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なぜお餅の形が違うの?関西と関東の雑煮の違いとその由来

2014年08月21日作成

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関東と関西では、味つけが違うとよく話題になりますよね。じつは正月に食べるお雑煮もその1つで、いくつか違いが見られます。どうして同じ日本なのに、内容が異なるのでしょうか?

ここでは関東と関西のお雑煮の違いとその由来をご紹介します。料理1つでおもしろい日本の文化が知れますよ!

餅のかたち

関東と関西では餅のかたちが違う!

関東と関西の雑煮の違いの1つは、お餅のかたちです。関東では四角い餅が使われ、関西では丸い餅が使われています。

これが関東でよく使われる角餅で、切り餅とも言います。板状にしたのし餅を切ったものを指します。

関西で使用される丸餅です。

もともとはみんな丸餅だった

以前は関東関西関係なく、お雑煮には丸餅が使われていたそうです。その由来にはいろいろな説がありますが、望月や鏡を模したからというのが有力なようです。

他にも、丸は魂を象徴するかたちであることから、「年のはじめに食べることで神の力を得ることができる」と考えられたという説や、丸は農作物の豊作を象徴することから縁起をかついだという説もあります。ではどうして関東では角餅が使われるようになったのでしょうか。

切り餅は合理的だった!

江戸は他の地域に比べると人口が多く、いちいち餅を丸くすることが不都合でした。それによって江戸では大量に餅を生産するために切り餅が使われるようになり、関東に広まりました。

ひとつずつ作る丸餅と違い、切り餅はのし餅さえ作っておけば、あとは切ってしまうだけなので便利でした。合理性を重視した結果だったのですね。

どこが境界線?

「関東と関西」とは言いますが、どこが境界線になっているのでしょうか。農林水産省のHPでは、お雑煮文化圏マップが掲載されています。どこの地域でどのようなお雑煮の食べ方をしているか一目瞭然のおもしろいマップです。

これによると角餅丸餅の分け目は、天下分け目の「関が原の戦い」で有名な岐阜と滋賀の県境あたりなようです。関東は圧倒的に角餅のすまし汁仕立てですが、関西は地域によってバラバラというのが印象的ですね。

農林水産省ホームページ

農林水産省ホームページ

www.maff.go.jp

味の違い

関東はすまし汁仕立て

関東のお雑煮は、すまし汁仕立てです。武士は失敗して評判を落とすという意味を持つ「味噌をつける」ことを嫌厭したため、すまし汁仕立てが好まれました。こうした武家文化の影響を強く受けた関東は、すまし汁仕立てのお雑煮になったようです。

すまし汁仕立てのお雑煮の作り方はこちらをチェック!お正月はやっぱりこの味!わが家の関東風お雑煮の作り方煮

関西は白味噌仕立て

関西では白味噌仕立てのお雑煮が主流です。白味噌仕立ての方がすまし汁仕立てよりも歴史が古いのですが、時代とともに関東では変化していきました。一方で京都の文化に強く影響された関西地方は、そのまま白味噌仕立ての伝統を受け継いだのです。

関西は公家や商人たちの土地であったことから、繊細で素材の味を楽しめる味つけの傾向が強いとされています。京都や福井などの一部地域では、白味噌ではなく赤味噌を使うようです。

白味噌仕立てのお雑煮の作り方はこちらをチェック!関西風白味噌仕立てのお雑煮の作り方

違う地方のお雑煮も試してみて!

関東と関西のお雑煮の違いをご紹介しました。慣れていない味つけだとすこしびっくりしますが、日本文化を知るためにもぜひ違う地方のお雑煮を作って食べてみてくださいね!

(image by amanaimages)

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本記事は、2014年08月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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