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今だからこそ学んでおきたい2014年に亡くなった著名人の功績とその名言

2016年05月12日更新

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2014年も、さまざまなニュースが紙面やTVを騒がせました。なかでも各界の著名人の訃報を聞く回数が、今年はなんだか多かったような気がします。

ここでは、今年亡くなった著名人たちの来歴を、彼らの輝かしい功績とともにご紹介いたします。

2014年に亡くなった著名人たちの功績

土井たかこ:女性初衆議院議員

社会民主党の元党首であった土井たか子さんは「だめなものはだめ」「やるっきゃない」といったシンプルかつわかりやすい言葉を使いながら、わかりやすく自分の主張を人々に伝え、女性で始めて衆院議長を務めた政治家でした。

1989年7月の東京都議選では、女性候補を大量擁立して議席を3倍にも増やしました。また、同月の参院選では改選議席を倍増させて自民党を上回るなどして大勝をおさめました。このとき土井さんが発した「山が動いた」は名文句として広く知られています。

2014年9月20日に、肺炎のためお亡くなりになられました。

彼女の活躍と人気は当時「マドンナブーム」や「おたかさんフィーバー」と呼ばれていたんだとか。

ロビン・ウィリアムズ:アカデミー賞俳優

アカデミー賞受賞経験を持つ名俳優ロビン・ウィリアムズさんは、ジャンルを問わずさまざまな映画に出演し、その存在感と演技力で世界中で人気を集めた俳優のひとりです。

コメディアンとして活動を始めた彼は、モノマネやマシンガントーク・即興、声マネで知られています。

自らの芸風について「ほんのわずかの狂気だけしか与えられなかった。それを失ってはならない」と語ったウィリアムズさんは、『グッドモーニング・ベトナム』『ミセス・ダウト』、ディズニー映画『アラジン』におけるジーニー役など、多数の出演作でその持ち味を発揮する傍ら、情感あふれるシリアスな演技でも高い評価を受けていました。

人生で3回のアカデミー主演男優賞ノミネート、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』ではアカデミー助演男優賞を受賞しています。

2014年8月11日に自宅にて死去。

まさに映画史における一時代を築いた偉大な俳優ですね。彼の功績をたたえる人は数多く、あのオバマ大統領も哀悼の意を表したそうです。

ロリン・マゼール:指揮者、作曲家

ウィーン国立歌劇場、ニューヨ-ク・フィルハーモニー、クリーブランド管弦楽団などの音楽監督を担ってきた指揮者のロリン・マゼールさんは、まさに現代のクラシック音楽界における巨匠とも呼べる存在でした。

幼いころからその才能を発揮し、8歳で指揮者としてデビュー、9歳でフィラデルフィア管弦楽団を指揮、10代半ばまでに全米のほとんどのメジャー・オーケストラの指揮台に上がり、欧州デビュー後もさまざまな楽団の監督や指揮を務めるなど、その功績を挙げると枚挙に暇がありません。

そんな、天才として幼いころから音楽界の栄誉を欲しいままにしてきたマゼールですが、こんな言葉も残しています。

「やはり重要なことは、ユーモアのセンスです。オーケストラを導く上ではもちろんのこと、自分自身に対して、そして音楽ということに対してのユーモア。それから、世界を見る目も、ユーモアの目をもって見るということが重要です。だから私は仕事中、常に冗談とかで人を笑わせています」

天才・マゼールの見つけた、音楽家として、人としての哲学には深いものが感じられます。晩年も精力的な活動を続け、2013年だけでも111回のコンサートを指揮されていたそうです。

2014年7月13日に自宅にて死去。84歳でした。

三瓶明雄:「DASH村」における農業指導のおじいちゃん

日本テレビ系列『ザ!鉄腕!DASH!!』内コーナー『DASH村』において、MCを務めるTOKIOに農業や村づくりのノウハウを伝授する「明雄さん」と言えば、ピンと来る方も多いはず。

彼の本名は「三瓶明雄」さん。福島県内にあったDASH村の近隣住民として、畑の耕し方から養蜂、井戸掘りなどさまざまな農業や仕事をTOKIOメンバーに伝授・チャレンジしていました。TOKIOメンバーとともに14年をかけてDASH村を作り上げた姿に、親しみと頼りがいを感じていた方も多いのではないでしょうか。

明雄さんの印象的な口癖「まだまだ」は、「物事は常に新しくなっていくので、現状に満足して停滞してはいけない」という自身への戒めを込めたものであったそうです。

2014年6月6日に、福島県の病院内でお亡くなりになられました。

宇津井健:俳優

日本の映画・ドラマ界を牽引してきた名俳優・宇津井健さんは、2014年3月14日に愛知県の病院にて慢性呼吸不全により亡くなられました。

若手映画スターの一人として新東宝・大映などで活躍され、大映倒産後はフリーとしてさまざまな映画やドラマに出演されていました。『スーパージャイアンツ』シリーズや『ザ・ガードマン』『渡る世間は鬼ばかり』などが代表作として有名です。

