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実はとっても簡単!5分間のスピーチが怖くなくなる方法

2016年05月12日更新

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「5分あげるので一人でスピーチをお願いします」

突然こんなお題を出されたとしたら、あなたは「わかりました!任せてください」と言えますか?

人前で一人でしゃべる機会って、あまりないように思えて、結婚式のスピーチや子供会の挨拶、忘年会、新年会、歓送迎会、就職活動の面接など、突然巡ってくるものです。そんな時失敗しないためにも、与えられた5分間が怖くなくなるスピーチ作成のコツを紹介します。

テーマを決める

まず、何について話すのかをはっきりさせましょう。

結婚式の友人代表の言葉なら友人へのお祝いの気持ち、忘年会なら一年のねぎらいの言葉、子供会の挨拶ならイベントの内容紹介と注意事項のアナウンス……など、何の目的で喋るのか一言ふたことで表現出来るように、目的をはっきりとさせてください。あくまでもテーマなので、伝えることをひとつに絞るつもりで決めてください。

例えば、就職活動の面接の場合「自己PR」「志望動機」「学生時代頑張ったこと」と伝えたいことがいくつも浮かんでくると思いますが、これはテーマ決定の時に考えることではありません。

面接の場合は「自分を売り込むこと」がテーマで、「自己PR」や「志望動機」はそれを伝えるための引き出しに過ぎません。

「アタマ」と「オシリ」が肝!構成の考え方

テーマが決まったら次は構成を考えます。

STEP1:スピーチの構成は大きく分けて3つ

スピーチの構成を考える上で大切なのが「アタマ」と「オシリ」を決めること。

「アタマ」は「入り」とも言われますが、スピーチの時の第一声を含む最初のつかみの部分です。ここで聴く人のココロを掴まないことには始まりません。

「オシリ」は「締め」とも言われ、最後のまとめです。「終わりよければすべて良し」という言葉がありますが、途中で多少失敗しても着地点がはっきりすればきちんと纏まります。

「アタマ」と「オシリ」の間に本題である「内容」を挟みましょう。スピーチはこの3つの要素で構成してください。

STEP2:3つの要素の具体的な内容

「アタマ」「内容」「オシリ」と一言で言ってもわかりにくいと思いますので、それぞれの具体的な内容を説明します。

  • 「アタマ」……「何について話すのか」「なぜそれについて話すのか」
  • 「内容」……「アタマを裏付ける根拠や具体的なエピソード」
  • 「オシリ」……「何について話したのか」「何を伝えたかったのか」

この3つのポイントがきちんと満たされていれば、途中で迷子になることなくゴールまでたどり着くことができます。

例をあげて説明しましょう。

(例)就職活動の個人面接での自己PR

  • 【テーマ】……自分を売り込むこと
  • 【アタマ】……仕事をする上で大切なのは人との繋がりだ
  • 【内容】……具体的なエピソード
  • 【オシリ】……人との繋がりを大切にしていきたい

お気づきだと思いますが、「アタマ」と「オシリ」は言葉を変えたとしても一貫して同じことを言わなければなりません。

「アタマ」で「仕事をする上で人との繋がりが大事だ」と言ったのに「オシリ」では「私は誰とでも仲良くなることができます」と言ってしまうと、一見つながっているように見えても、聞いている方はどうもしっくりこない終わり方になってしまいます。

詰め込みすぎない!内容の考え方

構成が決まったら、「内容」を考えましょう。この時のコツも、できるだけ一言で表現すること。「何がどうなってどうした」というストーリーを組み立てるのは後回しにして、このスピーチで言いたいことを説明するためには何を言わなければならないのかを冷静に考えます。

就職活動の自己紹介を例に上げると、「学生時代に一人旅をした時のおばあちゃんとの出会いについて話そう」でOKです。

「人との繋がり」を表現するエピソードは自分の中にいくつかあるかもしれません。例えば、卒業旅行先のパリで通じないフランス語に苦戦ながら友達と乗り切った話、アルバイト先で出会った旅行中の老夫婦の話、学生時代に一人旅をしてバスを乗り間違えて知らない土地に連れて行かれた話、など。

