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あのビックカメラが教える空気清浄機の選び方&おすすめ空気清浄機

2016年11月21日更新

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花粉やホコリを含んだ空気をきれいにしてくれる空気清浄機。最近では一家に一台どころか一部屋に一台置いておく家庭も増えてきましたよね。たばこを吸う人や花粉症の人がいるご家庭では、その効果はより実感しやすいのではないでしょうか。

ところで、実際に空気清浄機を選ぶにあたって「これだけは抑えておきたい」というポイントをご存じですか?適用床面積やファン式・電気式の違い、吸気方式の特徴、そして加湿機能の有無などなど……調べることがたくさんあって難しいですよね。

そこでここでは、ビックカメラの新宿西口店で家電コーナーの主任をつとめる家電のプロ・大石剛史さんに、空気清浄機を選ぶときのポイント、そしておすすめの空気清浄機を紹介していただきました!

空気清浄機の選び方

空気清浄機を選ぶときは、自分がどういった機能を求めているか、どの場所に置く予定か、を考えてみましょう。

基本性能の違い

空気清浄機の集じん機能は、大きくファン式電気式(イオン式)のふたつに分けられます。各方式の特徴と利点は以下のようになっています。

特徴 どこにおすすめ?
ファン式 ファンで吸い込んだ空気をフィルター等に通して汚れを取り除きます。電気式に比べ強力な集じん機能を持ちます。 リビングなど広いところでの使用
電気式 静電気を発生させて、空気中の汚れを帯電させて引きつけます。稼動音が静かなのが特徴です。 音に敏感な赤ちゃんやペットがいる部屋

また、こうした機能の違いのほか、最近では加湿機能も併せもつ多機能タイプの「加湿空気清浄機」が増えています。

大石さん「たとえ多機能タイプであっても、空気を清浄する機能は単機能タイプに劣りません。そのため、多機能タイプを選ぶのがオススメです」

排気方式

空気清浄機を買うときに気をつけたいのが、排気方式です。

「排気方式」とは、どこから空気を吸い込んでどこから排出するのかの違いのことです。

各メーカーから販売されている空気清浄機のほとんどが、前面か側面から空気を吸い込み、上部やななめ上から綺麗な空気を吐き出す「前(側)面吸気・上面排気」のものです。この方式のものは場所を選ばないため、どのようなお部屋でも使えます。

しかしここで気をつけたいのが、背面から空気を吸い込み、背面から排気するという「背面吸気・背面排気」方式を採用しているものです。この方式の空気清浄機は後ろから空気を吸い込むため、本体の周りにある程度のスペースが必要になることを覚えておきたいですね。

前面吸気式はダイキン、日立、パナソニックなどのメーカーによって作られており、背面吸気式はSHARP製がほとんどです。
大石さん「排気方式にあわせて設置場所を決めなければ、空気清浄機が持つ機能を十分には発揮できません。空気清浄機を買ったらどこに設置するか?を考えてから、購入を検討するようにしましょう!」

お部屋の広さと「適用床面積」

空気清浄機には「適用床面積」が設定されています。これは、その機体が空気をきれいにすることができるちょうどいい床数のことを指す数値です。

しかし、この適用床面積とは「規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できるお部屋の広さ」をあらわしており、実質的なお部屋の面積と対応して考えるのはおすすめできません

そのため、基本的には「適用床面積のおよそ半分ほど」が実質的な適用床面積の数値であると考えていいでしょう。たとえば適用床面積が約13畳の空気清浄機は、6畳ほどのお部屋に適している、と言えます。

大石さん「加湿空気清浄機の購入を検討している場合は、「適用床面積」の近くにあるであろう「加湿畳数」の数値を見てみてください。この数値は、そのまま空気清浄のもっとも使いやすい畳数として考えることができます」

ちなみに、空気清浄機は適用床面積が大きいものほど空気清浄機能も高くなっていく「大は小を兼ねる」タイプの家電製品です。実際の適用床面積よりも狭い部屋に設置すると、より強い空気清浄効果が期待できますよ!

フィルターのメンテナンス頻度とランニングコスト

基本的に10年は持つといわれている空気清浄機ですが、空気中のごみをとる「集じんフィルター」のお手入れだけは欠かせません。掃除機で掃除できるもの、水洗いできるものなどさまざまなフィルターがありますが、定期的なメンテナンスを求められるものが大多数です。

しかしなかには「小まめなお手入れとか面倒くさいでしょ?お手入れしなくていいから定期的にフィルターごと買い換えてね!」というメーカーも存在します。これは北欧メーカー「Blue air(ブルー・エアー)」をはじめとして、海外製の製品によく見られるタイプです。

大石さん「定期的なメンテナンスを自分で行いコストを減らすか、お金はかかってもお手入れの労力を減らすか。自分のライフスタイルにはどっちが合っているのかを考えて空気清浄機を選ぶことをオススメします」

お値段の相場

空気清浄機の値段相場は、一般家庭用の場合はだいたい3万円前後ほどです。また、通常のものよりも機能・性能ともに高いグレードアップモデルものであれば、6万円前後と考えていいでしょう。

大石さん「例年夏ごろに新型が出るので、新型が発売する前の春ごろは特にお買い得になっております」

おすすめ空気清浄機5選

それでは、おすすめの空気清浄機を5つ厳選して教えていただきます!

