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なんとなく分かった気になる!2014年フィギュアスケート話題まとめ

2014年12月22日作成

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日本でもすっかり冬のスポーツとして定着したフィギュアスケート。きらびやかな衣装を見に纏い、リンクの上を舞い踊る選手たちの姿は、見るものを圧倒し、感動させます。2014年もフィギュアスケート選手たちは様々な功績や話題を残し、私たちに涙を流させ、また笑顔にしてくれました。

今回は誰もがわかっているようでわかっていないであろうフィギュアスケートのあれこれについて、そして2014年のフィギュアスケートの話題について紹介します。読み終わるとなんとなくフィギュア通になった気になるかもしれません。

目次

フィギュアスケートの採点方法

フィギュアスケート、見るのは好きだけどルールとか採点とかよく分からないな……と思っている方もいるのではないでしょうか。

フィギュアスケートは2年ごとにルールを見直して少しずつ改定しています。ここで紹介するのは現在の採点方式です。

3種類の点数

フィギュアスケートの点数は3つに分けられます。

  • 技術点
  • 構成点
  • 減点

ショートもフリーもこの3つで構成されています。

技術点

技術点とは、スケートのプログラムの一つ一つの要素(ジャンプ、スピンなど国際スケート連盟に規定された技)に与えられる点です。ジャンプは回転数やジャンプの種類によって点数がつけられ、スピンは技への入り方や姿勢によって点数がつけられます。

構成点

構成点とは、フィギュアスケートのプログラム全体を通して判断される5つの項目による合計点になります。日本語では「演技構成点」「芸術点」とも言われます。

以下が採点対象となる5つの項目です。

  • スケート技術(SS)
  • 要素のつなぎ(TR)
  • 動作、身のこなし(PE)
  • 振り付け、構成(CH)
  • 曲の解釈(IN)

5つの各項目を10点満点で、0.25点刻みで評価します。その点数に係数をかけたものが構成点となります。

男子、女子それぞれの係数は、

  • 男子シングル:SP 1.0 FP 2.0
  • 女子シングル:SP 0.8 FP 1.6
  • ペア    :SP 0.8 FP 1.6

となっています。  

係数は、総合得点を出すときに、およそ技術点と構成点が同じぐらいになるようにかけられています。技術的要素だけ重視、構成だけ重視、といった事態を避けるために考案されたようです。

ショート、フリーの違い

ショートプログラム(ショート)とは

演技時間は2分50秒以内です。ショートプログラムではやることが決められています。自分で自由に選んだ曲を、ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7個の要素で構成されたプログラムをのせて滑走します。これら7個の要素は必ず行わなければならず、またそれ以上のことをすると減点になります。

フリースケーティング(フリー)とは

演技時間は、男子は4分30秒程度、女子は4分程度(男女共に10秒前後の増減は可能)で、ショートと比べて長めです。自分で自由に選んだ曲を、原則的に自由な演技で表現できる、とされています。13個の要素が演技可能ですが、それ以外の要素を入れても得点にはなりません。

ジャンプの種類

ジャンプの種類は以下の6種類です。

トウループ

一番簡単だとされるジャンプ。右足左側のエッジ(スケート靴についているすべるための金具)に乗り、左足のトウ(スケート靴のつま先についている出っ張り)をついて踏み切ります。

