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北海道民が教える!家族旅行で失敗しないための北海道旅行計画の立て方

2016年11月21日更新

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今年の夏はどこに旅行をするか、もう決まりましたか?北海道出身の筆者としては、やはり「ぜひ北海道へ避暑もかねて来てください!」と言いたくなります。

ただ、家族旅行でも一人旅でも友達との旅行でも、はじめて北海道を訪れる人がいきなりノープランで行くと少し困ることが出てきます。その多くが「まさかここまで広いとは思わなかった」というハプニングです。

たとえば「1泊旅行で札幌と函館と釧路に行きたい!」なんていうのは、ほぼ無理な話なんです。なぜかというと、北海道はとんでもなく広いので移動時間がものすごくかかるからです。

「観光時間より移動時間の方が長かった」なんて悲しいことにならないためにも、北海道旅行はある程度プランを組み立てる必要があります。ここでは、初めて北海道旅行をする人に向けて、北海道旅行プランの立て方をご紹介します。

北海道旅行の計画をする前に

北海道の広さを知ろう

これが北海道の大きさです。道民である筆者でさえこれには驚きを隠せませんでした。どうりで「北海道は異国」「ああ、日本のロシアね」「北海道はでっかいどう!」などと言われてきたわけです。

とりあえず1泊、2泊程度の旅行では有名所を回り切らないことがおわかりいただけたかと思います。間違っても札幌駅でタクシーをつかまえて「函館まで」なんて言わないようにしましょう。よくそういう観光客の方がいるそうです。

つまり旅行に慣れていない人にとって、北海道は宿泊日数と観光エリアをよくよく調整して計画的に行くべき地域なのです。

北海道エリア分け

北海道のエリア分けはいろいろありますが、4つに分けるとしたら道央、道南、道北、道東です。興味ある地域がどのエリアに含まれているか下のリストで確認してください。

  • 道央:札幌、千歳、小樽、積丹、倶知安、ニセコ、美唄、登別、洞爺湖、日高、えりも町 など
  • 道南:函館、奥尻 など
  • 道北:旭川、美瑛、富良野、稚内、利尻、礼文、留萌 など
  • 道東:網走、北見、紋別、帯広、釧路、根室、羅臼 など

交通手段も計画的に

まず本州からどう北海道へ行くかを決めます。それによって到着場所がかなり異なるからです。主に飛行機、電車、フェリーなどの交通手段があります。

北海道には空港がたくさんあります。新千歳空港が一番使われていますが、他にも旭川や函館、釧路などにもあります。行きたいエリアが決まったら、近い空港を確認しておきましょう。

フェリーの多くが小樽か苫小牧に向かいます。小樽からは札幌も比較的近いですし、石狩地方(道央)を旅行したい方にはオススメです。

函館と青森は青函トンネルで結ばれています。ですから電車で行くことも可能なのですが、かなり時間がかかります。例えば東京駅から新幹線や鈍行を乗り継いで行くと、ほぼ丸一日かかってしまいます。オススメは寝台特急を利用すること。夜に上野駅を出発して車内に一泊し、翌朝に札幌駅に着きます。

絶対決めておくべきポイントを押さえる

はじめての北海道旅行を計画するときに決めておくべきことは、大きく分けて3つ。それは旅行日数、エリア、テーマです。他の旅行でも言えることではありますが、とくに北海道旅行でこれがあやふやだと何をしていいかわからなくなったり、行きたいところが実は遥か彼方だったりと、ハプニングが起こりやすくなります。

ですから「北海道に海鮮食べに行こうぜ!とりあえず札幌行けばなんとかなるっしょ~!」というのはオススメしません。だいたいなんとかなりませんし、「入ったお店が実は本州にもあるチェーンだった」なんてことになったら悲しいですよね。

綿密なタイムテーブルは作らなくても大丈夫ですが、次の例のように3つの項目はしっかり押さえておきましょう。

  • 「7月に2泊3日で北海道旅行がしたい(日数)」→北海道で何をするか?(テーマ)それはどこでできるか?(エリア)を決める
  • 「北海道の海鮮が食べたい!(テーマ)」→新鮮な海の幸はどこで食べられるか?(エリア)何日あれば十分か?(日数)を決める
複数の街を行き来する場合はその交通手段と時間をチェックするのもお忘れなく!