そのどれを使うかを一つに絞るイメージで行ってください。

ポイント1:項目は多くても3つまで

「5分なんて長くて話せない」と言っていた人の多くが、喋り始めると時間をオーバーしてしまうというのはよくある話です。時間が持たないんじゃないかとあれもこれも話そうとして、思った以上に時間をとられるパターンです。

「5分で話せることは3つまで」です。3つのことに肉付けをしていけば必ず5分は喋れます。5分のスピーチでは、何を付け加えるかよりも何を削るかに力を注がなければならないほどです。これをよく頭に置いておいてください。

ポイント2:時間配分は「1:1」が基本

ここまで決まったら次に大切なのが時間配分です。

5分は思った以上に早いです。余計なことを付け加えてしまったり少し話が脱線するとすぐに時間をオーバーしてしまいます。そのためしっかりと時間配分をすることが大切です。

ただ、難しく考える必要は全くなく、大体均等に振り分ければ上手くいきます。

  • 【アタマ】……1分
  • 【内容】……1分、1分、1分
  • 【オシリ】……1分

基本はこの計算方法でOKです。

もし5分が長いと感じる人がいれば、全体で5分と捉えるのではなく1分の5つの集まりと考えると随分気が楽になると思います。

3つのエピソードを話すとして、1つに1分しかかけられないとしたら、どれだけ短いかイメージしやすいでしょう。1分なんて普段の生活だとあっという間に過ぎていくものですよね。喋る時も同じであっという間に過ぎていきます。あれもこれもと詰め込むことはできません。5分間で喋れることなんてほんの少しなのです。

「1つ1分じゃあ話しきれない」と思ったら思い切って2つにして、それぞれに1分半ずつかけるも良し、より大切な方に2分かけるも良し。自由が効くのは「内容」の部分だけと考えておくと楽です。

注意点:原稿は作るな!

スピーチで失敗する人で、一字一句原稿を作って丸暗記してきて次の一文を忘れて頭が真っ白になって言葉が出ないという人が多いです。

5分のスピーチを一字一句暗記するなんてはっきり言って無理です。この際、暗記は止めてメモ書き程度にしましょう。文章を暗記するのではなく流れを頭に叩き込むのが上手く喋るコツです。

メモの一例はこうです。

原稿を作りたくなる人は、「メモ書きならOK」というと紙を真っ黒にしてくる人が多いので、思い切ってこの5つしか書いてはいけないことにしましょう。

構成を考える段階でああでもないこうでもないと紙に殴り書きをするのはいいのですが、流れを決めたらその紙は伏せてください。そして、5つしか書いていないメモ書きだけを持って5分間でスピーチをする練習をします。

それで詰まってしまったらその部分だけをもう一度さっきの紙で確認します。そしてもう一度練習します。これを繰り返して「流れ」を頭に叩き込むことで本番も怖くなくなります。

もし、どうしても5項目のメモ書きだけではうまくいかないという場合は、出てこない単語だけ、メモ書きに小さく書き加えておくといいでしょう。

メモ書きを見ずに喋れるくらい言いたいことが頭に入った状態で本番に望むのがベストですが、本番はやはり緊張するものです。こうすることで「万が一の時には見ればいい」という安心感が生まれリラックスできます。

おわりに

「5分あげるので一人でスピーチをお願いします」と言われたら、「5分で喋れることは多くて3つ」ということを思い出してください。それだけでずっと気持ちが楽になるはずです。3つでも多いくらいです。2つだけでもいいし、もっと言えば1つだけでもいいのです。

その1つを伝えるために必要な言葉やエピソードを一つずつ付箋に書き出して並べ替え、より分かりやすく魅力的に伝えるにはどうすればいいか何度も順番を並び変えて話してみるのがおすすめです。

最終的に一番しっくりきたものを残してメモを作り、本番に臨みましょう。大丈夫、きっとうまくいきます。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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