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神様の力をいただこう!鏡開き・鏡割りの基礎知識

2014年11月27日作成

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お正月といえば鏡開き・鏡割り。最近では自宅でお餅をつくという風習がなくなってきているものの、鏡餅を飾る家庭はまだまだ多いですよね。

「鏡開き」「鏡割り」も、お正月のイベントとして楽しむことがあるかと思いますが、そもそもこの「鏡開き」「鏡割り」とはどういうものなのでしょうか?

今回は、知っているようで知らない「鏡開き・鏡割り」の基礎知識について紹介します。

目次

鏡開き・鏡割りとは

鏡開きの由来

お正月に神棚や仏壇、床の間などに飾ってあるお餅のことを、「鏡餅」といいます。鏡餅はお正月の間は年神様の「依り代(よりしろ)」になっており、年神様がおられる松の内までは飾っておき、松の内を過ぎると下げて食べます。

この、鏡餅を食べることを、「鏡開き」「鏡割り」といいます。

年神様の依り代となっていたお餅を食べることで、その力を体内に取り込み、家族の無病息災を願うという意味があるそうです。

また、松の内に鏡餅を開いて食べることで年神様をお送りし、お正月に区切りをつけるという意味もあるそうです。

鏡開き?鏡割り?

正式には「鏡開き」が正しいようです。

鏡開きはもともと武士から広まった風習です。そのため、鏡餅を刃物で切ることは、「切腹」を連想させ、不吉とされていました。そこで餅を切らずに、槌で突いて割ったのです。

しかし「割る」も縁起が悪いため、末広がりという縁起のいい意味のある「開く」を使うようになり、「鏡開き」という名称になったそうです。

ちなみになぜ「鏡」餅なのかというと、古い時代の鏡が神聖なものとして扱われていたことに由来します。寺社などでも鏡を御神体として祀っているところは多いですが、鏡餅も年神様の依り代、つまり御神体なので「鏡餅」と呼ばれるようになったということです。

樽酒のふたを割ることも「鏡開き」と言うのはなぜ?

おめでたい席などで樽酒のフタを叩いて割ることも「鏡開き」と言いますよね。なぜ同じ名前なのかというと、酒屋さんでは樽酒のふたのことを「鏡」と呼んでいたからです。

古来から米作りをしてきた日本人にとって、米から作られる日本酒は神聖なものでした。祭りなどの神事では神様に供えられ、祈願がすむと参列者に振舞われていたのです。

お酒が樽酒で供えられたときには樽のふたを割って振舞われるのですが、やはり縁起のいい「開く」という言葉が使われ、「鏡開き」という言葉になったようです。

鏡開きのしきたり

時期

鏡開きを行うのは、年神様がいらっしゃる松の内が明けた1月11日です。

ちなみに鏡餅を飾り始めるのは12月28日からが一般的とされています。

昔は旧暦で1月15日に松の内が終わり、20日に鏡開きを行っていたようです。しかし徳川家光が慶応4年の4月20日に亡くなっており、1月20日だと月命日に当たってしまうので、商家が行っていた蔵開きと同じ11日に変更したと言われています。

鏡開きのやり方

松の内が終わったら、飾っていたところから鏡餅を下げ、食べやすい大きさに裂くか割るかして分けます。お餅はお汁粉やお雑煮にして食べることが多いと思われますので、それを想定した大きさにしましょう。

近年では切らなくてもいいお餅パックも売られていますので、それが手っ取り早いかもしれませんね。

鏡開きのタブー

お餅を刃物を使って切ってはいけない

鏡開きの武家起源説もあり、またお供え物に刃を当ててはいけないという意味もあります。手で裂くか、槌で割るようにしましょう。

もしくは一晩水につけておくと、やわらかくなって調理もしやすいです。

お餅を食べ残してはいけない

年神様の力が宿ったお餅をいただいて1年の健康を祈るという風習なので、お餅は処分したりせずに全部頂きましょう。

鏡開きで神様の力をいただこう!

年神様の依り代である鏡餅。食べるのが楽しみなような恐れ多いような、不思議な気がしますね。

ぜひ次のお正月は、年神様に思いをはせながら、一年の健康を祈って鏡餅を食べてみてください。

(image by amanaimages)
(image by 足成)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2014年11月27日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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