生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon learn語学・学習

  1.  
  2.  
  3.  
  4.  
  5. 子どもに聞かれたら答えられる?雲が白色と灰色である理由

子どもに聞かれたら答えられる?雲が白色と灰色である理由

2014年08月26日作成

 views

ふわふわと流れていく雲。見ていて飽きないその様子を、小さいころ眺めていた人も多いのではないでしょうか。

よーく見ているとこの雲、形も大きさも様々ですよね。色も、明るい白から暗いグレーがかったもの、真っ黒だったり紫がかっていたりと、違いがあって不思議です。

なぜ雲の色は白色や灰色があるのでしょうか?今回はそんな素朴な疑問を解き明かします。

目次

そもそも雲に色はない?!

いつも見ている青い空に白い雲。「雲=白色」だと思いがちですが、実はこの見えている白色は雲の色ではないのです。

雲の正体は空中に浮いた小さな水や氷の粒の塊。この粒の一つ一つはなんと1/50mmほどの目にはっきりと見えない大きさなんです。この小さな粒粒が集まり、雲をつくっています。

水や氷が透明なように小さな粒にも色がなく、雲は透明なのです。

色の正体は「光」

色が見える仕組み

本来は透明である雲に色があるように見えるのは、なぜでしょうか。

この謎には光が関係しています。人の目に見える光には大きく分けて以下の6色があります。

  • 橙色

私たちが普段認識している物質の色は、これらの光を物質が反射したり吸収したりした結果見える光の色なのです。

雲の色は光の乱反射で起こる

雲の中を通った光は水や氷の粒によって、あちこちに乱反射されます。乱反射した光の色は他の光と合わさって、白色に見えます。

空気中の水滴である湯気が白く見えるのもこの原理と同じです。

白色や灰色に見えるのはなぜ?

厚みのある雲の上部が白く見え、底の部分が灰色や黒っぽく見えたことはないでしょうか。

これは、雲を通り抜けていく光が弱くなるために起きる現象です。厚みのある雲や重なった雲をすり抜ける内に光が弱くなって暗くなるので、黒や灰色に見えるのです。

また、光の当たる面は白く、光から離れて陰になっている部分は黒く見えたりします。そのため、高さの違う雲やいろいろな種類の雲が出ているときは、その光の当たり加減の違いによって色の見え方が違ってきます。

雨の日に見る雲が暗く黒っぽく見えるのも、厚い雲の下にいて光が届かないことが原因です。

見え方の違い2つの謎

同じ雲でも見え方が違うのは?

夏によく見かけるもくもくと背の高い入道雲は白く見えますね。厚みがあっても色が黒く見えない理由は、見ている場所の違いによるものです。

例えば、飛行機に乗って雲を上から眺めると雲は白く見えます。また、遠く離れた場所で雲を横から見ると上部は白く見え、下の方だけ黒っぽく見えています。

しかしその雲の真下に移動すると、光が雲に覆われて届かないために黒く見えます。

曇の日と晴れの日で見え方が違うのは?

晴れている日は明るく白い雲、曇っている日はどんよりと灰色の雲が多いですね。これは届く光の量による違いから起きます。

「空全体に対して9割以上を雲が覆っている状態」を曇りと指すのですが、これだけ空が覆われていたら太陽の光が届きづらく、暗く見えてしまうのも無理はないですね。

変化していく雲をもっと眺めてみよう

毎日目にしている雲ですが、雲が白色と灰色である理由には、意外な発見があったのではないでしょうか。

解き明かすと、ますます気になる雲の存在。緩やかに変わっていくその様を、たまには注意深く眺めてみるのもいいかもしれませんね。

(image by amanaimages1 2 3 4)

この記事で使われている画像一覧

  • 20140819121101 53f2c045071a6
  • 20140819121642 53f2c19a2f26c
  • 20140819123213 53f2c53da1b91
  • 20140819121257 53f2c0b95acbe

本記事は、2014年08月26日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

編集部おすすめ期間限定のPRコンテンツ

もっと見る