乗馬をたしなみ、普段からトレーニングを行うなど体作りにも精力的で、また50年以上の芸能生活において遅刻や仕事を休んだことが一回もなかったなど非常にストイックな性格であったエピソードが数多く残っています。

座右の銘は「才能の器は小さい、努力の器は大きい」。実直で真面目、役柄からもその人間性がにじみでるような、まさに日本映画史の誇る名俳優でした。

まど・みちお:詩人

深みのあるあたたかな言葉で独自の詩の世界を作り上げていたまど・みちおさん。彼の代表作である童謡『一年生になったら』や『ふしぎなポケット』『ぞうさん』『やぎさんゆうびん』などは、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

まどさんはその詩集が全世界さまざまな場所と言語に翻訳され、また「児童文学のノーベル賞」とも呼ばれる国際アンデルセン賞を日本人として初めて受賞するなど、戦後を代表する詩人として広く知られています。

「ちがっても仲良くしようではなく
ちがうから仲良くしよう」

シンプルできれいでやさしい、まどさんの言葉選びと詩は、だからこそ読み手の心にダイレクトに届き、だからこそ長く愛され続けているのではないでしょうか。

そんな、ユーモアとやさしさにあふれた言葉のなかで命の尊さや社会に対する思いをうたいつづけたまどさんは、2014年2月28日に104歳で永眠されました。

山本兼一:直木賞作家

山本兼一さんは、有名な戦国武将を主人公にした作品だけでなく、大工や刀鍛冶、鷹匠などにスポットライトを当てた作品も多く書かれていました。

山本さんは大学を卒業後、出版社勤務・フリーライターを経て、2004年に『火天の城』で第11回松本清張賞を受賞。その後も『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞しました。『火天の城』『利休にたずねよ』は映画化もされたので、そちらでご存知のかたも多いかもしれません。

経歴だけを見れば直木賞作家として順調な歩みを続けてきたように見えますが、決してそうではありません。

(前略)
凡作を出すことを恐れてはいけないんです。
いろんなことがうまく回ったとき、傑作が生まれる。
だから、凡人は数を出さなきゃダメなんですよ。

山本さんは、亡くなられるその5時間前に当時連載していた『平安楽土』の第6回原稿を編集者に送ったんだとか。今際の際まで書き続けた山本さんの言葉だからこそ、重みと深みが感じられます。

2013年より入院し、病床での執筆を続けておられましたが、2014年2月13日、京都市内の病院でお亡くなりになられました。

淡路恵子:女優

最近では「ドラクエ好き」の女優としてバラエティに登場することもたびたびあった大女優・淡路恵子さんは、その女優としての演技力と波乱万丈な人生とで知られています。

淡路さんは黒澤明監督による映画デビュー作『野良犬』で、その演技力を見出されました。その後は松竹歌劇団で活躍し、メロドラマ『この世の花』への出演ではその後シリーズが10作にも続く大ヒットを獲得しています。東宝の『駅前シリーズ』『社長シリーズ』などにも出演し、その人気は絶大なものでした。

一転、私生活では2度の結婚や多額の借金、息子たちの死・逮捕など非常に波乱万丈な人生を歩まれていました。淡路さんは著書のなかで「所詮は藁は藁よ、藁をつかんでも沈むだけ。最後に頼りになるのは自分だけ」という言葉を残しています。

喜劇からシリアスまで幅広い役柄を演じられるその芸風にはその人生がにじみ出ているような深みと大胆さがありました。2014年1月11日に東京都の病院で80歳で死去。

ガルシア・マルケス:ノーベル文学賞受賞者

ノーベル文学賞受賞者として知られるコロンビア人の作家、ガルシア・マルケスは「物語るために、私は生まれてきた」と語ったことは有名です。

架空の都市マコンドを舞台にしてそこに生きる人々の隆盛と滅亡の100年間を描く『百年の孤独』をはじめとして、『族長の秋』『コレラの時代の愛』『予告された殺人の記録』など精緻な描写によるマジックリアリズムの手法を用い、多くの文学者に多大な影響を与えました。また、世界中にラテンアメリカ文学ブームを巻き起こした人物でもあります。

2002年には、ノルウェイ・ブッククラブによって著作『百年の孤独』『コレラの時代の愛』が「世界傑作文学100」に選ばれるなど、世界的に偉大な作家の一人でした。

2014年4月17日にメキシコ市内の自宅にて死去。

おわりに

各業界を牽引したさまざまなビッグネームの訃報が相次いだ2014年。後世に大きな影響をもたらした彼らの功績や作品、そして名前は、これからも受け継がれていくことでしょう。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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