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知らずに使っていたけど…「よろしかったでしょうか?」は正しい日本語?

2014年10月07日作成

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目上の立場の人やお客様と接するときに、きちんとした言葉遣いができると気持ちがいいですよね。とはいえ、丁寧な言葉を使おうとすればするほど、不自然な言い回しになってしまうことも。

ここでは、そんな違和感を覚える言葉のひとつ「よろしかったでしょうか?」という言葉が正しいかどうかを調べてみました。

目次

「よろしかったでしょうか?」はよく使われている

コンビニで965円の買い物をし、バイトの姉ちゃんにレジをしてもらい、1065円払ったとき「1065円からでよろしかったでしょうか?」こちらの返事があるまでじっとしている。 (OK Waveより)

コンビニやファーストフードなどで「よろしかったですか?」などと言われ、違和感を持ったことはありませんか?なかにはモヤモヤしたり不快に感じたりする人もいるかもしれません。

共同宣伝のおこなった「今どきの話し言葉」に関する意識調査によると、話し言葉としてもっとも嫌いとされる話し言葉ナンバーワンは、「よろしかったでしょうか?」という結果になりました。

実際のところ「よろしかったでしょうか?」という言葉は日本語として正しいのでしょうか?

サービス業では…

日本マクドナルドでは、「よろしかったでしょうか?」という言葉はマニュアルにはないものの黙認されています。これは「確認に重きをおいた丁寧な表現だろう」とされていることが理由です。

一方で、客層の8割が50歳以上の三越大阪店では、社員教育のなかで「よろしかったでしょうか?」ではなく「よろしゅうございますか?」と聞くように指導しているのだとか。

さらに、帝国ホテルでは「よろしかったでしょうか?」という言葉は不適切であるとして、「間違いなので使わないように」と教えられているようです。

「よろしかったでしょうか?」は正しい日本語?

最近ではすっかり浸透し、おかしいと感じなくなっている人もいるかもしれませんが、「よろしかったでしょうか?」という言葉は間違った日本語です

「よろしかった」という言葉は過去形です。したがって、直後の行為や現在進行形である内容に対して過去のように聞くのは不適切。相手に確認をとりたい場合は「よろしかったでしょうか?」ではなく「よろしいですか?」と聞くのが正しい表現です。

「よろしかったでしょうか?」を使うようになったわけ

なぜ間違っているのに「よろしかった」と過去形で尋ねられるようになったのでしょうか?

これは「よろしいでしょうか?」や「いいですか?」と聞くと選択権が質問側にあり、強要させているように感じさせてしまうから、というのが理由のようです。

「よろしかったでしょうか?」と聞くことで質問がやわらかくなり、相手に選択権があるように感じさせる効果があることから、「よろしかったでしょうか?」という言葉が使われるようになったといわれています。

ほかにも…違和感のある間違った日本語

「とんでもございません」

「とんでもない」という言葉でひとつの単語。これを無理やりふたつにわけて、「ない」の部分のみを「ございません」に変えることはできません。丁寧に使いたいときは「とんでもないです」と答えるのがベター。

「しばらくぶりです」

同僚や部下に対して「しばらくです」と使うのが正しい表現。したがって「しばらくぶりです」は日本語として適切でないうえに、敬語になりません。「お久しぶりです」や「ご無沙汰しております」を使うように心がけましょう。

「お世話様です」

「お世話様です」と「ご苦労様です」は同等の使い方であり、立場が上の人に対して使うのは控えたほうがいい言い回しです。挨拶として用いるなら「いつもお世話になっております」を使うようにしましょう。

これで言葉の使い方は「よろしいですか?」

もしかしたら、知らず知らずのうちに「よろしかったでしょうか?」と使っていた人もいるかもしれません。

なんとなく丁寧に聞こえるうえに、現代ではいたるところで常用されている言葉ですが、ここぞというときにきちんとした言葉遣いができると素敵ですね。

(image by amanaimages1 2 3 4)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2014年10月07日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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