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ポテトに歯?異物混入に気づいたときの正しい対処法

2015年01月27日作成

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チキンナゲットに青いビニールのようなものが混入していたことから、マクドナルドを中心に日本を騒がせている異物混入事件。「フライドポテトに歯が入っていた」「お弁当にネジが入っていた」など、食品業界の異物混入が相次いで報告されています。

そこでここでは、消費者である自分が実際に異物混入を発見してしまった場合、どのような対処をするのが適切なのかをご紹介します。

目次

異物混入が発覚したときの連絡先

1:製造元に連絡をする

ひとつめは、食べた食品に書かれている製造元に連絡をすること。通常、食べた食品には「製造所」や「お客様相談センター」といった連絡先が書かれています。

ファストフード店やレストランで異物を見つけた場合は、直接お店に伝えましょう。

2:販売店へ連絡する

ふたつめは、異物が混入していた食品を販売していたお店に直接持参する方法です。直接製造元に連絡するのが難しい場合などは、販売店で対応してくれることがあります。

3:保健所に連絡する

そしてみっつめが、身近な保健所に連絡をすること。保健所に''中立的な立場''をとってもらい、異物混入について客観的に判断してもらいたいときにふさわしい連絡先です。

なお、保健所は原因を見つけ再発防止を指導する機関です。返金や請求については保健所では関与していませんので、製造元等に連絡しましょう。

異物が混入していた場合は、目的により製造元・販売店・保健所のどれに連絡するかを決めるとよさそうです。

異物混入を発見したときの対処法

1:証拠写真を撮る

異物混入品の写真を撮影するかどうかは個々の判断によります。撮っておいたほうが安心するのなら撮ったほうがいいでしょう。製造元など訴え先にお任せして必要ないと判断すれば、撮らなくても構いません。「紛失されてしまったら……」と心配な人は撮っておいたほうがいいかもしれませんね。

2:異物混入した商品を保管しておく

異物混入を発見した場合、''現物保管は絶対必要''です。変質しやすいものの場合は冷蔵保管を、ビニールや歯といった固形のものの場合はタッパーに入れて保管しておくのもひとつの手です。

3:「製造元」「販売店」「保健所」のいずれかに連絡をする

基本的に責任を負っているのは製造元。製造元に連絡すると、その場でオペレーターが対応し、謝罪。どの製造過程で混入したのかを調べるため、異物を送ってほしいと頼まれるケースも多いそうです。

また、家から近い販売店へ持参する方法もあります。販売店へ訴えると、その場で返金や謝罪をしてもらえる可能性が高まります。

保健所に連絡をすると、製造元と消費者の間に立った中立的な立場で対応してくれます。ただし異物の原因を調べるために相当時間がかかる場合もあります。''基本的には1週間以上、長い場合は数ヶ月も時間を要する''ことも。調査が終わったら必要に応じて報告してくれるそうですよ。

未開封のままのほうがいい?

透明の袋などの外側から明らかに異物が混入していることがわかる場合は、未開封のまま持っていきましょう。一度開封してしまうと、後から異物が入った可能性も否定できなくなってしまうので、できれば未開封のほうがいいですね。

賞味期限が過ぎている商品でも大丈夫?

基本的には製造元も保健所も''「異物混入の原因を追究して再発防止を務める」のが目的''です。

賞味期限が過ぎている商品に異物を発見した場合は、製造元と消費者同士で話し合うのが基本的なスタイル。賞味期限が過ぎてカビが発生した場合などは、消費者側の問題となります。

一方で、たとえば未開封のものでもガラスが入っていたとなると、賞味期限が過ぎていたとしても製造元が原因を調べ、ほかの製品に問題のないことをきちんと調べなければいけません。異物の種類によっては「賞味期限が切れているので対応できません」と断られることもあるそう。

証拠がない場合でも対応してもらえる?

