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ヒツジに背面攻撃はきかない?!他では聞けないおもしろひつじトリビア11選

2014年12月22日作成

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2015年の干支、ヒツジ。

「寝るときにヒツジを数えるのはsheepとsleepが似ているから。」
「羊かんはもともとはヒツジの煮こごりだった。」

というのは有名ですが、実はヒツジにはさらに面白くて珍しいトリビアがたくさんあります。

ここではその中でもあまり耳にすることがない、人に自慢したくなるものに絞ってご紹介します。これを読めば、ヒツジ博士になれること間違いナシ!2015年は羊トリビアの話題で盛り上がりましょう。

おもしろひつじトリビア11選

1:ヒツジの上アゴには歯が1本もない

これはヒツジに限ったことではなく、ウシやラクダといった反芻動物すべてが同じ特徴を持っています。反芻動物の上アゴには歯がないかわりに硬い歯茎があり、この歯茎を下アゴの歯と合わせて草をすり潰し、そのまま飲み込みます。

ヒツジは草食で、かじったり引き裂いたりする食物は口にしないので、犬歯はありません。

2:ヒツジは敵に背を向けても大丈夫!?

ヒツジの視野は270~320度で、なんと頭を動かさずに自分の背後を見ることができます。しかし奥行きはあまり知覚できず、影や地面のくぼみにひるんで先に進まなくなることがあるそう。

なので後ろから攻めてくる敵には太刀打ちできるのに、目の前にある落とし穴にはめっぽう弱いということになります。なんだかマヌケでかわいいですね。

3:ヒツジはストレスに弱い

ヒツジは追いかけたり群れから離したりしてストレスを与えると、大きな声をあげて暴れだします。特に子供を守るためにお母さんヒツジは攻撃的になっているので、下手にちょっかいを出すと巨体で突進されてしまうことも。

なので動物園のふれあい広場や牧場で接するときは、なるべくヒツジにストレスを与えないように気をつけましょう。

4:ヒツジは空気を読める?

イリノイ大学の研究で、ヒツジのIQがブタよりは低く、ウシと同程度であることが分かりました。さらにヒツジは人や他のヒツジの顔を何年も記憶でき、顔の表情から心理状態を識別することもできるそう。

もしかしたら、かしこいヒツジは「今はご主人の機嫌が悪そうだから、おとなしくしておこう。」なんて空気を読んだ行動をしているかもしれませんね。

5:大きい角を持つヒツジは一目置かれる

オスのヒツジの中では、角のサイズが群れでの優位を決める重要な要素となっています。角のサイズが異なるヒツジの間ではエサを食べる順番をあまり争わないのですが、同じような角のサイズを持つもの同士では争いが起こります。

ちなみに恋愛面でも、角の大きいヒツジの方が有利だとか。体ではなく角の大きさで優劣が決まるというのはおもしろいですね。

6:6年間毛を刈らないとこうなる

どうですか?この衝撃写真。顔の部分が見えていなかったら、ただの毛の塊にしか見えないですよね……。きっとこれでは歩くこともままならないはず。

野生のヒツジは時期が来ると自然に毛が抜け落ちるのですが、毛が勝手に落ちないように品種改良してあるとこんな状態になってしまいます。

真偽はわかりませんが、かつて毛を刈らなすぎて、その毛の重みで足を骨折してしまったヒツジもいるそう。毛を刈った後のヒツジは寒そうでいたたまれないですが、刈らなすぎでもかわいそうですね。

7:「羊が大きいと美しいから美という漢字が生まれた」というのはウソかもしれない

「羊が大きいと美しいから美という漢字が生まれた」という通説とは違った説を唱える識者がいるそう。その説とは、

「美」は羊の全体形を現す象形文字である。羊はそもそも神にささげられる生贄と使われていた。神に捧げるには完璧なものでないと困るから、どこにもにも欠陥のない羊を美しいとした。
「美」下の部分の「大」は男を表し、古代では立派な男は頭に見事な羊の頭の被り物をしていて、これが「美しい」という感覚になった。

というものです。どちらももっともらしいですが、いったいどの説がホントなのでしょうか……。

8:ヒツジは古代メソポタミアのころから存在する!

ヒツジの家畜化が始まったのは古代メソポタミアで、紀元前7000-6000年ごろの遺跡からは野生ヒツジとは異なる小型のヒツジの骨が大量に出土し、これが最古のヒツジの家畜化の証拠と考えられています。

また、メソポタミアに関連する地中海やカスピ海に囲まれた地域以外にも、遠く離れた中国で今から8,000年以上も前から飼育されていたという説があるそうです。きっと群れを好む家畜に向いた性格ゆえ、人間に守られてここまで絶えずに来ているのでしょう。

9:でも日本人との付き合いは浅い

  • 903年: 唐(中国)人が醍醐天皇に羊、鵞鳥を献上する
  • 1805年:江戸幕府の奉行・成瀬正定が羊を輸入し、中国人の牧夫に教わりながら飼育を試みて失敗
  • 1817年:草学者の渋江長伯が巣鴨薬園内で綿羊を飼育し、羊毛から羅紗織の試作を行った
  • 1875年:大久保利通によって下総に牧羊場が新設され、これが日本での本格的なヒツジの飼育の始まりとなる

これはヒツジと日本人のお付き合い年表です。903年以外にも何度か日本にヒツジが上陸した記録があるのですが、そこから飼育するまでになったという記録はしばらくありませんでした。

では日本人は羊毛製品に全く関心がなかったかというとそうではなく、貿易品としての羊の毛織物は高額で、一部の有力者や富裕層のみしか手を出せなかったという事情があったのです。

さらに仏教の教えで肉食があまり推奨されてこなかったというのも、飼育の発展の妨げになったようです。

10:インドのマクドナルドにはヒツジ肉のハンバーガーがある

インドのマクドナルドには「マハラジャマック」と呼ばれるメニューがあり、これは牛を神聖な生き物とみなすヒンドゥー教の信徒ために、マトンを用いたハンバーガーを提供しているというものです。

さらに豚肉を避けるイスラム教が広く普及しているペルシャ湾岸諸国でも羊肉の消費が多いことから、ここまで世界で羊肉が普及したのは宗教的な理由が大きいからということが分かります。

11:鳴き声は「メー」ではではなく「バー」?

日本人に「ヒツジの鳴き声は?」と聞くと多くの人が「メー」と答えると思いますが、アメリカでは「バー(baa)」と表現します。

たしかによくよく聞いてみると「メー」よりも太い音のような気もしますが、さすがに「バー」ではないような。アメリカには声が低めのヒツジが多いのでしょうか……。

ヒツジに興味がわいてきませんか?

これだけヒツジについて知ると、なんだか愛着がわいてきますよね。ボーッとしているイメージでも、実はポテンシャルが高そうで、でもなんだかヌケていて。

今年はヒツジに会えるスポットやヒツジに関係のある場所に行って、さらに知識を深めてみては?

(image by amanaimages)

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本記事は、2014年12月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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