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どこまでが含まれるの?「都内」の定義を調べてみた

2014年08月28日作成

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普段ニュースなどで「都内」という言葉を耳にするかと思います。

「都内では記録的な大雨に見舞われています」「今、都内で女性に人気のデートスポットです」など、何気なく使われている「都内」という言葉。しかしいったいどこの地域・場所のことを意味するのでしょうか。

「都」というくらいだから、漠然と栄えていそうな想像はできますが、その「内」とは何のことでしょうか。

今回は「都内」の定義について調べてみました。

目次

「都内」の言葉の定義について

辞書で言葉の意味を調べると、以下のようなことが書かれています。

  • 元来の用法:東京都全域のこと
  • 通俗用法:東京都区部(東京特別区)のこと
  • 東京都の中。特に、東京都の23区のうち
よく使っている東京都23区とは、東京区部(東京特別区)から成り立つ地域のことを指します。

都内の定義を大きく分けると「元来:東京都全域説」と、「通俗:東京都23区」があるようです。それぞれの都内説について、ネット上での意見を交えながら検討してみましょう。

「YAHOO!JAPAN知恵袋」「OKWave」「教えて!goo」に寄せられていた質問・意見を参考にさせていただきました。

1:「東京都全体」が都内説

東京都とは

東京都は東京都23区、多摩地域、伊豆諸島・小笠原諸島を含めた総称です。

1943年に東京都制が施行され(現在は地方自治法)、東京府と東京市が合併して、東京都と呼ばれるようになりました。

「都心=東京都全体」派の意識

都内は東京都のことです。
23区だけでなく、多摩地区と伊豆・小笠原諸島も含めて、全部が都内です。(YAHOO!JAPAN知恵袋

行政の管轄区域で言えば、「東京都内」ですから、もちろん多摩地区も入りますし、伊豆七島も入るでしょう。(OKWave

辞書にあるような本来の意味である、住所が東京都ではじまる場所にあたる東京都全体を指すという意見が多数ありました。

東京都庁が執行機関になっていて、東京都区23区も含め、東京都全体を担当しているため、行政のしくみから都内を考えると東京都全体と言えそうです。

「東京都から離島を除いた地域」という意見もあるようでした。実際に「都内」ときいて、島までイメージする人は少ないだろうということでした。

2:「東京都23区」が都内説

23区とは

1943年に東京都に統合された、旧「東京市」にあたる地域です。はじめは35区でしたが、1947年23区に再編されています。

別名は東京都区部といい、市を基準にした地方公共団体を設置していて、上下水道・消防などの事務は、都と連携して行っています。

23区の一覧

港区・新宿区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・練馬区・台東区・墨田区・江東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・中央区・文京区・豊島区・北区・板橋区

「都心=23区」派の意識

23区(特別区)全体を思い浮かべます。(教えて!goo

関東在住の多くの方のイメージとしては都内とは23区のようです。23区以外は三多摩と総称して都内とは分けて考えるという方もいるようです。(OKWave

どちらも使います
都内=東京都
全国的には東京都全域を差します

都内=23区
23区以外の周辺の人が23区内に遊びや仕事に行くときは都内に行くと言います(YAHOO!JAPAN知恵袋

通俗用法となっている「都内=23区」の考えは、すぐに頭の中で結びつきやすいためか、日常でよく使われているものと思えます。

本来の都心であるはずの東京都に住んでいる人の中でも、「23区に住んでいない人が都内に行くと表現する」という意見から分かるように、東京都の東側に集中した「区」の地域が都内であるという認識がされているようですね。

テレビの番組などでも、一般的に23区を都内と表現していることが多いみたいです。

「都下」が「都内」を区別している?!

他にはこんな意見もありました。

都内…23区内。

都下…東京都内で、23区を除く市町村。(YAHOO!JAPAN知恵袋

立川や八王子のことは都内とは言わず都下と言います(YAHOO!JAPAN知恵袋:一部抜粋)

少し聞き慣れない「都下」という言葉。この言葉を知っている人は、「都内を23区」と考える傾向が強いみたいです。

「都下」とは

「都下」は東京都の23区を除く市町村のことを指します。1943年に東京都に統合された、旧「東京府」にあたる地域です。

むかしは多摩地域、伊豆諸島、小笠原諸島を指す、都内の対語として使われていました。

「県内」「県下」とは違う意味なのですが、東京都が生まれる以前に「東京市内」「東京府下」と呼ばれていたものの名残が1943年以降も残ったため、「当区別区内(23区)」・「東京都下」という言葉が生まれたとされています。

現在は多摩地区などへの差別的なニュアンスが含まれていることから、なるべく公的には使用しないようになっています。

また、都下とされていた地域も東京都から住所が始まることもあり、都内と都下で区別する認識のない人もいるようです。

東京都の島の部分を「島嶼部(とうしょぶ)」とも言い、区別する人もいるようです。

結局のところ……人それぞれだった!

調べてみると、東京のどこに住んでいるかによっても、都内の意味は人それぞれで違うということがわかりました。

しかし一言で言うと「言葉としては東京都全て、感覚的には23区」というのが、現在の定義ではないでしょうか。

行政や言葉の本来の意味は、東京都全体。実際に使われやすい、イメージしやすいものは23区と言ってもいいように思います。

いつかこの曖昧な言葉にハッキリとした線引ができるかもしれませんね。みなさんはどう思いますか?

(image by amanaimages)

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本記事は、2014年08月28日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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