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レンタルCDのコピーは違法?合法?音楽CDのコピーに関するマメ知識

2014年09月12日作成

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音楽CDをはじめとするさまざまな創作物=「著作物」には、すべて「著作権」が与えられます。

しかし、ひとくちに「著作権」といっても、著作物によっては多様な権利形態があり、また使用に関する権利についてもさまざまなものがあるのです。

家族間・友人間での貸し借りやレンタルショップで借りたCDの扱い方、インターネットでの動画視聴やアップロードなど、「どこまでがOKで、どこまでがNGなの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここでは特に、音楽CDの使用方法についてご紹介いたします。

音楽CDの著作権とは

そもそも「著作権」とは?

「著作権」とは、「著作物」の製作者に与えられる権利です。

著作物とは、「製作者の思想や感情を創作的に表現したもの」を指します。つまり、文章や音楽・映像・詩歌・デザイン・コンピュータプログラムなどといった創作作品のことを、法律上では「著作物」と呼ぶのです。

著作権はこうしたすべての著作物に対して発生し、またすべての著作物は著作権法で保護されます。これにより他人が作者の許可なしに勝手に著作物を使用することもなくなります。

この著作権法による保護のおかげで、たとえば音楽家は音楽を作り、漫画家は漫画を描くことで正当な収入を得られ、生活ができるようになります。

つまり、著作権法は著作物とその作者を守るための法律なのです。

他人が作者の許可なく著作物を使用すると「著作権侵害」にあたり、さまざまな法的措置がとられることになります。

著作権にも例外がある

基本的に、音楽CDを含むさまざまな著作物をコピーするときは、権利者に許可を得なければなりません。しかし、著作権法では権利者の許可無くコピーできる例外がいくつか認められています。

この「例外」は、著作権を持つ作者がもらえるはずの利益を不当に害さず、また著作物の通常の利用が妨げられないような場合にのみ認められます。

いくつかある「例外」のひとつであり、わたしたちの実生活にもっとも身近なものが「私的使用のための複製(コピー)」です。

これは、自分自身もしくは家庭内・家庭内に準ずる範囲で使用することを目的としておこなうコピーのことを指しており、「自分や、自分の家族が利用するようなごく狭い範囲にかぎり、許可をとらずにコピーしてもOK」という意味を持っています。

どこまでがOK?具体例でみるCDの著作権

自分で買ったCDを自分用にコピーしたい!

OKです。

自分で買ったCDを自分でコピーしたり、iPodなどに入れて自分で楽しむことは「私的使用のための複製」に該当するため、合法です。

買ったCDを友人に貸したい!

少数であれば、OKです。

「友人」は、自分や家族のような「家庭内その他これに準ずる範囲」に含まれませんが、親しい友人数人程度であれば違法にはなりません。とはいえ10人や50人、さらにそれ以上など大人数になってくると話は変わってきます。

「私的使用のための複製」は著作権を持つ作者がもらえるはずの利益を不当に害さないことが前提条件としての「例外」です。

大人数に貸与することで、作者が本来もらえるはずだった利益を多く損なうことになると、「私的使用のための複製」という枠を外れることになるでしょう。

節度を守ることが大切です。

家族に自分のCDをコピーしてあげたい!

OKです。

CDを購入した個人とその家族が楽しむためのコピーは「私的使用のための複製」に該当するため、合法です。

自分のCDをコピーして友人にあげたい!

NGです。

上述の通り、「友人」は「家庭内その他これに準ずる範囲」に含まれないため、「私的使用のための複製」に該当しません。著作権侵害にあたり、違法となります。

レンタル店で借りたCDを自分のパソコンでコピーしたい!

OKです。

レンタルショップ店のCDのコピーについて不安を抱かれる方が多いかもしれませんが、違法ではありません。というのも、CDのレンタル料金には、もともと借りた人がコピーして利用するための「著作権利用料金」が上乗せされているのです。

CDのレンタル・パソコンでのコピー・音楽プレーヤーへ取り込む…などといった行為をすべて同じ人が行うのであれば「私的使用のための複製」に該当するため、合法です。

コピーガードされているレンタルCDをコピーするのは違法です。

自分で編集したCDをフリーマーケットなどのBGMとして使いたい!

NGです。

自分が購入したCDを使い、好きな曲を集めたCDを作ることは可能です。しかし、フリーマーケットや何かしらの会場など「多くの人に聴かせるための複製」は「私的使用」の枠を外れてしまいます。

そのため、「私的使用のための複製」に該当せず、違法となってしまいます。

ダビングサービスをやっている店でCDをコピーしてもらいたい!

NGです。

ビデオテープ・オーディオテープなどを複製するサービスを行う業者がありますが、ここで市販されているCDをダビングすることは違法です。

「私的使用のための複製」は、購入者本人が自身や家庭内で鑑賞するためにコピーする行為を認めていますが、他人がコピーをする行為は禁じています。

おわりに

私たちが日々よい創作物を目にすることができるのは、著作権法があってこそです。OKとNGのラインを見極めて、正しい楽しみ方をこころがけたいですね!

(image by amanaimages 1 2 3)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2014年09月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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