サルコウ

左足内側のエッジで滑りながら、右足を前前方に振り上げて飛びます。

ループ

右足外側のエッジで滑りながら、左足を少し前に出して、滑ってきた勢いを使って踏み切ります。

ルッツ

少し長めに左足の外側エッジに乗って後ろ向きに滑走し、左肩をぐっと入れて右のトウをついて跳びます。

フリップ

ルッツとよく似ており、見分けが難しいジャンプです。ジャンプする直前(ここで瞬間的に後ろ向きになる選手も多い)に左足内側のエッジに乗り、右のトウをついて跳びます。

アクセル

一番難しいとされるジャンプです。ジャンプの中で唯一前向きに踏み切って回転して跳びます。回転時に体の前で手をばってん印にする選手が多いです。

これらのジャンプにダブル(2回転)、トリプル(3回転)などの要素が付いてダブルアクセル、トリプルルッツなどという技の名前になります。

スピンの種類

スピンとはジャンプではなく着氷した状態で回転する技のことです。スピンの種類は4つあります。

シットスピン

しゃがんだ状態のスピン。軸足でない足をきれいに伸ばしていることが基本。

キャメルスピン

片足を氷と平行になるように伸ばし、T字型になって回転するスピン。

レイバックスピン

片足を軸に、上体を反らして回るスピン。

ドーナツスピン

キャメルスピンの変形で、伸ばしていた足を片手で持ち回転するスピン。上から見るとドーナツ型に見えます。

ビールマンスピン

両手あるいは片手で軸足でないほうの靴のブレードを持ち、高く頭上まで持ち上げ、回転するスピン。

ステップの種類

ステップとは、エッジの様々な場所に体重を乗せ、ダンスを踊っているかのように滑る技のことです。以下の3つがあります。

イナバウアー

片足は曲げて前に、もう片足は伸ばした状態で後ろに引いて、横方向に滑る技術。トリノ五輪で荒川選手がやっていたときには、かなり上体を反らせていましたね。

イーグル

両足を伸ばした状態でつま先を180度に開いた状態で滑っていく技。姿勢の美しさがポイントになります。

バタフライ

氷をけってジャンプし、一瞬体と氷を平行にする技。この技を取り入れることで演技に迫力が出ます。

2014年フィギュアスケート選手たちの話題まとめ

2014年はソチオリンピックやその他大きい大会などたくさんありましたが、フィギュアスケート選手らも試合、プライベート関わらず様々な話題を私たちに提供してくれました。いくつかまとめてみたいと思います。

氷上の皇帝、ソチオリンピック棄権

2013年に椎間板ヘルニアの手術をしていたプルシェンコ選手。競技前の6分間練習中に激痛を感じ始めたといいますが、練習は続行していました。

しかし本番が始まって名前がコールされた直後にコーチらと何か話し始め、審判団のもとへ行き、棄権を表明しました。病院での検査の結果、手術で入れていた腰のボルトの4本の内の1本が折れていたということです。

プルシェンコ選手は故障に悩まされてきた選手であり、手術の回数も13回とかなり多いです。今回の13回目の折れたボルトを摘出する手術はおおむねうまく行き、折れたボルトと共に他に入っていた3本のボルトも必要なくなったということで摘出したようです。

そのせいもあってか、ソチ五輪中に引退を表明していたものの、その後出演した日本のテレビ番組で「5回連続オリンピックに出てメダルを取りたいんだ」と発言していました。現役続行もこの人ならあるかもしれません。

ソチオリンピック浅田真央感動のフリー

演技を終えた直後に、こらえきれずに身を震わせて泣きだす彼女の姿を見て、目頭を熱くした方も多いでしょう。浅田真央選手のソチオリンピックの女子フリーの演技は、私たちに大きな感動を与えてくれました。

ショートプログラムでは失敗が目立ち、16位からの発信となってしまった浅田選手。金メダルを期待されていた彼女としては誰もが耳を疑うような結果でした。

しかし日本人の期待や不安を一身に背負って滑ったフリーは、フィギュアスケートの神様が彼女に微笑んだかのような、すばらしい結果になりました。観客は、ジャンプもスピンもミス1つなく、あのショートからよくここまで立て直したと驚くと同時に、こんなにすばらしい演技を見せてくれてありがとうと感謝すらしたでしょう。

現在浅田選手は休養を取って競技からは離れていますが、ファンからはまた競技に戻ってきて欲しいというコールが止みません。個人的にも復活を強くお祈りしています。

羽生結弦選手 ソチで史上最高点での金メダル

ソチオリンピックの男子ショートプログラムで金メダルを獲得した羽生結弦選手。なんと男子ショートでは初の100点台をたたき出しての金メダルでした。

羽入選手がショートプログラムで使った曲は「パリの散歩道」。今までの羽生選手のイメージといえば「王子様」だったのですが、少々ワイルドな男くさい曲に挑戦してくれました。動きもキレッキレで、ときおり観客や審判員を煽るような動きも入り、見る人を魅了するようなスケーティングでした。

羽生選手は宮城県仙台市の出身であり、震災時には避難所生活も経験しています。スケートができない状況の中でスケートをやめようと思ったこともあったが、それでも周囲の助けがあって続けてこれたと語っています。

