分かり、今後の会話が弾む

LINEやメールなどは用がないとメッセージを送りにくく、何の連絡もとらないままに月日が過ぎてしまうことは非常によくあります。木村さんいわく「連絡先を知りつつ連絡をとらない相手との関係=お互いに連絡を拒絶した関係」とのことです

その点、SNSでは投稿さえすればお互いのタイムラインにその内容が表示されます。たとえばFacebookでは「いいね!」ボタンやコメント欄など、相手とライトに繋がれる機能も充実しています。実際に会うことはなくても、関係性は維持できます。

木村さん「コメントを送るときのポイントは、具体的なメッセージにすることです。『よかったですね!』ではなく『◯◯を頑張っていたからでしょうか。よかったですね!』など。相手に『ちゃんと見てくれている』と感じてもらえば、好感を持たれやすくなります」

お礼のメッセージを送ろう

初めて会った日の帰り道か翌日に、メッセージを送りましょう。内容は「集まりでのお礼」「さっき話せなかった共通点」とします。

<例>
今日はありがとうございました!
ワインの話から音楽の話まで、いろいろ話せて楽しかったです。
そういえば、出身は北海道なんですね!僕も旭川の出身なんで驚きました(笑)!

別れた後でも、お互いを思い出すアクションを起こすことで親しみが湧きやすくなります。

STEP5:遊びに誘ってみよう

その後、何度か趣味の場で会い「関係が深まったかな?」と感じたら、遊びに誘ってみましょう。

このときのポイントは、相手に絡めた内容でお誘いメッセージを送ることです。たとえば、前に会ったときに「無添加のワインにハマっている」と話していたら、次のようにメッセージを送ってみましょう。

<例>
お久しぶりです!
◯◯さん、無添加ワインお好きでしたよね?
実は、渋谷にコスパの良い無添加ワインを出すお店の情報を手に入れたんですよ!
一人だと行きづらいんで、良かったら一緒に行きませんか?

食事以外にも、次のような要素を相手の情報にあわせてメッセージを送ってもOKです。

  • 季節(「去年お花見しましたね!今年も開催しませんか?」)
  • 一緒に経験した思い出のモノ、こと(「二次会でビリヤードしたら◯◯さんを思い出しまして。また行きませんか?」)
  • 場所(「前に会場になってた恵比寿のバー、また行きたくなったんですけど、良かったらいきませんか?」)
木村さん「すでに仲の良い人などには『久しぶりですね、飲みに行きませんか?』と送る人もいるようですが、これでは万人に送ることができる内容なので、相手の心に響かず、あまり効果的な誘い方とはいえません」

STEP6:仲を深めよう

最後に、さらに仲を深めるためのポイントをご紹介します。

「特別」であることを伝えよう

さらに親密になるには、相手が特別だという思いを伝えましょう。たとえば、以下のようなものです。

  • 「いやー。◯◯さんは話しやすいから、ついしゃべりすぎちゃうなあ」
  • 「◯◯君と飲んでいる時が、一番気が楽だよ」

ただし、会って間もないのにこういうことを伝えると、不信感を抱かれてしまうことも。何度か会って、距離が縮まってきたと感じたときに使う切り札にしましょう。

木村さん「人間は、好意を見せられると、自分も同じだけ、あるいはそれ以上を返したくなる心理があります。まずは自分から好意を伝えることが大事ですね」

仕事疲れで、友だち作りが億劫な場合は?

冒頭でご紹介したとおり、社会人になって友だちができにくくなる理由として「仕事だけの生活になってしまっている」「なんとなく、毎日疲れてしまっている」というものも挙げられます。

新しい友だちを作るには「出会いの場」へ行くのが一番ですが、そういった力が残っていない人の場合はどうすればいいのでしょうか。

生活リズムを整え直そう

仕事だけの生活になってしまっている人にありがちなのが、「新しい友だちを作る時間がない」というものです。そういった人たちは、仕事の忙しさから生活リズムが崩れ、自分のための時間を思うように使えていない可能性があります。

その場合はまず、睡眠・食事・その他の行動など、自分の生活リズムを整え直すことから始めましょう。

生活リズムが整うと気持ちも前向きになり、新しい友だちを作ることにも積極的になれます。また、生活リズムが整うと自分のための時間も確保しやすくなるので、外へ出かけることへも抵抗がなくなるはずです。

仕事とプライベートを切り分けて考えよう

なんとなく毎日疲れてしまっている人にありがちなのが「仕事とプライベートの切り分けができていない」というものです。そのため、せっかくの友だち付き合いも「自分は疲れている」「仕事と同じで、どうせ疲れる」などと考えてしまいます。

その場合、まずは「自分は疲れている」という自己暗示を取り去ることから始めましょう。友だちに会い、楽しい時間を過ごしていると、自分自身が思っていた「疲れ」は案外早く忘れてしまうこともあります。気分転換のつもりで、思い切って外へ出てみましょう。

ただし、本当に疲れているときは休むようにしましょう。

社会人からの、友だち作りの心得

好き嫌いをすぐに判断しない

ある時点では「なんとなく合わないなぁ」と思う相手でも、時間が経つと仲良くなることがあります。木村さんいわく「人間の好き嫌いは、勘違いによるものが多い」とのこと。出会って間もない人を、すぐに「好き」「嫌い」と判断するのはやめましょう。

「苦手だ」「合わないかもしれない」と思っていると、その気持ちはすぐ相手に伝わります。すると、一度も距離が縮まることなく、そのまま疎遠になってしまいます。

一方、社会人になると、いいなと思った相手であっても「いまいち」「自分とは合わないかも」と感じたらつい減点方式でみてしまうことがあります。これでは、仲良くなるのは至難の業です。

木村さん「ポイントは、判断に白黒つけず、グレーでいることです。完全に黒だ、嫌いだ、などと判断しないので、余裕を持って相手に接せます。逆に、出会ってすぐ好きになった場合も錯覚であることが多いので、しばらくはどちらでもないと思っておきましょう」

時間を無駄にしない

社会人になると、学生時代よりもプライベートな時間が限られます。自分はもちろん、相手の時間を無駄にしないことが大切です。

そのため、ダラダラと自分の話ばかりしたり、帰りたがっている相手を無理に引き止めたりはNGです。もちろん大人として、約束した時間に遅刻するなどは厳禁。時間やマナーは必ず守りましょう。

「俺が、俺が」な主張はしない

友だち作りにおいて大切なのは、謙虚で素直な姿勢でのぞむことです。「俺が」「私が」など、自分を押し付けてはいけません。

今回お話を伺ったのはこちら!

木村隆志さん

人間関係・友だち作り・恋愛・結婚コンサルタントをはじめ、コラムニスト、タレントインタビュアーなど多方面で活躍中。30歳を過ぎたころ、友だちがほとんどいないことを実感して友だちづくりをはじめ、5年の間で500人の友だちを作った。「与えられた環境でたまたまそこにいた人と友だちになっていた学生のころと違い、自分から友だちを作りにいけるのが本当の社会人です。今の自分に合う考え方やライフスタイルの友だちがいるだけで、人生が楽しくなりますよ」と、木村さん。

(イラスト:モップシュポンタン)
(ライター:高根ちさと)

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本記事は、2015年04月01日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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