写真に写っている値段は、撮影当時のものです。最新の値段はお店に直接ご確認ください。

シャープ KC-E50「プラズマクラスター7000 スタンダードモデル」

寸法 幅399mm×奥行230mm×高さ615mm
1日あたりの電気代の目安 約3.8円
空気清浄適用床面積(目安) ~14畳
加湿適用床面積(目安) ~13畳(プレハブ洋室)/~8畳(木造和室)

空気清浄機KC-E50の特徴は、シャープ製品特有の「プラズマクラスター」機能です。よく話題に上がる「プラズマクラスター」機能、実際はどういう機能なのでしょうか?

大石さん「プラズマクラスターは、プラスイオンとマイナスイオンを同時に発生させます。これにより、静電気でカーテン・カーペットなどにくっついているごみやホコリを引き剥がす『除電効果』が見込めます」

KC-E50はプラズマクラスター7000機能を搭載しており、「集じん」、「除電」、空気を循環させる「循環システム」という3つの柱から、その高い人気を獲得しています。

スタンダードタイプということもあり、サイズ感やお値段もちょうどいいと各世代から人気の一台です。

ダイキン TCK70R「ストリーマ搭載 加湿空気清浄機」

寸法 幅395mm×奥行287mm×高さ620mm
1日あたりの電気代の目安 約6.1円(eco節電時)3.3円
空気清浄適用床面積(目安) ~31畳
加湿適用床面積(目安) ~31畳

プラズマイオン放出による集じんとファンによる吸い込みというダブル方式で、空気中のさまざまなごみを吸い取ってくれるTCK70Rです。ダイキン特有の強力な光速ストリーマによって、吸い込んだ有害物質やごみ・においのもとを分解・除菌してくれるのが特徴です。

大石さん「こちらの機種は、空気から吸い込んだごみだけでなく加湿に使う水まで除菌してくれるため、お部屋の中をとても清潔にうるおしてくれます」

また、前面と両側面の3方向から吸気する「3方向吸引」を実現させており、より多くの空気を一気にキレイにすることができます。

シャープ KI-EX55「プラズマクラスター25000 プレミアムモデル」

寸法 幅392mm×奥行265mm×高さ635mm
1日あたりの電気代の目安 約4.5円
空気清浄適用床面積(目安) ~18畳
加湿適用床面積(目安) ~15畳(プレハブ洋室)/~9畳(木造和室)

こちらは前述のシャープ「KC-E50」の上位モデルです。こちらのタイプでは、プラズマクラスターが「プラズマクラスター25000」としてイオンの排出量が増えたほか、除菌・脱臭といったその他の機能もさまざまにパワーアップしています。

大石さん「防臭・除菌機能の「パワフルショット」が特徴的です。ペットやたばこなどによるにおいが気になる場所へショットすることで、局地的ににおいを消すことができます」

照度センサーも搭載されており、部屋の電気が消えたことを察知すると稼動音が小さくなったり、消費電力が少し減ったりする利点があります。

シャープ KI-EX100「プラズマクラスター25000 プレミアムモデル」

寸法 幅427mm×奥行303mm×高さ703mm
1日あたりの電気代の目安 約6.5円
空気清浄適用床面積(目安) ~36畳
加湿適用床面積(目安) ~24畳(プレハブ洋室)/~14.5畳(木造和室)

こちらはKI-E50、KI-EX55と続いてきたシリーズの最上ランク。EX50・EX55をより大きく、さらに性能を良くしたプレミアムタイプだと考えていただいてよいでしょう。

この機種だけの特徴的な機能としては、「ともだち家電」が挙げられます。シャープの家電に採用されることのあるココロボシステムを搭載しており、スマートフォンからの遠隔操作や簡単な受け答えができます。

大石さん「かなり大きめの機体のため、広いお家、もしくはにおいが強めのペットを飼っているお家などにおすすめです」

とはいえ空気清浄機は大は小を兼ねる家電ですので、より強い空気清浄機能を求めている方でしたら上位モデルを買っても損はないですね。

日立 EP-KVG900「ステンレス・クリーン クリエア」

寸法 幅369mm×奥行254mm×高さ669mm
1日あたりの電気代の目安 約5円
空気清浄適用床面積(目安) ~41畳
加湿適用床面積(目安) ~30畳

最後に、オシャレな前面ガラスパネルが特徴的な日立のステンレスクリーン・クリエアです。使いやすいタッチパネルは日立製の冷蔵庫と同じデザインを採用しており、デザイン面でもクオリティの高いものになっています。

そのまま洗えるステンレス製の脱臭フィルターが特徴で、掃除機を持ち出さなくてもカンタンにお手入れができるようになっています。またガラスパネルは傷と汚れに強く、掃除しやすいというのも長所ですね。

大石さん「お手入れのラクさとデザインのかわいらしさから、女性におすすめの製品です。日立の同デザインの冷蔵庫とセットで購入される方も多いです」

自分に合った空気清浄機を選ぼう!

ひとくちに空気清浄機といって生活によって選び方はさまざまです。より自分のライフスタイルに合った空気清浄機を探したいですね!

取材協力

ビックカメラ 新宿西口店 6F家電コーナー 主任
大石 剛史さん

(image by ビックカメラ)
(image by nanapi編集部)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2016年11月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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