「金メダルをとれたからこそ東北の復興のためにできることがあるはず。これからがスタート。」と語っており、ソチオリンピック王者はさらなる高みを目指しています。

見た目は美少女、中身は「兄貴」?リプニツカヤ選手

ソチオリンピックで、ユニークなキャラクターで話題になったのがロシアのユリア・リプ二ツカヤ選手。妖精のようなかわいらしい外見とは裏腹に日本のファンからは「兄貴」と呼ばれるその男前発言を紹介します。

「今は世界フィギュアが控えています。やりたいことはただひとつ。練習をサボって休むこと」

「キム・ヨナの演技?見たことない。」(韓国のテレビの突撃インタビューに対して)

「よい練習ができました。メディアが邪魔でしたけど。」

「ニエット!」(練習終了後、報道陣に呼びかけられて。英語で「NO」の意味)

はっきりした物言いと華麗なスケーティングで世界中のファンを魅了したリプニツカヤ選手。メディアは嫌いなようですが、これからも男前発言に期待したいですね。報道陣はあまり彼女を怒らせないでほしいです。

高橋大輔選手 和やかな引退会見

2014年10月14日、高橋大輔選手が現役引退を発表しました。自身で集大成と位置づけていたソチオリンピックではメダルを逃し、右ひざの故障の影響もあって日本で開催された世界大会も欠場しました。関係者たちには14日以前に引退の意向を伝えていましたが、「自分の口で伝えたい」と自身の地元である岡山で引退会見を開きました。

引退会見では高橋選手の笑顔が印象的で、納得した上での引退であったと推測されます。また、引退会見にはめずらしく、高橋選手の母、学校の先生、長光歌子コーチなど、多くの人が壇上でスピーチを行いました。終始和やかな雰囲気で、引退の悲しさや悔しさなどはほとんど感じられませんでした。

ロシア杯で優勝 本郷里香

11月にモスクワで開催されたロシア杯で、一躍脚光を浴びたのが日本人の本郷理華選手。彼女は優勝候補とはみなされておらず、メディアに注目されたのもこのときが初めてだったのではないかと思われます。自分でも意外だったのか「優勝しちゃった。本当?」とつぶやいていたそうです。

他の優勝候補とされていた選手の不調や欠場があったとはいえ、めぐってきたチャンスを見事ものにした本郷選手の落ち着きは賞賛すべきもの。今後の活躍が期待される選手です。

町田樹の名言がすごい

関西大学の哲学科に通い、「氷上の哲学者」とも呼ばれる町田樹選手。大胆で情熱的なスケーティングとは裏腹に、インタビューや会見で残した発言は繊細かつ難解なものが多いです。2014年に話題になった彼の作品とも言うべき発言をいくつか振りかえって見ましょう。

「演技は恥ずべきものだったが、後悔はない。苦難を乗り越えた先に光はある」

「高校2年のとき、メキシコのピラミッドの頂上でアルミみたいなものに触れたら四回転が完成した」

「五輪は未知なるフロンティア」

「次は聖火とともに宇宙まで飛んでいけたらいい」

発言にもスケートにも期待します!

安藤美樹選手 妊娠&出産&交際発表

急に出産したようなイメージのある安藤美樹選手。しかもその後の報道で父親を明らかにせず、シングルマザーとして子供を育てていくということが明らかになり驚いた人もいるのではないでしょうか。

そんな安藤選手ですが11月に新恋人との交際を発表。お相手はスペインのフィギュアスケーターのハビエル・フェルナンデス選手です。

フェルナンデス選手は12月に行われた世界選手権でも銅メダルを取った、まさに今活躍中の選手ですね。2人はインスタグラムで「愛と家族を築き上げていきたい」と語っており、結婚も視野に入れたお付き合いなのだと思われます。お幸せに!

2015年も選手たちの活躍に期待!

2014年も様々な話題を提供してくれたフィギュアスケート選手たちでしたが、2015年もその勢いはとどまることはないでしょう。ケガや休養などに悩まされた選手も多かったですが、またリンク上でより大きな輝きを放ってくれることに期待しています。

(image by amanaimages)
(image by 足成1 2)

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本記事は、2014年12月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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