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野生の味を噛みしめよう!牡丹鍋の基礎知識と3大名産地

2014年11月10日作成

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寒さが強まり、鍋がおいしい季節となってきました。水炊き、しゃぶしゃぶ、すき焼き、キムチ鍋、トマト鍋……たくさんの種類がある鍋料理のなかで「牡丹鍋」を食べたことがありますか?

「牡丹鍋ってなんの鍋?おいしいの?」「食べてみたいんだけど何味なのかわからない!」という疑問を抱かれている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんな牡丹鍋についてご紹介いたします。

目次

牡丹鍋ってなに?

牡丹鍋とはイノシシの肉を使った日本の鍋料理のひとつで、しし鍋とも呼ばれています。

お鍋の中で野菜・根菜・いも類・こんにゃく・きのこ類・お麩・豆腐などの具材をしし肉とともに味噌仕立てに煮るという調理法が一般的です。地方によって味付けが異なりますが、味噌のほかには醤油などを使うこともあるようです。

「ぼたん」という鍋の呼び名は、使われるシシ肉を薄く切り、牡丹の花のようにさらに盛り付けることにちなんでいます。

イノシシの肉は厚いわりに淡白で、煮込めば煮込むほどやわらかくなります。肉自体の獣くささは狩猟後の血抜きの巧拙や調理者の手腕によるため、初挑戦する場合は口コミや評判をチェックしてからお店に行くといいでしょう!

牡丹鍋の起源

縄文・弥生時代のころからイノシシは貴重な食料として扱われており「古事記」「日本書紀」にもシシ肉を食べる記述を見ることができます。その後、仏教の渡来とともに肉食が禁止されていきましたが、実際には市場で獣肉が出回っていたそうです。

そのなかでもイノシシの肉は美味とされており、江戸時代でも「山鯨」という名称で食べられ続けていました。明治時代になって肉食が解禁されると、特にイノシシを入手しやすい山間部の地域でシシ肉を使った鍋が発達し、食用としてさらに広まっていきました。

牡丹鍋の3大名産地

兵庫県・篠山と静岡・天城山、そして岐阜県の郡上が日本のイノシシの3大名産地といわれています。

これらの地域が名産地と呼ばれるには、イノシシが育った環境にその理由があります。イノシシは、岩山や起伏に富んだ険しい形であればあるほど、良く育つといわれています。雑木林や竹やぶのなかで体をぶつけながら走り回ることでイノシシがたくましく育つんですね。

また、イノシシは大食漢で雑食性です。木の実やキノコ、豆や米など、豊富な山の幸を食べて大きくなったイノシシのお肉はその栄養と同じうまみを持つんだとか!

篠山と天城山・郡上のイノシシはこうした条件がそろった山の中でのびのびと育つからこそ、「3大」に数えられるんですね!

観光資源としての牡丹鍋

岐阜県の樽見鉄道では、列車の中で牡丹鍋を食べることのできる「しし鍋列車」というイベント列車を運行しています。車窓に流れる雪景色を眺めながら、あたたかい牡丹鍋に舌鼓を打つ贅沢さに毎年大盛況なんだとか。

「しし鍋列車」は年末年始を除く12~2月の毎週木曜日に運行しています。完全予約制なので、気になる方は要チェック&要予約!

公式サイトはこちらから!

また、兵庫県の牡丹鍋は2007年に農林水産省が主催の「農山漁村の郷土料理百選」に選定されています。

牡丹鍋を食べたいときは、その産地に注目したお店選びをしてみるといいのかもしれませんね!

あったかおいしい牡丹鍋!

あまり気軽に食べられるわけではない牡丹鍋ですが、その独特のうまみと甘みはぜひとも一度味わってみたいものです。産地や口コミに注目しつつ、今年の冬は牡丹鍋に挑戦してもいいかもしれませんね!

(image by amanaimages 1 2)

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本記事は、2014年11月10日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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