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春に食べたい「いかなご」の基礎知識

2015年02月06日作成

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釘煮に使われる「いかなご」という魚、あんまりよく知らない……という方も多いのではないでしょうか?毎年2月の中旬~下旬ごろに解禁され、よく食べられる魚です。

2015年の解禁日は2月26日だそうです。

実は全国で収穫される魚であるにもかかわらず、地方によっては知名度がかなり低い魚で、また「いかなご」という名前も聞き慣れないと不思議なものです。見た目から、シラスと勘違いされることも多いのだとか。

今回は、そんな「いかなご」の基礎知識を紹介します。

目次

いかなごとは

どんな魚?

スズキ目イカナゴ科の小さな魚。大きさによって値段が変わり、小さければ小さいほど高価になります。透明感のある稚魚の時期が最も高価で、成長と共に背中の部分が黒ずんでいき、それと共に味も落ちていくと言われています。

2月下旬~3月ごろが旬で、いかなごが食卓に並ぶと、もうすぐそこまで来ている春を実感する人も多いようです。

いかなごがとれる場所

ほぼ全国的に収穫される魚ですが、主な産地は北海道、大阪、兵庫、愛知、宮城、茨城などです。特に明石海峡のあたりでとれるいかなごは絶品だとか。

シラスに似ているが……?

厳密に言うと違います。シラスは細長く白い魚の稚魚の総称として使われることもありますが、一般的にシラスとはマイワシとカタクチイワシの稚魚を指します。いかなごは成長してもいかなごのままなので、種類が違うのですね。

名前について

名前の由来

変わった名前ですよね。色々いわれがあるようなので、紹介してみます。

  • 旅人への返事説(神戸)

旅人が「この魚は何ですか?」と尋ねたところ、村人が「何とおっしゃいました?」という意味の方言で返事をし、旅人がその方言「いかなご」を魚の名前だと勘違いした、という説です。

  • 泳ぐ姿説(兵庫)

水面を群れ(玉)になって泳ぐ姿から、玉筋魚(いかなご)と名づけられたという説です。

  • 魚の見た目

「糸のように細長い小魚」から。「糸のごとき魚」→「イトノゴトキサカナ」→「イトノゴトキ」→「イカナゴ」と変化した、という説です。

名前の多い魚、いかなご

いかなごは日本全国でとれる魚なので、呼び名も地方によって、また大きさによって変わっていきます。

稚魚の場合は、

  • 小女子(コウナゴ):東北
  • シンコ:西日本

と呼ばれます。成長したものの場合は、

  • 大女子(オオナゴ):北海道
  • 女郎人(メロウド):東北
  • 古背(フルセ)、加末須古(カマスゴ)、金釘(カナギ):西日本

と呼ばれます。色々ありますが、全て同じいかなごのことを指します。

主ないかなごの調理法

釜上げ(新子)

いかなごの子どもを釜ゆでして、半透明から白くなったものを、「新子」もしくは単に「釜上げ」と言います。そのままでもおいしいですが、ポン酢などをかけるのがおススメです。

かなぎちりめん

釜ゆでしたものを天日干しにしたものが、かなぎちりめんです。味がぎゅっと凝縮されて濃くなっているので、ご飯のおともとしてよく食べられます。

くぎ煮

生のシンコを醤油・砂糖・しょうがで煮詰めたもので、出来上がりが折れた釘のように見えることから、この名前がつきました。

春先にはいかなごを食べてみよう

春先に旬を迎えるいかなご、油が乗っておいしさもひとしおだそうです。ご飯のおとも、お酒のおともにぴったりですね!スーパーなどでお見かけの際にはぜひ一度、食べてみてはいかがでしょうか?

(image by amanaimages)

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本記事は、2015年02月06日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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