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2014年の大相撲には新入幕が続々台頭!注目の力士をピックアップ

2014年12月22日作成

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大相撲の2014年は新人の活躍がめざましかった年であり、相撲ファンでない人にもそのニュースが耳に入ったことでしょう。横綱・鶴竜(かくりゅう)や関脇・逸ノ城(いちのじょう) 、また三役には届かなかったもののその活躍やルックスで話題になった遠藤も見逃せません。

ここでは、そんな2014年に活躍した注目株の力士を4人ご紹介します。また、相撲がよくわからない人のための用語解説もご用意。これを読んで来年の大相撲を楽しみましょう。

1月場所は2015年1月11日から25日までの15日間。両国国技館での熱い戦いが間近に迫っていますよ。

2014年の相撲界で話題になった力士たち

遠藤(えんどう)

  • 四股名:遠藤聖大(えんどう しょうた)
  • 生年月日:1990年10月19日
  • 出身:石川県鳳珠郡穴水町
  • 最高位:東前頭筆頭

日本人力士注目の1人である遠藤関は、相撲界期待のホープ。日本大学時代に獲得したアマチュア横綱・国体横綱という2冠を引っさげて、2013年の3月場所からプロの力士としてデビューしました。その後も快進撃を続け、一気に番付を上がっています。

出世が早すぎて力士の象徴でもある「まげ」が結えなかったというエピソードで知名度を上げました。初土俵からの幕内入りは史上最速。四股名も本名の遠藤をそのまま使っているという珍しい力士です。

2014年は新三役確実と言われながらも、もう一歩のところで逃すなど勝ちきれない部分はありましたが、それでも横綱・白鵬を下すなど金星を上げ、来年の活躍が期待できます。イケメン力士としても注目の的で、土俵内外での活躍を押さえておきたい人物の一人といえるでしょう。

逸ノ城(いちのじょう)

  • 四股名:逸ノ城 駿(いちのじょう たかし)
  • 生年月日:1993年4月7日
  • 出身:モンゴル
  • 最高位:西関脇

遠藤関よりも若いにもかかわらず、その上をいくスピード出世ぶりで注目された力士です。2014年1月場所でデビューし、なんとその年のうちに三役の一つである「関脇」にまで昇進。その異例のスピードは昭和に入ってから初という類をみないものになっています。

スピード出世ぶりに注目が集まりがちですが、そのスピード出世を生み出したのは高校と実業団での実績やトレーニングにあります。相撲留学で鳥取城北高校に入学し、2年次・3年次で5つのタイトルを獲得。高校を出てからもすぐに部屋に入門せず、実業団選手として活動し実業団横綱の称号を獲得しています。

そうした経歴もあり実力は十分。新入幕の力士でありながら、横綱に土をつけるなどはやくも頭角を現しています。このままの調子で力をつけていけば、2015年には早くも横綱ということもありえるかもしれませんね。

鶴竜(かくりゅう)

  • 四股名:鶴竜力三郎(かくりゅう りきさぶろう)
  • 生年月日:1985年8月10日
  • 出身:モンゴル
  • 最高位:横綱

2014年に横綱になった鶴竜は上の2人とは違い、2001年の初土俵以来少しずつ昇進していった努力の人です。入門時には体重が65キロしかなかったというエピソードもあり、決して最初の体格がその後の戦績に影響しているというわけではないことを体現しています。

既に横綱として知名度の高い白鵬や日馬富士に比べると目立って強いというわけではありませんが、礼儀正しさや横綱としての立ち居振る舞いは他の力士も見習うべきところです。それだけに負けたときに見せる悔しい表情には、思わず「がんばれ!」と応援したくなります。

また、父親はモンゴルの国立大学の学部長ともいう意外な情報も。勉学にも通じ、モンゴル語に日本語、英語、ロシア語となんと4ヶ国語も話せるインテリ力士です。

大砂嵐(おおすなあらし)

  • 四股名:大砂嵐金崇郎(おおすなあらし きんたろう)
  • 生年月日:1992年2月10日
  • 出身:エジプト
  • 最高位:西前頭3枚目

最後に、2014年にしっかりと幕内に定着した大砂嵐をご紹介。アフリカ大陸から初の大相撲力士であり、国内外から注目されている力士です。イスラム教徒初の力士でもあり、2014年はラマダン月の断食を乗り越え、幕内でしっかりと成績を残しています。なんと断食期間中にも関わらず横綱鶴竜を破って初金星、さらに翌日にも横綱日馬富士をも破って2日連続の金星を上げるという快挙を果たしています。

