生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

Icon life生活・ライフスタイル

  1.  
  2.  
  3.  
  4. 是か非か?「貧困」をリアルに感じる、世界の貧困体験プログラム

是か非か?「貧困」をリアルに感じる、世界の貧困体験プログラム

2014年02月18日作成

 views

お気に入り

目次

はじめに

「貧困」といわれても、ピンとこない人も多いのではないでしょうか。世界では、貧困問題に目を向けてもらおうと様々な活動が行われていますが、その中に「貧困」を体験するプログラムというものがあります。

ここでは世界で行われている驚きの貧困体験プログラムについてご紹介します。

スウェーデンのホームレス体験ホテル

スウェーデン・ヨーテボリにあるホテル「Faktum Hotels」では、なんと1泊100スウェーデンクローナ(約1440円)でホームレス体験ホテルに宿泊することができるのです。

実際にホームレスが過ごす環境が「部屋」

サイトを見ると、公園や高架下、廃屋など実際のホームレスが過ごす環境下の約10種類の「部屋」が、まるで高級ホテルかのように紹介されています。

サイトのデザインや写真がハイクオリティで完成度も高く、一見の価値ありです。

予約金が寄付金となるシステム

実はこのホテル、架空のもの。ヨーテボリのストリート新聞「Faktum」が企画したホームレスを救済するための寄付サイトなのです。知らなければ、本当にそういったコンセプトのホテルだと信じてしまいそうです。

ネットで宿泊予約をすると、その予約金がヨーテボリのホームレスを助けるための寄付金となる仕組みとなっています。最長1年分まで予約でき、なんと、友人にギフトとして送ることも可能なのだとか。

実際に宿泊する人はほとんどいないようですが、本当に1泊してみれば、価値ある体験となるのではないでしょうか。

世界の貧困ラインで暮らす5日間

海外では、「Live Below the Line」という驚くべきキャンペーンが行われています。

1日の飲食代は約150円

このキャンペーンでは、5日間1日あたりの飲食代を1.50ドル(約150円)以下に抑えて生活し、その様子をSNSで共有するという取り組みを行っています。

この1日1.50ドルという基準は、14億人もの貧困層が1日にかける飲食代の平均値から設定されています。まさにリアルな貧困ラインでの生活です。あなたは1日150円で生活ができるでしょうか?

多くの著名人も参加

こちらはハリウッド俳優のヒュー・ジャックマンによるキャンペーン紹介ビデオです。彼を始めとした多くの著名人が参加し、たくさんの寄付を得ることができているようです。

目的は?

今回紹介した貧困体験プログラムは、「貧困問題に目をむけてもらう」という共通の目的を持っています。

これは、ホームレス体験ホテルを企画した「Faktum」編集長の言葉です。

これは、貧困問題が忘れさられないようにするための簡単な取り組みなのです。もっとも重要なのは、路上で何が起こっているのかを自分の目で見ることです。あなたが道でホームレスに会ったとき、数分でも、数秒でもいいから彼らの目をみてください。そして、じっくり考えてみてください。そして、我々の川べりのホテルを予約してみてください。

ホームレスの存在や世界の貧困問題から目をそむけ、忘れたように過ごす人々に関心を持ってもらう。そのことに意味があると考えて活動が行われているようです。

参考:ROCKET NEWS24

注意しておきたいこと

こういった貧困体験プログラムの中には悪質なものもあるため、しばしば批判を受けています。実際、中には貧困者を見せものにビジネスをする組織もあるようです。

もしあなたが貧困体験プログラムに参加したいと考える場合は、情報を集め、どんな組織かしっかりチェックしておくといいでしょう。

おわりに

こういった貧困体験について賛否両論の意見がありますが、いずれにせよ、この活動が世界の貧困について考えるきっかけになるのではないでしょうか。

(image by amanaimages)

この記事で使われている画像一覧

  • 20140217123004 5301823ca2a1b

本記事は、2014年02月18日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

期間限定のPRコンテンツをチェック!

もっと見る