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【はじめてのベランダ菜園】排水と風通しに気をつけて!ナスを病気から守るポイント

2014年05月09日作成

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夏野菜の定番、ナス。いろんなお料理で使えるおいしい野菜で、ベランダ菜園でも育てることができます。でも、せっかく丹精込めて育てた野菜が、害虫や病気で台無しになってしまっては悲しいですよね。

ここでは、「ベランダでナスを育ててみたい!」という方のために、ナスを病気から守るポイントを詳しくご紹介します。

ナスの基本情報

和名 ナス
科名 ナス科
栽培難易度 ふつう
収穫までの期間 約40~50日
主な病害 ベト病・うどんこ病・褐斑病・灰色かび病(回復困難なもの:青枯病・モザイク病)
主な害虫 アブラムシ・コナジラミ・ハダニ・テントウムシダマシ・オオタバコガ・ハモグリバエ

目次

ナスがかかる病気の種類と対策

ナスがかかりやすい病気は、症状が似ているものが多く、普段から気をつけていればいずれの病気も防ぎやすいと言えます。高温と多湿に気をつけ、風通し・排水をよくして肥料を定期的に与えることが大事です。

べト病

ベト病は葉の葉脈に沿って褐色の病斑ができ、次第に薄茶色・灰白色になっていく病気です。葉が乾くとパリパリになり、湿るとベトベトになります。近くの病斑同士がつながり、葉全体に病気が広がることもあります。

湿気を好み、15~20℃くらいの気温で発生します。

土の中に含まれる病原菌が原因と言われており、風雨などにより伝染します。症状は下葉から発生し、徐々に葉の上に広がっていくことが特徴です。

ベト病対策

ベト病を防ぐには、雨よけをして風通しと水はけを良くし、過湿を避けるようにしましょう。また、肥料切れをなくすこともポイントです。

発生初期は、症状が出た葉だけをちぎって様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。薬剤は葉の裏を中心に散布しましょう。

うどん粉病

葉に斑点ができ、白っぽいカビのようなものが生え、やがて枯れます。うどん粉病は気温が高く湿度が低い環境(4~10月に多い)で、温度が17~25℃ぐらいのときに発生しやすくなります。真夏・真冬は発生しにくいです。

うどん粉病対策

うどん粉病の治療はさほど難しくないとされていますが、放っておくと被害がどんどん大きくなります。病気にならないよう予防策として、市販のお酢でできた予防スプレーを利用すると効果的です。

症状が軽い場合は感染した葉だけちぎって様子を見ます。症状が広がる場合は、酢を水で薄めたもの、重曹などを1週間おきに散布します。それでも被害が消えない場合は、葉が全部枯れる恐れがあるので薬剤を使用する必要があります。

他の株を守るためにも殺菌剤などを散布して防除しましょう。また、枯れ葉についた胞子で広がる可能性もあるので、ちぎった葉は必ず破棄することが重要です。

褐斑(かっぱん)病

褐色の小さな斑点がぽつぽつと出る病気です。同心円状に広がっていき、斑点の上に黒い粒がみられるようになったのちに落葉を起こします。葉の多くが発病すると、株自体の生育が悪くなります。

高温多湿を好み、雨が続いたり風通しが悪くなったりすると発生しやすくなります。主に下葉から発生し、特に摘心後の新芽に感染すると被害が大きくなります。

風雨によって感染が広がるので注意が必要です。

褐斑(かっぱん)病対策

日当たりや風通しを良くすることが大切です。植え付けのときに株どうしの間隔を適切にしたり、生育にあわせて剪定するなどすれば風通しを良くできます。

灰色かび病

花や幼果、葉、巻きひげに発生する病気です。

主に咲き終わってしぼんだ花の部分から灰色のカビが発生します。その後、小さな実が黄褐色になって腐っていきます。葉に生じる場合は、褐色の丸い病斑、灰色のカビとなって現れます。

20℃くらいの気温と多湿を好み、株が密生しているときや朝夕の急激な冷え込みがあるときに発症しやすいです。また、地面に近い実ほど発生しやすいです。

灰色かび病対策

日当たりや風通しを良くすることが大切です。植え付けのときに株どうしの間隔を適切にしたり、生育にあわせて剪定するなどすれば風通しを良くできます。

青枯病(あおがれびょう)

青枯病は、根に付いた傷から菌が入って、株全体が青い葉のまま数日後に立ち枯れてしまう病気です。土から伝染する土壌伝染病で、土中の水分が過剰になると発病しやすくなります。根が傷むとさらに発病しやすくなります。

地温が20℃を超えると発病し始め、25~37℃で症状はさらに激しくなります。

青枯病対策

青枯病が一度全面的に発生すると、治癒が難しく、株を処分したら土壌消毒で病菌を完全殺菌するか、5年以上の間隔をとるなどの対策が必要になります。

基本的に、根が傷まないよう、地中の水分の急激な変化、過湿、過乾燥に注意して育てることが第一条件になります。根を傷めるセンチュウのような害虫の対策もしておきましょう。

モザイク病

モザイク病は、葉が黄色くなったり、緑色の濃淡のあるモザイク症状になったりするのが特徴です。

モザイク病対策

モザイク病は、アブラムシで媒介される病気です。害虫対策をして防ぎましょう。

病気は予防が大切

一度病気になってしまった株は、他の株への感染元にもなることがあるので、とにかく病気を予防することが大切です。プランターを雨が当たらない場所に置いたり、水遣りのときに根元の土にだけ与えるようにして、なるべく葉に水がかからないようにしましょう。

発病した葉は早めに取り除き、薬剤を使用する場合は症状を見つけ次第なるべく早く散布するようにしましょう。肥料を定期的に与え、栄養切れを防ぐことも重要です。

薬剤の取り扱い注意点

薬剤は体調の良い日に使うようにし、使用量を守り、直接触らないよう手袋をするようにしましょう。また、風の強い日は避け、使用した道具は洗浄してから片づけると、違う薬剤と混ざることがなく安心です。

薬剤を廃棄する場合は、パッケージの注意書きを守りましょう。水で薄めて使用する薬剤などの場合、作り過ぎないように注意するのが一番ですが、もし薬剤が余った場合は下水などに流さないようにして下さい。

薬剤は、取扱い説明をよく読み、正しく使用しましょう。

おわりに

ナスを病気から守るコツをご紹介しました。しっかり対策して、美味しいナスを育てたいものですね。ぜひ参考にしてみてください。

(image by 著者)

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本記事は、2014年05月09日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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