何らかの異物を飲み込んで具合が悪くなった場合は、医療機関を受診しましょう。食中毒の可能性があるとの診断があった場合、因果関係の調査が必要になります。

また、食品のなかに何か入ってしまっているような場合でも、''抜き出さずに見つけたときのそのままの状態で保管する''のが一般的。抜き取ってしまうと、異物が後から入ったのか元から入っていたのかの判断がしにくくなってしまうので、発見したままの状態にしておきましょう。

記録を残しておく

異物混入物を見つけた場合は記録を残しておくと原因追求がしやすくなります。

  • 購入した店舗
  • 購入した日時
  • 商品名
  • レシート
  • 包装紙

など、混入品に携わるものは可能な限りすべて残しておくといいですね。

特に包装紙には賞味期限や商品番号などが表示してある場合が多いので、商品を特定するための重要な情報源になります。いつ、どこの工場のどのラインで異物が混入したかなどの情報を知るために必要です。

包装紙を捨ててしまった場合は仕方ありませんが、自宅のゴミ箱にあるなら取り出して保管しておいたほうがいいでしょう。

また、異物の混入では、金属異物がでてきたと思ったら自分の歯の被せものであった事例もあります。個人宅での混入の可能性もあるので、注意して確認してみましょう。

以上の内容は東京都福祉保健局・食品監視課のお話を参考に作成しました。

異物混入の際の返金や謝罪について

異物混入の際の返金や謝罪については、基本的には当事者間での話し合いになります。製造元に連絡し、協議しましょう。

参考までに、異物混入の際の各企業の対応をまとめてみました。

カルビーポテトチップス異物混入の対応

ロケットニュース24」では、カルビーの製品に異物混入を見つけた際の経緯を詳細にレポートしています。問い合わせをしてからのカルビーの対応は、

  • 1.電話オペレーターが丁寧に謝罪して、「そのときの状況」「包装袋に記載されている製造所固有番号」「記者の連絡先」を確認
  • 2.異物を調べたいので、保管するように言われる
  • 3.その異物は配送会社が回収するので、梱包しなくても良いと言われる
  • 4.問い合わせ翌日、配送会社が自宅を訪れ異物を回収
  • 5.2日後、カルビーから異物が到着した旨と、報告書の作成に1週間かかる電話連絡を受ける
  • 6.4日後、お詫び状と共にカルビー商品(5点)の入った小包が届く
  • 7.10日後、報告書が遅れた旨を謝罪すると共に、報告書が出来たと電話連絡を受ける
  • 8.12日後、再発防止策のつづられた報告書と、カルビー商品(5点)の入った小包が届く

というとても丁寧なものでした。この記事がネットで話題を呼び、「カルビーは丁寧なクレーム対応をしてくれる」と話題になりました。

マクドナルド異物混入の対応

話題になっているマクドナルドでは、このような対応をしているようです。

お客様へはお詫びと返金を実施し、また当該異物の成分分析を第三者機関にて調査しております。なお1月5日より当該商品が製造された同じ工場で同じ製造日の「チキンマックナゲット」資材の使用を中止しました。(日本マクドナルドより)

商品を購入したぶんの返金をし、調査をするという対応ですね。

ペヤング異物混入の対応

カップ焼きそばへの虫の混入が発見されたペヤング焼きそばの製造元・まるか食品は、このような対応でした。

全商品を自主回収し、生産を全面停止。数十億円かけて設備の刷新も検討
消えたペヤング 虫1匹に払う数十億円の代償 | 日本経済新聞より)

たった1匹の虫の混入で、ここまでの大騒動になりました。

異物混入への対応は様々

異物混入を発見したとき、製造元の対応は様々です。状況によっても変わることがありますので、全てに望み通りの対応をしてくれるとは限りません。必要以上の賠償を求めることはやめましょう。

また、食品メーカーにとって、異物混入によって信頼を失うのは本当に怖いことです。だからこそ、いたずらに返金や賠償を求めて何でもかんでも異物混入と騒ぎ立てるのはよくありません。例えば金属の混入の場合、自分の歯の詰め物がとれたのを異物混入と勘違いしてしまうケースも多いのだとか。異物混入を見つけたら、もともと入っていたのか、自分が入れてしまったのかはよく考えて判断する必要があります。

再発防止をして「安全な食の日本」に!

異物混入を見つけたら、速やかに連絡をして適切な処置をとってもらいましょう。消費者ができることは原因を明らかにし、二度と同じことを起こさないよう手伝うことです。再発防止に努め、安心・安全な食の国である日本にしていきたいですね!

(image by amanaimages1 2 3)

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本記事は、2015年01月27日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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