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お祭り気分でちょっと寄席まで!目黒のさんま祭りで落語デビューする方法

2014年07月22日作成

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テレビのお笑い番組ではよく見る「落語家」ですが、「落語」そのものとなると、「そういえば笑点でたまに見るかも…」という程度の方が多いのではないでしょうか。本来、落語といえば日本伝統の話芸。一度はちゃんと見てみたい、と思いませんか?

しかし、上野や浅草の演芸ホールに行くのは敷居が高そう…堅苦しそう…などのイメージがありますよね。もっと気楽に落語を楽しみたいという方におすすめなのが「目黒さんま祭り」。実はこのお祭り、さんまを無料で食べられるだけでなく、余興で落語を見ることができるのです!

食べて美味しい、見て愉しい!一石二鳥の目黒さんま祭りで、落語デビューする方法をご紹介します。

目次

さんまを求めて長蛇の列…目黒さんま祭りってなんだ?

東京品川区目黒駅前商店街で「昔ながらの暖かさ」をコンセプトに催される、秋のお祭です。

路上で焼かれているさんま、さんま、さんま…の光景はド迫力!なんと毎年合計6,000匹もの岩手県産のさんまを、「焼き」と「生」で無料配布するそうです。そこに徳島県産のすだち、栃木県産の大根おろしも加わるという、なんとも太っ腹で大規模なイベントです。

ただし、さんまにありつくまでに、炎天下で平均2~3時間は待つようで、中には折りたたみの椅子を持参して行列に並ぶ人もいるのだとか…。行列の先頭に陣取るには朝6時に来る必要あり。覚悟して参加しましょう!

タダで落語が観られる!「目黒のさんま寄席」

このお祭りならではの余興が、「目黒のさんま寄席」。

三遊亭吉窓(さんゆうていきっそう)師匠率いるレギュラー落語家陣と、誕生八幡神社を本拠地にする東西漫才研鑽会「お笑いセメントマッチ」が競演しています。

日時

2014年は9月7日(日)10:00~15:00を予定(毎年9月に開催)

寄席会場

  • 誕生八幡神社…目黒駅中央口2から徒歩3分くらいのところにある神社。ここが会場の中心となっています。
  • 住所…〒141-0021 東京都品川区上大崎2丁目13-36。

公演タイムスケジュール

  • 第1部…9:30 開場/10:00 開演
  • 第2部…11:00  開場/11:30 開演
  • 第3部…12:30 開場/13:00  開演
  • 第4部…14:00 開場/14:30 開演
この寄席は入場料無料。整理券が必要で定員100名の入れ替え制になっています。約1時間で入れ替えになります。毎年満員になるので、1~2時間待つ覚悟で、早めに並んで整理券をもらいましょう。

整理券配布時間

  • 第1部…9:00~
  • 第2部…10:30~
  • 第3部…12:00~
  • 第4部…13:30~
当日はこの寄席をUstreamとFMラジオでも中継するようです。席が取れなかった場合は、これで楽しみましょう。FMラジオは周波数87MHz~88MHz。Ustream中継のURLはこちら

出演団体

  • 第1部...ダイジ(漫談)/立川志の彦(落語「目黒のさんま」)/アタリヤ(漫才)/立川吉幸(落語)
  • 第2部...ケチャップリン(漫談)/立川志の彦(落語)/東京ペールワン(漫才)/立川志らら(落語「目黒のさんま」)
  • 第3部...銀座ポップ(漫談)/立川吉幸(落語「目黒のさんま」)/エルシャラカーニ(漫才)/三遊亭好太郎(落語)
  • 第4部...チャンス大城(漫談)/立川志らら(落語)/藤本芝裕(音曲)/三遊亭吉窓(落語「目黒のさんま」)

「目黒のさんま祭」は落語に由来

そもそも、なぜ目黒のお祭りでさんまを出すようになったのか。これには寄席でも観ることができる、落語の小噺「目黒のさんま」が影響しています。

この噺にはいくつかのパターンがあるようですが、筋を簡単にまとめると以下のようなお話です。

ある日、あるお殿様が目黒に鷹狩に出掛けました。鷹狩の最中に空腹になり、地元の民家に立ち寄ったところ、「さんまならお出しできます」ということで、さんまの丸焼きを出してもらいました。

普段、魚を食べるときは骨を丁寧に外し、内臓や皮も除いて身の部分だけを食べているお殿様にとって、さんまの丸焼きは未知の味。お城に帰ってもそのおいしさが忘れられず、食事にさんまを出させたところ、例によって丁寧に調理されたものが出てきました。

これを食べたお殿様、「これはどこから取り寄せたさんまだ?」と問うと、家臣は「はい、日本橋魚河岸です」と答えました。そこでお殿様が一言、「それはいけない。さんまは目黒に限る」と言ったとか。

海とは無縁の目黒でたまたま食べたさんまを、「目黒産のさんま」と勘違いした世間知らずの殿様を皮肉り、面白く語った古典落語です。

落語にちなんで「寄席」を開催

この落語を元に企画・命名されたのが「目黒さんま祭り」。お祭りと寄席がセットになった珍しい構成も、元々落語にちなんだイベントならではなのです。

ちなみに、寄席に出演している三遊亭吉窓さんは

踊れる寄席の踊りは20以上。仕込んだ落語は240席以上。アンデルセン童話も落語風にしてしゃべります。

という、多芸な方のようです。

落語初心者が知っておきたいこと

初めて落語を見に行く人は、緊張してしまいますよね。落語を観るときのマナーや心得をざっと知っておきましょう。

その1:最低限のマナーは守る

周りで観ている人に配慮して、最低限のマナーは守りましょう。「携帯はマナーモードにする・強い匂いのする食べものや、音のするものを持ち込まない・演芸の切れ間に移動する」などに注意しましょう。

その2:遊び心を忘れずに

現代の日常生活では馴染みの薄い落語ですが、江戸時代には125軒もの寄席がある、大衆の娯楽だったのだとか。肩肘張らず、リラックスした格好で、噺を楽しめばOKです。

その3:噺だけでなく、仕草にも注目

落語の定番の噺は、筋は大体決まっていますが、導入部や細かい演出などは落語家さん独自のアレンジが加えられることが多いものです。また、噺の内容だけでなく、落語ならではの扇子・手拭いを使った「見立て」の仕草にも注目すると、より落語を楽しめるのではないでしょうか。

お祭り気分で立ち寄ってみて!

さんまを頬張りぶらぶらしつつ、「ちょっと落語観ていかない?」なんて言えたらとっても粋ですね。

この秋は、目黒さんま祭りで落語の世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

本記事は、2014年07月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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