STEP1:日数を決める

「何泊でどれくらい遊べる」というイメージがつきにくいと思いますので、例をいくつかあげていきます。旅行テーマによって変動があると思いますが、ここでは「観光地への到着は昼ごろで、帰りの出発は夕方以降。内容は街なかを観光するレベル」で予想できる組み合わせをご紹介します。

1泊2日で行ける範囲

1泊となると、じっくり観光するなら1つの街、ざっと巡るとしても近いところに位置する2つの街が限界かと思われます。

  • 札幌+小樽
  • 富良野+美瑛
  • 函館をじっくり満喫
  • 釧路エリアをじっくり満喫

2泊3日で行ける範囲

2泊なら少し離れたエリアも含めることができます。「北海道満喫した~」と思える旅行になりますよ!

  • 札幌+小樽+積丹+登別+洞爺湖
  • 札幌+小樽+旭川+富良野
  • 札幌+小樽+函館
  • 旭川+富良野+美瑛+釧路
  • 帯広+釧路

3泊4日で行ける範囲

複数の街を満喫できます。たとえば、札幌と釧路は東と西で真逆の位置にありますが、3泊もすればどちらも見て回ることができます。

  • 札幌+小樽+帯広+釧路+阿寒湖
  • 札幌+小樽+積丹+登別+函館
  • 稚内+旭川+帯広

STEP2:エリアを決める

「どこでなにができる?」という情報もなくては始まりませんよね。ここでは主要エリアの観光スポットをざっくりご紹介します。ここには書かれていなくても素敵なスポットはまだまだたくさんあるので、調べてみてくださいね!

道央エリア

道央エリアには札幌、小樽、積丹、ニセコ、洞爺湖などがあります。札幌では、ガッカリ名所として有名になってしまった「時計台」、広大な牧草地で草を食べる羊が見られる「羊ヶ丘展望台」、夜景がきれいな「藻岩山」、南区にある温泉街の「定山渓」などに行くと楽しめます。

小樽では「北一硝子」が有名。オルゴールや万華鏡を売っているお店が多く、女性に人気です。また小樽には運河があり、建物もレンガ造りが多く町並みがヨーロッパのようで素敵ですよ。

登別には、熊がたくさんいる「クマ牧場」、そして噴火活動によってできた爆裂火口跡の「地獄谷」があります。その後は洞爺湖で遊覧船に乗って自然を満喫するのがおすすめです。

道南エリア

道南の観光地と言えばやはり函館。クルージングやショッピングなどができる「金森倉庫」、戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台となった「五稜郭」などがあります。星形のお城として有名ですね。

この他にも、新撰組副長土方歳三などの函館戦争で戦死した函館政府軍が祭られている「碧血碑」、新鮮な海産物の販売やレストランもある「函館朝市」、そして世界3大夜景とも言われている函館の夜景など、観光できるところが盛りだくさんです。

道北エリア

日本最北端の土地「宗谷岬」にはぜひ立ち寄りたいスポット。最北端の土地としての記念碑がありますので、そこで記念撮影はいかがでしょうか。

また道北エリアといえば、旭川や富良野は欠かせません。有名な動物園「旭山動物園」に行き、有名ドラマの舞台になった富良野ではアウトドアや植物鑑賞を。となり町の美瑛市にある「美瑛の丘」もとてもおすすめです。色とりどりのとても美しい丘で、フランスの田舎の風景に似ているのだとか!

道東エリア

道東は、自然を楽しむには最高の土地です。とくにおすすめなのは、摩周湖。摩周湖は湖畔に降りられない湖で、峠から見下ろします。日本では1番、世界では2番目に透明度が高い湖です。普段は霧に包まれていますが、晴れれば二度と忘れることのできないエメラルドブルーの美しい光景が見られます。

道東には釧路湿原もあります。日本で最も大きい湿原の釧路湿原ではカヌーや木道歩き、ホーストレッキング、ネイチャーウォッチングなどができるので、自然好きにはたまらない場所ですね。

STEP3:テーマを決める

旅行したい土地ランキングでは常に上位ということもあり、「北海道にとりあえず行きたい」という気持ちが先行していませんか?もちろんそれは地元民にとってうれしいことですが、どうせなら大満足して帰ってほしいと思っています。

「北海道でこういうことをする」という目的を持たないと、なんとなくダラダラした旅行になってしまう可能性があります。自然に興味がないのに釧路湿原に行ってしまうと「北海道はつまらない」との印象を持ってしまうかもしれませんよね。自分がどんな旅行がしたいのかをはっきりさせておきましょう!

