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白湯(さゆ)の効果と正しい作り方

「白湯ダイエット」という言葉もあるくらい美容面や健康面に良い効果があるということで人気の白湯。ですが、外国産の水やウォーターサーバーのお湯、レンジでチンして作ったものを飲んでいる方は要注意です。それらを使ってあまり効果を感じられず、止めてしまったという方がいたら、実は間違った白湯の飲み方をしていたのかもしれません。ヤカンさえあれば水道水でも作ることができ、デトックス効果抜群。そんな白湯の作り方、飲み方を紹介します。

2016年08月05日更新

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朝、起きがけに白湯(さゆ)を飲むという健康法がじわりじわりと広がりつつあります。ダイエットや便秘解消に効果があると言われていますが、効果がどれくらいあるのかはよくわからない部分もあります。

口コミからなんとなく「健康にいい!」という印象はあるものの、実際にどんな効果があるのか・正しい作り方などは正直よくわからなかったりしますよね。

そこで今回は、白湯についての著書を持つマハリシ南青山プライムクリニック院長・蓮村誠先生に、白湯の正しい作り方や飲むタイミングなどを伺いました!白湯で健康への第一歩を踏み出してみましょう。

目次

  • そもそも白湯って何
  • どんな効果があるの?
  • 正しい白湯の作り方
  • 正しい白湯の飲み方
  • こんなときはどうすれば?

そもそも白湯って何

白湯とは、一度沸かしたお湯を少し冷ました状態のもののことです。

「朝、起きがけに白湯を飲む」という健康法は、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の1つとして始まったものと言われています。起きがけに飲むことで体をゆっくりと覚醒させ、腸内の老廃物を洗い流すことができます。最近ではデトックス効果があるとして、女性を中心に人気を集めています。

蓮村誠先生(以下、蓮村先生)「アーユルヴェーダでは、白湯は『消化力をあげて胃腸を浄化し、毒素を排除するもの』とされています。温かいお茶でも老廃物を洗い流せますが、そういった洗浄力が一番強いのは白湯です」

「白湯を始めるべき?」かどうかがわかるチェック表

まずは自分も白湯を始めるべきかどうかを以下で確認してみましょう。1つでも心当たりがある人は、白湯を始める好タイミングかもしれません。

  • 夏でも手足が冷えやすい
  • 太りやすくなった
  • しっかり寝ているはずなのに眠い
  • 体が重く、ダルく感じる
  • やる気があまり起きない
  • ランチ後はすごく眠い
  • 「元気ないね」とよく言われる
  • 風邪をひきやすい
  • すぐイライラしてしまう

どんな効果があるの?

白湯には、おもに以下の効果があると言われています。

  • 胃腸をあたためてくれる(=冷え性改善)
  • 腸内の老廃物を洗い流してくれる(=デトックス効果)
  • 体の燃焼効率がよくなる(=ダイエット効果)
  • 代謝がよくなる(=便秘改善、美肌効果)
蓮村先生「アーユルヴェーダではヴァータ・ピッタ・カパという3つのエネルギーがあるという考え方があります。白湯はこの3つのバランスが最も整った状態のものです。そのため、白湯を飲むことで体内のバランスも整えられるという考え方があります」

どれくらい続けるべき?

最低一週間は飲み続けましょう。

飲み始めて一週間未満の人はあまりおいしく感じられない人がほとんどです。しかし、一週間以上続けると甘くおいしく感じられるようになります。

蓮村先生「おいしく感じられなかったり、白湯が腸の中につまるように感じる人は腸内に老廃物が溜まっている可能性があります。続けることで老廃物も少なくなり、つっかえることなくスムーズに飲めるようになるはずです」

正しい白湯の作り方

必要な道具

  • やかん(ステンレスやガラス、陶器など。沸騰し続けられるものであれば◎)
  • コップ
  • 保温用ポット

STEP1:きれいな水をやかんに入れる

やかんに800ml~1L程度の水を入れます。

水は水道水でもミネラルウォーターでもOKです。ただし、ミネラルウォーターを選ぶ場合は日本製のものにしましょう。

STEP2:やかんに火をかけ、沸騰させ続ける

やかんに火をかけ、沸騰させます。沸騰したらやかんのフタをあけ、少し火を弱めて10分ほど沸騰させ続けます。火は、水面がボコボコいうくらいに調整しましょう。

空焚きにならないように注意してください。また、必ず換気扇を回しましょう。

STEP3:沸かしきったら、完成!

沸かしきったら火を止め、完成です。白湯はすぐに飲む用のコップと、残りは保温用ポットに入れます。

白湯を作る時間がないときは、沸かす量を少なめにしましょう。すぐに沸くので、通常よりも時短になります。

正しい白湯の飲み方

飲み方

やけどしない程度の温度まで冷ましてから飲みます。

自分の体が冷えていると感じたら熱めのものを、ほてっていると感じたらぬるめのものを飲みましょう。ただし、冷やし過ぎはNGです。だいたい50度程度まで冷やしたら飲むようにしてください。

飲むときは、ズズズ…とすするようにして飲みます。これを5~10分かけて飲みましょう。

飲む量

1杯150cc程度、1日800mlを目安に飲みましょう。飲み過ぎると腸内の必要な栄養まで洗い流してしまうため、注意してください。

飲むタイミング

基本的に朝昼夜の3回に分けて飲みます。朝は沸かしたての白湯をコップに入れて飲み、昼と夜は保温用ポットにうつしておいたものを飲みます。

  • 朝・・・朝ご飯を食べる前に飲みます。その際、必ず歯磨きをするなどして口内の汚れ(特に舌苔)を取り除いておきましょう。

  • 昼&夜・・・食事をしながら飲みます。ごはんやおかずの合間に飲むことで消化がよくなります。

冷めてしまったら沸かし直さず、新しい白湯を作りましょう。

こんなときはどうすれば?

朝飲めなかったとき

基本的に朝昼夜の3回に分けて飲みますが、必ず飲まなければならないわけではありません。朝、うっかり忘れてしまったら、昼や夜に飲むよう意識しましょう。

外食で白湯をのめないとき

昼・夜は外食などで保温ポットを持ち歩けず白湯を飲めないことがあります。そんなときは、外食先のレストランなどで「熱いお湯をください」とお願いしましょう。沸かし続けた白湯ではありませんが、飲まないよりも効果があります。

蓮村先生「基本は朝昼夜の3回にわけて飲むことです。しかし、あまり気負う必要はありません。飲めるタイミングでしっかり飲むようにしましょう。」

お話を伺った人

蓮村誠さん

マハリシ南青山プライムクリニック院長。アーユルヴェーダを中心とした医療診察をしながらも、全国各地での講演活動や書籍執筆などを行っている。「ちゃんと沸かした白湯はとてもいい味がします。朝一番でおいしいものを口にするためにも、しっかり沸かすようにしてください」と蓮村先生。

イラストで解説!

(イラスト:nanapi編集部)
(監修者撮影:神林環)
(ライター:福岡夏樹)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2016年08月05日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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