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2014年こそ観に行きたい!参加者20万人以上の富山の祭り「おわら風の盆」の基礎知識

2014年06月23日作成

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「おわら風の盆」を知っていますか?盆踊りに詳しくない人も、有名なので一度は聞いたことがあるかもしれません。涼しげな浴衣と、編笠(あみがさ)の隙間から少しだけ顔を覗かせる「おわら風の盆」は、毎年多くの人を魅了しています。

ここでは、2014年こそは見に行きたい、「おわら風の盆」についての基礎知識をご紹介します。

目次

優美な盆踊り!「おわら風の盆」って?

「おわら風の盆」とは、毎年9月1~3日にかけて行われる、富山市八尾で行われるお祭りです。この3日間になんと25万人もの人が見物をしに、八尾を訪れるとか。大規模なお祭りなため、開催期間中は大幅な交通規制が行われたり、車が禁止されることも。

「おわら風の盆」のはじまり

「おわら風の盆」のはじまりは、300年ほど前だと言われています。当初は、三味線や太鼓、尺八などを使い、民謡や浄瑠璃を歌いながら仮装して練りまわるというスタイルでした。それが次第に、立春を第1日めとして210日めの台風の季節に、風神の鎮魂を願う「風の盆」として変化しました。

「おわら風の盆」ってどういう意味?

「おわら」って?

「おわら」の由来にはいくつか説があります。ひとつは、江戸時代に七五調の唄をつくったとき、唄のなかに「おわらひ(大笑い)」という言葉をはさんで練りまわったのが、いつか「おわら」と歌うようになったという説。

ほかにも、豊作を願った「おおわら(大藁)」という説や、一番はじめに小原村(おわらむら)の娘が歌ったという「小原村」説などさまざまです。

「風の盆」って?

210日前後は台風到来のシーズンです。当時は、収穫前の稲が被害に合わないようにと豊作祈願がおこなわれていました。のちにそれを「風の盆」と呼ぶようになったそうです。

また、富山では「植え付け盆」や「雨降り盆」などといったように、「休み=盆(盆日)」という意味合いがありました。「おわら風の盆」とは「風のために休む日」という意味のようですね。

「おわら風の盆」の3種類の踊り方

「おわら風の盆」には、誰でも踊れる「豊年躍り」、そして男性が踊る「男躍り」と女性の踊る「女躍り」の3種類があります。

豊年踊り

「豊年踊り」は豆まきや稲刈りといった農作業の動きを舞うように踊ります。大正時代に考えられた「豊年踊り」は、3つの踊り方のなかでも一番歴史があります。大正2年に、北陸線が直江津まで開通した記念として考えられました。

小学生までは、素朴な踊りで振付けも簡単な「豊年踊り」を踊るそうです。

男踊り

中学生になると男子は「豊年踊り」から「男踊り」を踊るようになります。男踊りは、別名「かかし踊り」とも呼ばれ、農作業や田んぼの情景を含む所作が特徴です。踊りのなかでは鍬打ちや稲穂が垂れ下がるといった動きも。全体的に勇壮な踊りになります。

女踊り

中学生になると女子は「豊年踊り」から「女踊り」を踊るようになります。女踊りは別名「四季の踊り」と呼ばれ、女性らしくしなやかな動きが特徴的です。踊りのなかでは、ホタルを追う仕草をはじめとした春夏秋冬の様子や、髪をすく女性らしい仕草が含まれています。

2014年「おわら風の盆」に行くには?

日程

2014年おわら風の盆の開催は9月1日(月)~9月3日(水)になります。開始時間は次の通りです。

  • おわら町流し:(9/1~2)15:00~23:00 (9/3)15:00~23:00
  • おわら演舞場:(9/1)19:00~21:25 (9/2)19:00~21:00
雨天の場合は中止になります。

アクセス

おわら町流しの会場は、富山市八尾一帯で行われます。演舞場は有料です。

  • おわら町流し:富山市八尾一帯
  • おわら演舞場:富山市立八尾小学校グラウンド
おわら演舞場の会場である富山市立八尾小学校グラウンドは指定席3500円、自由席2000円です。

交通アクセス

  • JR高山本線越中八尾駅からバスで約12分
  • JR北陸本線富山駅からバスで約35分
  • 北陸自動車道と山西ICから車で約20分
  • 北陸自動車道富山ICから車で20分
詳細は公式サイトでチェック おわら風の盆

交通機関をチェックしておく

また「おわら風の盆」期間中には、通常より多くの列車が運行するので特別ダイヤになります。2014年の臨時列車の詳細は公共交通でチェックしてみてくださいね。

「おわら風の盆」ツアーも

また、「おわら風の盆」の前には、日帰りのバスや飛行機、新幹線を使ったツアーなど多くの観光ツアーが出ています。申し込むツアーによっては観覧する場所をあらかじめ確保できたるところもあるので、自分の目的に合ったものを選びたいですね。また、人気のツアーになるので満席にならないうちに、早めに予約が◎。

観光で行く「おわら風の盆」の楽しみ方

マップで確認しておく

おわら風の盆を行う区域は約3km。そのなかを11種類に及ぶ各町内のグループが移動しながら踊っています。行事内容やマップをよく確認して、ひとつの場所にとどまらずに効率よく回れるよう計画しておきましょう。

開催中は混み合い、夕方になると電車に乗るのに2時間待ちということも。早めに現地入りするか、バスを利用するなどあらかじめ計画を立てておくのがオススメです。

「風の盆恋歌」を読む

もう一度私を風の盆に連れて行ってください。北陸の風物、大人の恋の儚さを比類なき美しさで描いた名作。 (新潮社より)

おわら風の盆に参加する前に、本を読んで味わいを深めておくのもオススメです。こちらは直木賞受賞作家、高橋治の著作。おわら風の盆を舞台に、あやうい恋の旅路を描いています。

観光前に読んでおくことで、本の世界と盆の雰囲気に酔うことができそうですね!

そうだ、「おわら風の盆」行こう!

おわら風の盆に参加した人は、「一生の思い出になった」「来年も行きたい」といった感想を持つ人が多いようです。また、古くから伝わる伝統ある盆踊りのため「母がずっと行きたがっていたので、念願が叶いました!」という声も。死ぬまでに一度は見に行きたいお祭り。ぜひ、参加してみてくださいね!

(image by PresenPic)

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本記事は、2014年06月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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