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開発途上国の子どもたちと食事を分け合うことができる「TABLE FOR TWO」とは

2015年01月19日作成

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日本はいわゆる「先進国」です。大多数の国民が教育を受け、毎日ご飯を食べ、温かいふとんで眠るという、不自由のない生活を送っています。

しかし世界に目を向けてみると、そういった環境が整っていることは、とても運のいいことだったのだと気づくでしょう。世界には一口のパン、一口の水にも困るような子どもがたくさんいます。

そんな現状は知っていて、何かしたいという気持ちはあるものの、何をしたらいいのかわからない……という人は多いかもしれませんね。今回紹介するのは、飢餓や栄養失調で苦しむアフリカの子どもたちに、簡単な方法で食事を寄付することができる、「TABLE FOR TWO」というプログラムです。

「結局何もできないんだよなあ」と思っていた人も、ぜひ一度目を向けてみてください。

目次

TABLE FOR TWO ってなに?

その概要

現代では「食の不均衡」が大きな問題となっています。10億人以上が肥満に悩み、一方では10億人以上の人が飢餓や栄養失調で命を落としています。食料の需給のバランスが、かなり悪いのです。

TABLE FOR TWO(TFT)は、そんな食の不均衡を解消することを目的として作られました。TABLE FOR TWOを直訳すると「2人の食卓」。先進国の人々と開発途上国の子どもたちが、食べ物を分け合おうというプログラムです。

TFTのしくみ

では、どのようにして食べ物を分け合うのか、その仕組みについて解説します。

まず、TFTの対象になっている食品や定食などを、コンビニやレストランなどで購入します。すると1食につき20円の寄付金が開発途上国に送られ、子どもたちの給食になる、という仕組みです。

20円は開発途上国での1食分の給食の金額に当たります。つまり、先進国で1食を食べると、開発途上国に1食分の給食を提供していることになります。

TFTに参加するメリット

TFTに参加すると、支援する側、される側のどちらも健康になれるというメリットがあります。

上記にもあるように、世界では食の不均衡が大きな問題となっています。TFTに参加することで、開発途上国の子どもたちに食事を与えることができ、食の不均衡を解決する第一歩を踏み出すことができます。

また、先進国でTFTに参加しているお店では、ヘルシーな食事メニューを提供します。肥満や、栄養の偏りの見られる先進国の人々は、TFTに参加することで栄養バランスのとれた食事を食べることができます。

食事を分け合うことで、お互いに健康になれるのが、TFTのメリットです。

TFTに参加するには?

TFTに参加するには以下の方法があります。

TFTプログラムを実施するレストラン等に食べに行く

現在、日本でTFTプログラムを実施しているレストラン・カフェ・ホテル・結婚式場は94店舗あります。また、TFTが提供する美味しいヘルシーご飯を検索できる「ヘルメシなび」は、TFTメニューのあるお店も検索できるのでオススメです。

TFTのヘルシーグルメサイト「ヘルメシなび」で簡単検索!

お住まいの近くに店舗があるという方は、一度足を運んでみてはいかがでしょう。

買い物をする

近くにTFTプログラムに参加しているレストランがないという場合は、コンビニや通信販売でも参加できます。店舗で食事をするのと同様に、売り上げの一部が途上国の子どもたちの給食になります。

楽天レシピに料理のレポートを投稿する

レストランに行ったり買い物をするだけでなく、料理を作ることでも寄付をすることができます。「楽天レシピ」に投稿されたレシピの中から料理を作り、そのレシピの投稿者に「つくったよレポート」と呼ばれるレポートを送ります。

2件のつくったよレポートを送ると、楽天レシピからTFTへ寄付金が送られ、TFTから途上国の子どもたちへと給食を1食届けることができます。

直接寄付する

TFTメニューを食べる機会のない人でも大丈夫。自宅でヘルシーな食事をとり、その分の寄付をTFTに寄付してほしい、との観点から、直接寄付をすることもできます。

プログラムの継続性の観点から、「20人の子ども達の1か月分の給食代8,000円」から毎月、もしくは数ヶ月ごとの寄付をお願いしています。

その他

上記の方法以外にも、TFTを世界に紹介する、という方法でTFTに参加することができます。

直接寄付につながる行動も大切ですが、その活動内容を世界に広めていく行動も大切ですよね。

TFTの運営団体って?

TFTを運営しているのは、特定非営利活動法人(NPO法人)TABLE FOR TWO International事務局です。また、TFTの活動は様々な外部の協力者にも支えられており、その協力者たちは以下の7つにカテゴリー分けされて、TFTの活動をサポートしています。

  • アドバイザー
  • アンバサダー
  • 評議員会
  • パートナー・プロボノ
  • 参加企業・団体‐食べる
  • 参加企業・団体‐作る
  • TFT UA 大学連合

それぞれについて簡単に紹介します。

アドバイザー

TFTの活動について、戦略・運営に関するアドバイスを出す人々。元外務大臣の川口順子氏、 慶応義塾大学教授の竹中平蔵氏、ソシエテミクニ代表取締役の三國清三氏など、政界、教育界、料理界に名を馳せる、そうそうたるメンバーが参加しています。

アンバサダー

TFTの趣旨に賛同し、PR活動を行う人々。現在はキャスターの内田恭子氏、モデルのANGELA氏、写真家の桐島ローランド氏が活動しています。

評議員会

TFTの趣旨に賛同し、自らの広い知見やネットワークを使って、TFTの活動に貢献している人々。大塚倉庫株式会社代表取締役社長の大塚太郎氏、株式会社KS International Strategies 代表取締役/環境省参与の島田久仁彦氏、株式会社アシモード代表取締役/一般社団法人日本ナチュラルビューティスト協会理事長の松崎みさ氏が参加しています。

パートナー・プロボノ

「パートナー」はTFT活動を資金面から支援する企業、「プロボノ」はウェブサイト、料理、プロモーションなど一般人には難しいサービスのサポートをする企業のことです。どちらもTFTの活動の輪を広げ、社会事業を育成するのに欠かせない存在です。

参加企業・団体‐食べる

TFTのプログラムに参加し、その食堂でTFTのメニューが食べられる企業・団体。現在、伊藤忠商事株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社日立製作所など、660の日本の企業・団体が参加しています。

参加企業・団体‐作る

このグループは大きく以下の3つに分けられます。

  • 「参加企業・団体‐食べる」の企業・団体の食堂でTFTメニューを作っている給食会社
  • 店舗でTFTメニューを販売しているレストラン・結婚式場
  • TFTドリンクメニューの入った自動販売機を設置している企業

現在200の日本の企業・団体が参加しています。

TFT UA 大学連合

TFTを支援する大学生の団体。大学食堂にTFTを導入しています。また、全国の大学へTFTを広げるため、イベントの企画運営などを行っています。現在、150の大学が参加し、1000名のメンバーが活動しています。

選び、食べることで分け合うことができる

支援団体の考案したメニューを食べることで、途上国の子どもたちと食事を「分け合う」というコンセプトのTFTのプログラム。今までにあまりなかった支援の形ではないでしょうか。また、TFTで提供されているメニューはどれもヘルシーなものなので、参加したほうにもメリットがあるという点は画期的です。

これまで「何かしたいけど何をしたらいいんだろう?」と感じていた人にも参加しやすいプログラムになっていますので、お近くにTFTに参加している店舗がある方は、ぜひ足をはこんでみてくださいね。

(image:Baidoa, Somalia 1992 by John Martinez Pavliga)
(image by amanaimages1 2 3)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2015年01月19日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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