そんな大砂嵐ですが、相撲に対するイメージは「かっこ悪いとしか思えなかった」という言葉も残しています。しかし、通っていたボディビルジムでたまたま相撲取りの青年と対戦し全敗。体の小さな相手に負けたことで悔しさから相撲を熱心に研究し、2008年には国内無差別級王者になりました。日本でのプロ初土俵は2012年の3月場所で、そこから順調に番付を上がり2013年の11月場所で新入幕を果たしています。

よくわからない相撲のアレコレ

相撲に親しみが持てない理由には、用語・ルールがわからないというのも大きなところでしょう。この記事中でも登場したいくつかの用語について、ここで紹介します。

場所

○月場所や○○場所というように表現される15日間の戦いのことを指します。

場所と言えば基本的には本場所=公式戦のことを指します。本場所は2月に1回のペースで年6回行われ、1月場所から始まり11月場所までで1年間の取組が終わります。

またこの本場所とは別に、地方巡業という形でさまざまな地方で相撲の試合が行われています。

番付

力士のランキングのことです。番付のなかで、「横綱」や「大関」、「関脇」といった順位がつけられます。

さらに同じ番付の中に東・西といった区別があり、東のほうがランクが上となっています。

三役

番付を表す用語の1つです。「大関」「関脇」「小結」の順に上から下というランクとなっており、この3つを合わせて三役と言います。三役の人数は決まっており一定ですが、実はその上の横綱は人数が決まっていません。現在は3人いますが、さらに増えるかもしれませんね。

幕内・十両・幕下

力士の番付によって、出場する試合のステージが違います。大相撲は同じステージに属する力士同士で戦い、1場所が終わるごとに番付が変わります。

幕内が横綱や大関が戦いを繰り広げるステージで、その下に十両というステージがあり、そのさらに下に幕下があります。実はこの幕下にもさらにいくつものステージがあり、それぞれ力の近いもの同士で戦うようになっています。

本記事で紹介した4人はみな幕内の力士です。ステージの違いは給料や待遇などに大きく関わる部分ですので、昇格や降格がかかった試合は注目です。

取組

試合のことを指します。大相撲では割(わり)ともいいます。取組の相手は初日と2日目だけは初日の取組前に決まっていますが、3日目以降は番付や対戦成績を考慮して試合前日に会議で決定されます。

15日間という短い間ですが、勝ちを積み上げることでどんどん上の番付の力士に挑戦できるシステムになっており、実力しだいでスピード出世が可能なのです。

ちなみに、幕内は出場人数が40人以内と決まっており、その中で成績を考慮して取組が組まれます。15日間の取組は総当りではなく、勝負が面白くなるように考えられて組まれます。また、同部屋の力士は基本的に対戦しないようになっているなど、細かいルールも存在します。

開始の合図

「はっけよい のこった!」の掛け声で開始されると思われがちですが、開始の瞬間は対戦する力士同士が決めています。お互いに見合って呼吸の合う瞬間を探りあい、気持ちが一致した時点で一気に戦いが始まります。この空気の読み合いは他のスポーツにはない相撲ならではの面白さと言えます。

決まり手

勝ちを決めた技のことです。全部で82手もあり、決まりやすい技もあれば、めったに決まることのない技もあります。珍しい技が出たときには場内が大盛り上がり。決まり手をある程度知っておくと相撲をより楽しめるでしょう。

四つ

相撲の戦い方を表す用語で、2人の力士の4本の腕が組み合っている状態を表します。四つ相撲が得意というのは、組み合ってからの勝負が得意という意味です。

2015年は大相撲に注目!

名前だけしか聞いたことがなかったという力士達がどんな人物なのか、わかっていただけたかと思います。また、相撲を理解するためのポイントも簡単に紹介させていただきました。知れば知るほど面白くなってくる相撲の魅力はやはりその目で見てこそです。

テレビ観戦もいいですが、会場の雰囲気はまた別です。観戦料の高いイメージもある大相撲ですが、他のスポーツや舞台、コンサートなどと同程度。ぜひ一度力士達のぶつかり合いをその目で見てみてください。

(image by 写真AC)

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本記事は、2014年12月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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