食いだおれの旅

やはり食べ物がおいしい北海道ですから、倒れるまで食べたいですよね。そんな方は、ジンギスカン、海鮮、とうもろこし、じゃがバター、ラーメン、ビアガーデンなどの北海道の食を代表する料理をひたすら食べる旅はいかがでしょうか。

北海道のチェーン店を巡るのもオススメです。パン屋の「どんぐり」、お菓子の「六花亭」、ケーキ屋の「きのとや」など、道内では有名なチェーン店のものを一度食べてみてください。

お店の紹介|焼きたてパンの店 DONGURI

札幌の焼き立てパンの店どんぐりのDONGURIのお店の紹介です。。店舗の紹介や人気の焼き立てパンをご紹介、店舗ブログもお見逃しなく!

www.donguri-bake.co.jp

札幌のチェーンパン屋「どんぐり」です。パンも店内も家庭的で温かい雰囲気です。種類が豊富で何度でも通いたくなるステキなお店ですよ!

〈公式〉六花亭

六花亭のホームページへようこそ。北海道を拠点として良質の素材にこだわり、お菓子作りを通じて地域に根ざした店づくりをめざしております。

www.rokkatei.co.jp

帯広にレストランを併設した本店があり、お菓子が作られていく工程を見学できます。北海道旅行のお土産にぴったりのお菓子がいっぱいです。

札幌スイーツ - 洋菓子きのとや - 公式サイト

北海道札幌の「洋菓子きのとや」公式サイトです。店舗情報や、商品情報、話題の「焼きたてチーズタルト」を販売するオンラインショップでは札幌市内近郊のケーキの宅配も承っております。

www.kinotoya.com

とにかくここのケーキは何を食べてもおいしいの一言。生クリームが苦手な筆者でも、きのとやの生クリームなら食べられます。

自然を楽しむ旅

美瑛の丘、羊ヶ丘展望台、釧路湿原など、北海道ではどこでも自然を楽しめます。クマ牧場での動物鑑賞や噴火跡などのちょっと刺激的な自然もあるので、どんな自然に触れたいのかを考えてみるとエリアなども絞りやすかと思います。

のぼりべつクマ牧場-公式ホームページ

登別温泉街からロープウェイで約7分、標高550mのクマ山(四方嶺)の山頂にあります。施設は第1牧場・第2牧場の2つの放飼場(展示場)や世界唯一のヒグマ博物館、ユーカラの里(アイヌコタン)、アヒルの競走場、クッタラ湖展望台、売店、食堂などがございます。

www.bearpark.jp

「北海道といえばクマでしょ」という方に。自分たちが檻に入り、その周りを熊が歩くというちょっと刺激的な体験ができます!

都会札幌にいながらにして自然に触れられます。「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の言葉で有名なクラーク博士の像があります。

登別観光協会 » 登別地獄谷

登別温泉の公式サイトです。温泉天国・北海道。その代表が地獄谷の観光でも知られている登別温泉です。9種類もの温泉が湧き出す日本有数の温泉郷として、質・人気ともに非常に高く、観光専門誌の調査で「日本一」にランクされたこともあります。

www.noboribetsu-spa.jp

泡を立てて煮えたぎる風景から「鬼の棲む地獄」と言われるようになりました。この世の地獄を覗いてみませんか?

遊びだおれの旅

旭山動物園、滝野すずらん公園、よさこいソーラン、カヌーや乗馬など、「とにかく遊びたい!」という旅もいいですね。とくにカヌーや乗馬は自然に触れつつ遊べるので、北海道らしさも感じられます。ただ、ディズニーランドやUSJなどのようなレジャーを期待するとちょっとガッカリかも・・・?

有名な日本最北の動物園です。姿形を見せる「形態展示」ではなく、行動や生活を見せる「行動展示」を導入しています。

どこに行っても自然、自然、自然!釧路湿原という舞台で、カヌー体験などをしてみませんか?

