生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon businessビジネス・経済

  1.  
  2.  
  3. 最小の時間でインプットを最大化!速読トレーニング術

最小の時間でインプットを最大化!速読トレーニング術

2014年11月17日作成

 views

読む気満々で買ったビジネス書、ちゃんと読めていますか?読もう読もうと思いつつも、なかなか進まず・・・気づけば積ん読(=買ったはいいものの、手付かずのまま机などに積み上げられた本などのこと)が溜まっていた!なんて人も多いかもしれません。

そこで今回は、速読のための教材なども開発している「日本速脳速読協会」の乾利昭さんに速読ができるようになる方法を教えてもらいました!

目次

速読できるようになるために・・・視読を鍛えよう!

私たちは「音読」「黙読」「視読」の3つのやり方で文字を読んでいます。

  • 音読・・・1つひとつの文字を目で追いながら、声に出して文章を読むこと
  • 黙読・・・1つひとつの文字を目で追いながら、声に出さず文章を読むこと
  • 視読・・・文字を塊としてとらえ、瞬間的に視野に入れて文章を読むこと

多くの人が実践しているのが黙読です。しかし、速読では「視読」がポイントとなります。

視読、と聞くと難しいように感じますが、たとえば私たちは電車に乗っている際、通り過ぎる看板などを瞬間的にとらえることができます。これも立派な視読です。

視読は慣れれば簡単に行うことができます。さっそく、次から速読の具体的なトレーニング方法をご紹介します。

速読トレーニング(初級編)

STEP1:現状の読書速度をチェックする

まずは、今の自分の読書速度をチェックしましょう。タイマーを用意し、1分間で読める文字量を計測します。

ちなみに、成人の平均速度は600文字/分と言われています。

STEP2:眼筋のトレーニングをする

自分の読書速度を測り終えたら、次に眼筋を鍛えるトレーニングを行います。以下は手順です。

  • 1:胸の前に両手を出し、親指を立てる。顔を動かさないように注意しながら、左右の親指の爪を交互に見る(30秒)
  • 2:左手を前に、右手を顔の近くに寄せる。前後の親指の爪を交互に見る(30秒)

前後左右の間隔は、自分のやりやすい位置で調整してOKです。ただし、親指の爪を見るときはかならずピントを合わせるように意識しましょう。

眼筋トレーニングは長時間続けると目を疲れさせてしまうことがあります。違和感があればすぐに中止しましょう。

STEP3:1行につき2~3つの固まりに区切って読む

STEP2が終わったら、手元にある本を適当に選びます。その中にある1行を選び、切りのいいところで2~3つの固まりに区切って読みましょう。これを7~8分程度行います。

文章をいくつかの固まりにして読むことを「固定読み」といいます。この「固定読み」が視読のトレーニングになります。

STEP3が完了したら、再びSTEP1に戻って読書速度を測りましょう。トレーニング前より速くなっているはずです。

STEP1~3は一連のトレーニングです。これを1日10分程度行うようにしましょう。

速読トレーニング(中級編)

以下の基準を達成できたら、中級編へステップアップしましょう!

  • 文章を「固まり」で区切って読めるようになったと実感できたら
  • 文章を「固まり」で区切って読みはじめてから3か月経ったら
  • 1分間で2000文字読めるようになったら

STEP1:現状の読書速度をチェックする

STEP2:眼筋のトレーニングをする

STEP1~2は初級編と同様です。今の自分の読書速度を計測してから、眼筋を鍛えるトレーニングをしましょう。

眼筋トレーニングは長時間続けると目を疲れさせてしまうことがあります。違和感があればすぐに中止しましょう。

STEP3:1行をひと固まりとして読む

1行をひと固まりとしてとらえながら読むようにしましょう。これを7~8分程度行います。

1行の文章を瞬時に認識して読むことに慣れてきたら、2行、3行と文章を固まりとして捉える幅を広げていきます。

STEP1~3は一連のトレーニングです。これを1日10分程度行うようにしましょう。

速読トレーニング(上級編)

下記を達成できるようになったら、上級編のトレーニングを開始しましょう!

