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どの区間からも目が離せない!箱根駅伝を楽しむための区間特徴まとめ

2014年11月07日作成

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応援に行ったり、テレビ放送に夢中になったり、もはやお正月の風物詩として有名な「箱根駅伝」。1月の寒い気温の中を一生懸命走る姿を見ていると、こっちまで熱くなってきちゃいますよね。

しかし、駅伝に詳しい人は楽しめますが、あまり詳しくない人はどこで盛り上がるのかがわかりません。ずっとテレビをつけているわけにもいかず、ピンポイントで面白さを理解したい人もいると思います。

そこでこの記事では、箱根駅伝の全ての区間の特徴と見どころをご紹介いたします!

箱根駅伝の区間の特徴

1区

スタート地点である、大手町・読売新聞東京本社ビル前から神奈川県の鶴見中継所までの21.3kmを走る区間です。

まず1区の特徴として言えるのが、「ここで遅れをとることは許されない」ということです。前半はほとんど横並びの集団走ですが、後半になると少しずつ動き始めます。

18km地点に六郷橋という下り坂があります。平坦な道が続く1区ですが、この下り坂が駆け引きのポイントとなってきます。また、前半で飛ばし過ぎると、この六郷橋が辛いのも、前半が穏やかな理由の1つです。

しかし例外として、1区から一気に飛び出て、そのまま優勝まで突っ走る大学も存在します。これは「大逃げ」と呼ばれる戦法です。やはり目の前を走られるだけでも他校にはプレッシャーがかかるものなのです。

あまりレースが動かなくても、つまらないと断じてしまうより、「ここは牽制している場面なんだ」と各校の思惑を探ってみましょう。

2区

鶴見中継所から戸塚中継所までの23.1kmを走る区間です。

13km地点から高低差40mの権太坂という上り坂と、ラスト3kmから連続する上り坂が選手を苦しめる区間でもあります。そのため、各校のエースが集まる激戦区となっています。

エースがこの区間を任されることが多いため、「華の2区」と呼ばれることも。箱根駅伝の見どころの1つです。

体力的に辛い区間であるため、留学生選手などが登場するという点でも見どころです。ここで、少しずつ遅れをとる大学が出始めます。また、1区で出遅れた大学が、巻き返すために他の大学を「ごぼう抜き」するシーンなども多く見られます。

箱根駅伝最初の難関ということもあり、各校がこの区間にかける想いはすさまじいです。期待を背負って走るエースとレースの行方に注目しましょう!

3区

戸塚中継から平塚中継所までの21.4kmを走る区間です。

正面に富士山を見据え、左手には相模湾が広がる、という箱根駅伝区間の中で1番の景勝地を走る区間ということで有名です。景色が綺麗ということで有名ですが、同時に選手たちにとっては大きな障害でもあります。

海沿いを走るため、強烈な海風が選手たちに吹きつけます。ですので、風に負けない力強い走りを求められる区間といえるでしょう。つなぎの区間と見られがちですが、あえてここにエース級を配置して、他校を追い抜くという展開も珍しくありません。

2区の勢いを持続させる、または2区での遅れを取り戻す、などの思惑が交錯する区間ですが、風がそうさせてくれないという難しい区間です。

風にあおられて苦しんでいる選手たちを応援するとともに、どの大学が抜け出るかに注目しましょう!

4区

平塚中継所から小田原中継所までの18.5kmを走る区間です。

箱根駅伝全区間の中で20kmを切る最も短い区間で、スピードレースが予想される区間です。道も細かなアップダウンのみで、他の区間よりは比較的走りやすいとされています。

しかし、その細かなアップダウンのリズムをとるのに苦戦したり、走りやすいからこそ怪我を抱えた選手がアクシデントに見舞われたりと、一筋縄ではいかない区間でもあります。

そうは言っても、走りやすい区間なことには変わらず、10番手や1年生選手などが多く登場する区間でもあります。比較的簡単なつなぎの区間とはいえ、先輩の待つ超難関「5区」へタスキをつなげるというのは相当なプレッシャーがかかるはずです。

展開の早いレースと、若い選手が先輩へタスキをつなごうと努力する姿に注目です!