北海道文化を知る旅

北海道の歴史に興味がある方には、北海道の先住民であるアイヌの文化を知れる「アイヌ民族博物館」、北海道を開拓した当時の建造物などを再現した「北海道開拓の村」、先ほどご紹介した函館の「五稜郭跡」などがおすすめです。

本州に比べてしまうとまだ歴史は浅いと思われますが、北海道にだって日本人に知っていてほしい古い文化や生活があります。歴史好きならぜひ北国の歴史にも触れてみてくださいね。

白老町にある、北海道の先住民族アイヌについての博物館です。民俗学に興味がある人はおもしろい情報が得られますよ!

北海道を開拓していた当時はどんな街だったかを再現した施設です。大道芸人が芸を披露したり、わらじ作り体験などのイベントも盛りだくさんです。

特別史跡五稜郭跡- 観光

星形城郭で国の特別史跡に指定されている。戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台となった。春は桜の名所、冬は堀がライトアップされる。2010年箱館奉行所が復元オー...

www.hakobura.jp

特別史跡に指定されている星形城郭!お城好き、歴史好きは絶対足を運びたいスポットですね。

とにかく「北海道旅行してきた」と自慢したい旅

「正直北海道に何しに行くとか関係ない。北海道に行ったという経験がほしいだけだ!」という方も珍しくはありません。そういうときは、周りに「北海道といえば?」と聞いてだいたい返ってくるところに行けばいいんです。「時計台」「ジンギスカン」「カニ」「街にクマが出るらしい」などでしょうか。

日本3大ガッカリと言われるけれど観光スポットの座は譲らない!白くてかわいい建物なんです。

筆者がおすすめするおいしいジンギスカン屋さん。「ラムはくさいから嫌い」という方でも食べられるのではないかと思います。

カニを食べたいのであれば、一番良いのは港近くの魚屋さんで買うことですが、札幌の食事処でカニを食べるなら清田区にある「蟹工船」がおすすめです。

クマが街中に出没するのはたまにしかないですし、仮に出会ってしまうと大変危険ですので期待はしないでください!

北海道旅行の注意点

絶対レンタカーが必要

札幌やその近郊ならまだしも、その他の地域を見て回るには車が必要です。観光地だと電車やバスがないこともないのですが本数が少ないですし、何より移動中の景色も北海道旅行の楽しみの1つですので、車をオススメします。

長い時間車で移動するなら気にしたいこと

車で移動することになったら気をつけたいことがあります。北海道では、驚くほど何もない広い道路を走ることも珍しくありません。気持ちの良い運転ができることは間違いないですが、ガソリンスタンドとトイレには注意を払っておくことが大切です。

「ガソリンが切れそうなのに長い道がどこまでも続いていく・・・」「トイレに行きたい。限界突破しそう」などと悲劇が始まってしまうかもしれません。事前にスタンドやコンビニの場所を地図などで把握しておきましょう。

飛び出してくる動物

自然が多いゆえに動物たちも多く住んでいる北海道。困ったことに、たまに可愛い動物たちが道路へ飛び出してきます。キツネやリスなら轢かないように気をつけるだけでいいのですが、まれにエゾシカやクマが飛び出してくることもあり、天然サファリパークになることも。最悪車が壊れますので十分注意してください。

実は、もっと怖いのは北海道警察です。飛び出してくるというより追いかけてきますので、いくらドライブが気持ちいいからといってスピードの出しすぎには注意です。

夏でも軽く防寒対策を

「北海道とはいえ夏だし大丈夫でしょ」は大きな間違い。正しくは「夏とはいえ北海道だし油断できない」です。時期や場所によって、日陰や夜は涼しすぎることがあります。薄い長袖を持って行くといざというときも安心ですね。

これで楽しい北海道旅行ができる!

北海道は、口に入ってくるものすべてがおいしく新鮮です。つまり食事や空気ですね。せっかくはるばる北の大地まで足を運ぶのなら、これらを堪能して「楽しかった!」と思ってもらいたいというのが北海道民の気持ちです。

初めはなかなか距離感がつかめないとは思いますが、ハプニングを極力なくすためにも、計画的に北海道旅行を楽しんでくださいね!

(image by amanaimages1234)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2016年11月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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