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江戸時代にもあった?はじまりはあの「三菱」?日本のボーナス事情

2016年05月12日更新

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夏のボーナス、どうでしたか?特別賞与として年に2回支給されるボーナス。「思っていたより少なかった」「大幅にカットされた」などと不満に思う人、なかには「もらえなかった!」という人もいるかもしれません。

そもそも「ボーナス」はいつからはじまったのでしょうか?そこで今回は、日本のボーナス事情とちょっとした歴史についてご紹介します。

現代日本のボーナス事情

ボーナス支給日

ボーナスが支給されている会社員は全体の6割。義務ではないため、ボーナスをカットしても法的には問題ありません。支給される企業では、夏と冬の年に2回ボーナスが出ます。支給日は夏が6月30日冬が12月10日に設定されている会社が多いそう。

ボーナス額

ボーナス額は、だいたいお給料の半月~3ヶ月分が相場。平均的にみると1.5ヶ月~2ヶ月ぶんの額が支給される場合がほとんどのようです。ちなみに2014年、夏のボーナス推定平均額は55万8000円。昨年より1万4000円アップしていますが、そのなかで自由に使えるお金は10万円未満の人が多いそう。

ボーナスの使い道

男性
1位:貯金 47.1%
2位:生活費の一部にする 25.0%
3位:まだ決めていない 14.3% 

女性
1位:貯金 52.0%
2位:ボーナスはでない 20.8%
生活費の一部にする 18.4%       (マイナビニュースより)

マイナビニュースの「今年のボーナスは何に使う?ランキング」によると、男性も女性も50%以上の人が「貯金」を選んでいます。この先どうなるのかわからないこのご時世、圧倒的に貯金派の人が多いですね。男性で2番めに多いボーナスの使い道は「生活費の一部にする」というもの、女性で2番めに多いのは「ボーナスは出ない」という回答でした。

今もっともほしいものは「お金」

ちなみに、「いま、最も欲しいものランキング」では、男女ともに5割以上の人が「お金」を選んでいます。次いで2番めが「時間」、そして3番目に「恋人」や「結婚相手」を希望している人が多いとか。愛よりお金。そしてボーナスの使い道は「貯金」。とっても現実的ですね!

日本の「ボーナス」のはじまりは江戸時代!

「ボーナス」=「お仕着せ」

日本でボーナスのもととなる習慣がはじまったのは江戸時代。商人がお盆と年末に奉公人に配った「お仕着せ」が由来だと言われています。「お仕着せ」は、店の主人が奉公人に対して年に2度ほど着物を買い与えたり、着物の代金を支給するといったもの。

「お仕着せ」は、出費のかさむ夏と冬に「生活の一時金」として支給されていました。その額は現代でいうと約10万円ほど。この「お仕着せ」の文化に、欧米的の「成功報酬」の要素を取り入れて進化を遂げたものが、現在の日本の「ボーナス」です。

「三菱」は日本で初めてボーナスを支給した会社

英国企業との競争でやむなくリストラを敢行

日本の会社ではじめてボーナスを支給したのは「三菱」です。当時、世界最大の海運会社であったイギリスの会社が東京に進出してきました。激しい価格競争のなか、三菱も危うい状況になってしまいます。そこで創業者であった岩崎弥太郎は、大幅なリストラと経費削減を試みました。

社員の努力に感謝しボーナスを支給

岩崎弥太郎も自分のお給料を50%減給したことにより、ほかの社員も3分の1のお給料を返上。会社全体が一丸となって顧客の確保にあたります。そして、約6ヶ月におよぶ奮闘の末、イギリスの会社は日本から撤退していったのです。

岩崎弥太郎は「この勝利は社員の努力のたまものだ!」として、年末に社員たちにボーナスを支給します。このときの金額は、ほぼ1ヶ月分の給料額。努力をきちんと評価した証として「ボーナス」の制度がはじまったようです。

「三菱」のボーナスは今もすごい!

ちなみに、三菱商事の2年前の夏のボーナス額も話題になっていまた。NEWSポストセブンによると、30代前半の社員が約350万円、40代の課長クラスが480万円だそう。役職や人によっては500万円を超える人もいるとかで、これはもう「ボーナス」の概念を軽く超えますね…!

日本はボーナスをもらっているほう!

海外ではボーナス支給日が年に1度しかなかったり、ボーナスが支給されなかったりとさまざま。日本のように「ボーナスに期待!」ということは少ないようです。大幅にカットされても「もらえるだけでありがたい!」というのが実情かもしれません。せっかくもらったボーナス、大切に使いたいですね!

(image by amanaimages 1 2 3)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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