  • 「1行」を固まりとして読めるようになったと実感できたら
  • 「1行」を固まりとして読みはじめて3か月経ったら
  • 1分間で3000文字以上読めるようになったら

STEP1:現状の読書速度をチェックする

STEP2:眼筋のトレーニングをする

STEP1~2は初級編と同様です。今の自分の読書速度を計測してから、眼筋を鍛えるトレーニングをしましょう。

眼筋トレーニングは長時間続けると目を疲れさせてしまうことがあります。違和感があればすぐに中止しましょう。

STEP3:一段落をひと固まりとして読もう

一段落をひと固まりとしてとらえながら読みましょう。これを7~8分程度行います。

この読み方ができる=ひと目で認識できる範囲が拡大しているため、目線を文章の中心に置くことで文章の上下左右を一度に認識できるようになっているはずです。そのため、今までのように文にそって目線を上下させる必要がなく、横へスライドさせるだけで読むことが可能です。

STEP1~3は一連のトレーニングです。これを1日10分程度行うようにしましょう。

速読をする上での注意ポイント

飛ばし読みをしない

文章・段落などをひと固まりとして読むトレーニングのため、つい飛ばし読みをしてしまいがちになります。重要なポイントだけを読み、そのほかを読み飛ばしていては速読力アップにはなりません。文章は正確にすべて読み、あくまでも読む「固まり」を増やしていくことが大切です。

読む文章を変えない

速読トレーニング用の文章は、最低3ヶ月は同じものを使用しましょう。文章を変えると速読にバラつきが出てしまう可能性があります。

日本速脳速読協会・乾利昭さん「まずは速読用の1冊を決めて繰り返して読む意識を持つことが大切です。特に1行の文章を2~3つの固まりに区切って読む段階から、1行を固まりとして読む段階にステップアップをするときなど、文章の読み方を変えるときは読み慣れている文章で行いましょう」

情緒的な文章では速読しない

文章の意味を推し量るような情緒的なもので速読するのは避けましょう。小説はビジネス書などと違い、ちょっとした段落や句点などに重要な意味を含んでいることが多々あります。そういった部分を速読してしまうとせっかくの感動が半減してしまいます。

練習も含め、速読するときは新聞やビジネス書などがオススメです。1行あたり15文字程度の新聞は、「行」で読んだり「段落」で読んだりする固定読みがしやすいため、識幅を広げるのに適しています。

毎日やると着実に速読力アップ!

上記の図のように、速読力は成長&停滞のくり返しです。そのため、毎日コツコツと継続することが速読力アップへの一番の近道と言えます。

逆に、短期的に集中してトレーニングを行ってもあまり効果がありません。毎朝の通勤時間を活用するなど、毎日継続するように意識してみましょう。

今回、お話を伺った人はこちら!

日本速脳速読協会・乾 利昭さん

「日本速脳速読協会」広報戦略室の1人。学習の根幹を形成する「読書」や「正確に速く読み解く力の育成」といった読書支援・速読教育を推進している。「毎日の仕事のなかで速読ができれば、より迅速に、的確に業務を進められるはずです。情報化社会を生きるための、1つの武器になるでしょう」と乾さん。

Twitterで紹介!

(イラスト:Otsuka Azusa
(資料提供:日本速脳速読協会)
(ライター:小松崎拓郎)

この記事で使われている画像一覧

  • 9c97083d 3e7a 4dc7 9a0a 6600b467f119
  • 7b8042f8 9ae2 4ea2 8d81 ad653e94071d
  • 9913ccc3 56e9 468f b760 0ab8d95d2c10
  • B5e7ec29 322a 424e 8310 b23654c1b726
  • 468c1dcd d6d0 44b8 82e6 9f6c88a5b261
  • E5d026e5 f632 4a45 b40f 33ca5661cb23
  • 20141118162907 546af54310075
  • Dbfaab18 c387 423d 85d3 99af5d54033d

本記事は、2014年11月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

編集部おすすめ期間限定のPRコンテンツ

もっと見る