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ミュージカル嫌いのためのミュージカルガイド

2014年12月27日作成

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「急に歌いだすのが不自然」「ストーリーが面白くない」ミュージカルが嫌いなみなさんは、かなりの確率でこういったことを言います。ですがこれはまだまだ観ている回数が少ないから!一言にミュージカルと言っても、実に様々なタイプの作品があるのです。

そこでみなさんがミュージカルに対して抱いている不満・疑問・ご注文とその解決方法を、Q&A形式にまとめてみました。別に嫌いなままでも生きていけるけれど、好きになれば生活が2%くらい楽しくなる、そんなミュージカルの世界へご招待します。きっと読んだ後には歌い出したくなるはず?!

目次

Q1:チケットが高いと感じてしまうのですが?

これはうなずけます。ミュージカルファンでさえ、1万円を超えるチケット代には閉口しているのです。興味もないのに5千円以上は出せないなあ……と考えるのは仕方のないこと。しかし、解決法はあります。

提案1:安い席を買う

上の画像をごらんください。一番観やすい席、つまりステージに近い1階の前方や見晴らしの良い2階席の前方は1万円近くします。しかし後方の席であれば劇団四季の『ライオンキング』を3千円で見ることができるのです。『レ・ミゼラブル』などを上演する東宝演劇部や宝塚歌劇団などのチケットも、多くの場合、1番安い席は4千円程度で購入することができます。

安い席は舞台が遠く楽しめないのでは、とご心配の人もいると思います。確かに1階の前から7列目の真ん中と比較すれば迫力は劣りますが、舞台セットやダンスのフォーメーションを全体から観られる、というメリットも。前方の端の席と比べれば音響も良く、値段を考えればお得とも言えます。

提案2:レンタルDVDで映画作品を観る

1番安価で済む方法はこちら。ほんの数百円でミュージカルに触れることができます。「舞台はちょっと敷居が高い。」「舞台の前にDVDで楽しみたい。」という人におすすめの、レンタルDVDで見ることができる作品を後ほどご紹介します。

Q2 急に歌いだす出演者に違和感を感じるのですが?死にかけている人が歌うのは変です。

ごもっともです。日常生活でいきなり歌いだしたり踊りだしたりする人間はあまりいません。新劇、バレエ、歌舞伎などの演劇にもほとんど触れたことがなく、ごく一般的な映画やドラマの方がお好みのみなさんにとっては、普通の台詞以外の表現方法に違和感を感じるのはごく自然なことです。しかし、そんなみなさんにおすすめの作品ももちろんあります。

提案1:ずっと歌いっぱなしの『レ・ミゼラブル』

2012年に話題になった『レ・ミゼラブル』はどうでしょう。この作品は初めから終わりまで台詞がほとんどなく、ちょっとした会話まですべて歌で構成されているため、「急に歌いだして変」という事態にはなっていません。

使われている楽曲も、ラブソングから讃美歌のようなナンバー、革命を讃える勇ましい歌まで盛りだくさんで、中身の濃い一本。ラブコメにはうんざり、という皆さんにもおすすめしたい作品です。同じく歌いっぱなしの作品に『オペラ座の怪人』が挙げられます。

提案2:「歌やダンス=感情の盛り上がり」ということを理解する

「楽しいシーンで歌うのは分かるけれど、死にそうなキャラや不幸なキャラが歌ったり踊ったりするのは変」というのもよく聞く意見です。しかしこれは、「歌やダンスは登場人物の気持ちが高ぶったことを表現している」という法則が分かれば、おそらく違和感なく見られると思います。

例えばみなさんが仕事で大失敗し、恋人にも振られたとします。そんな時は何か哀しい歌を聴いて、思いっきり泣いてすっきりしたいと思いませんか?ミュージカルの哀しい曲は、登場人物のそんな気持ちを表しているのです。

死にかけているシーンで歌うのは、おそらくその死にそうな人物の気持ちが盛り上がっているからでしょう。ヒットソングにも明るいものから失恋ものまであるのと同じように、ミュージカルにもいろいろな見せ方があるということですね。

Q3 話が平坦で、つまらないのですが。子供向けとか、ラブストーリーしかないですよね?

視野を広く持ちましょう。普通の映画にアクションから社会派までいろいろあるのと同様、ミュージカルにもいろいろあります。以前見たものがつまらなかったからといって、他のものもそうだとは限りませんよ。以下に、ただ楽しいばかりではない、奥深いミュージカル作品をちょっとだけ紹介します。

提案1:大人にこそ観て欲しい一本『メリー・ポピンズ』

1964年公開の『メリー・ポピンズ』もおすすめです。子供向けじゃない?と思われるかもしれませんが、偏見を持たずに観て欲しい作品。この映画の影の主人公は、メリー・ポピンズでも登場する子供たちでもなく、実は銀行家のお父さん。仕事に喜びを見出せなくなった父親が家族愛に目覚めていく姿は、むしろ大人だからこそ共感できると言えます。

提案2:心にずっしりと残る一本『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

ヘビーなものが好き、という方にはこちらがおすすめ。ラース・フォン・トリアー監督の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。苦境に立たされるヒロインが逃げ込む空想の世界がミュージカルとして表現され、現実世界の過酷さがより一層際立つように演出されています。その残酷なエンディングのために映画ファンの間でも好き嫌いが分かれるようですが、良くも悪くも一生忘れられない作品です。

おわりに

多様で興味深いミュージカルの世界をちょっとだけ紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。「ミュージカル=単純で、不自然で、つまらない」と思っているみなさんが、ちょっとでも関心を持ってくれたら幸いです。

そしてもしも興味が湧いてきたら、ぜひ劇場に足を運んで観劇してみて欲しいです。歌、ダンス、演技、衣装、セット、照明など、面白いものが盛りだくさんのミュージカルの世界、一度はまれば抜け出せなくなること請け合いですよ!

(image by 足成)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2014年12月27日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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