5区

小田原中継所から往路ゴールである箱根・芦ノ湖までの23.2kmを走る区間です。

一般に「山登り」と呼ばれる区間で、選手が走る道の標高差は864mと驚異的です。突風や雪などの厳しい自然条件と険しすぎる上り坂が選手を苦しめる区間です。しかし、そのため箱根駅伝の看板区間として最も注目の集まる区間でもあります。

登り切った後に待ち受ける残り4kmの下り坂も選手にとっては脅威です。上りで使わなかった筋肉を使い、疲労と寒暖差で痙攣をおこして足を止めてしまう選手は少なくありません。

85回から88回大会までの4大会連続で東洋大学の柏原選手が区間賞を譲らなかったことで有名な区間です。今年はどんな「山の申し子」が現れるかに注目しましょう!

6区

復路のスタート地点でもある芦ノ湖から小田原中継所までの20.8kmを走る区間です。

この区間は5区と比較して「山下り」と呼ばれる区間です。1月早朝の箱根の気温はこらえがたいものがありますが、それに耐えながら最初の4kmを登り、そのあとはひたすら下っていきます。

ペース配分はもちろんですが、下り坂の影響でスピードはかなり早く、それでいて急なカーブをいくつも曲がらなければなりません。そのため、選手のひざには大きな負担がかかってしまいます。

ラスト3kmは平地なのですが、それすらも上り坂に感じてしまうほど足が上がらなくなってきます。ここで足が痙攣する選手も多いです。

気温や勾配と戦う選手のテクニックに大注目ですよ!

7区

小田原中継所から平塚中継所までの21.3kmを走る区間です。

4区と同様海風が影響を及ぼす区間ですが、それに加えて山から吹き降ろす寒い風が選手を襲う区間でもあります。時間帯的にも陽が上ってくるため、山風で寒いと思っていたら、一気に気温が上がって熱くなる、という自然条件が最大の敵の区間なのです。

それでも、10区間の中で最も走りやすい区間とされています。油断のできないコースではありますが、後輩などにも任せられる区間として考えられています。

優勝を狙う大学は、もちろんここにも力を割きます。最近ではここにどれだけ実力がある選手を配置できるかが勝敗を分けるともいわれています。

テレビに映る景色も山から海へ変わりますが、どんな自然条件に選手たちが苦しめられているか、表情や実況から探りましょう!

8区

平塚中継所から戸塚中継所までの21.4kmを走る区間です。

前半は比較的平らな走りやすいコースですが、変わらない自然条件と藤沢を越えたあたりから始まる「遊行寺の坂」で、大きく失速する大学の多い区間です。

太陽が後方から照りつけるため、遊行寺の坂と相まって脱水症状を発症する選手が多く現れます。そのため、スピードもそうですが、どれだけタフな選手をここに配置するかも重要なポイントです。

レースも終盤にさしかかり、優勝やシード権争いが過激になってくる区間でもあります。

遊行寺の坂を登る選手を応援しながら順位を確認して、今後の展開を予想しましょう!

9区

戸塚中継所から鶴見中継所までの23.1kmを走る区間です。

復路最長の区間で、下りの権太坂などペース配分が重要となってくる区間です。そのため、キャプテンや準エース級の選手などが多く登場します。

しかし8区の選手の時間切れで、戸塚中継所手前の数百mでタスキをつなぐことができず、涙を飲んで9区の選手が白タスキでスタートするという場面はこれまで何度もありました。目の前にゴールが見えているのに間に合わないという、悔しさが画面越しにでも伝わってくるシーンです。

その一方で、ラストスパートといわんばかりに首位が入れ替わるトップ集団からも目が離せないという緊迫の区間でもあるのです。

タスキをつなぎたい下位のチームや優勝に手をかけたい上位のチーム、どちらのドラマにも胸が熱くなること間違いなしです!

10区

鶴見中継所から東京・大手町までの23.0kmを走る区間です。最後の区間であり、ラストスパートにかける各選手の熱いレースを見ることができます。

復路で2番目に長い区間であり、観衆の応援も増え、否が応でも優勝への気持ちが高まる区間でもあります。しかし、そこで冷静になれなければ、ペースを一気に崩してしまう危険性を持っているのです。

これまでは山風、海風に苦しめられてきた選手たちですが、都内に入ると今度はビル風が選手を襲います。最後まで自然条件に左右されるコースコンディションですが、ゴールはもう目前なので、チャンネルを変えずに見守りたい区間です。優勝争いはもちろん、シード争いもしっかり見届けてくださいね!

多くの期待を背負ってプレッシャー・自然条件と戦う選手たちの最後の勇姿に注目です!

おわりに

どの区間にも重要な役割があって、それを担って走る選手たちは気持ちを引き締めてくれますね。1年の始めには持ってこいのイベントです。

この記事を参考に、全ての区間を楽しんでいただければ幸いです。

(image by illust AC)

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本記事は、2014年11月07日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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