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明日はわが身?映画『東京難民』に学ぶ「東京難民」にならないためのポイント

2014年02月17日作成

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日本の首都東京には沢山の人がいます。裕福な人から貧しい人までいます。街を歩いていて、ダンボール等で過ごすホームレスの人を見かけたことがあるのではないでしょうか。

ホームレスの増加も大きな社会問題ですが、最近では「若者の貧困」も問題となってきています。普通の大学生活を送っていた大学生が、いきなりホームレスまで転げ落ちてしまうことも珍しくないそうです。

2014年2月22日には、若者の貧困を描いた映画『東京難民』が公開されます。この映画から、自分が「東京難民」にならないためにはどうしたら良いのかを学びましょう。

目次

映画『東京難民』について

映画『東京難民』とは、『半落ち』『ツレがうつになりまして。』を手がけた佐々部清監督が、若者の貧困をテーマに描いた最新作です。

ネットカフェ難民の実態や、日雇い労働の劣悪な条件など、作品とすることに批判も多くありますが、この作品で若者が貧困に苦しみ、悩んでいる実情を訴えています。

原作は同名の『東京難民』(著 福澤徹三)です。

あらすじ

平凡な大学生時枝修(中村蒼)が、父親の失踪を機に、お金や家、携帯電話もなくしてしまいます。「ネットカフェ難民」となり、日雇いのバイトで食いつなぎ、ホストクラブへと入り込み、ついにはホームレスへと転落していく物語です。

大学生の感想

大学生向けに行われた試写会の、参加者の感想が映画公式サイトで紹介されています。

「リアルで怖かった。自分も起こりえることだと感じた。」
「今の自分は親に支えられているのだと感じた。」
「身分がない人への風当たりがこんなに強いとは思っていなかった。」

このように、現在の恵まれた環境に感謝する感想だけでなく、自分の身にも起こり得ることだという感想が見られます。このように、若者が観て実感出来るようなストーリーとなっていることが分かります。

「若者の貧困」が問題

この映画のように、今、「若者の貧困」が社会問題となっています。核家族化が進み、頼れる縁が少なくなっている現在、食べ物や住む場所に困っても、自力で何とかするしかない現状があります。

増加する「〇〇難民」

数年前から「ネットカフェ難民」という言葉をよく聞くようになりました。住む場所を失い、ネットカフェに寝泊まりを続ける人のことです。今でもネットカフェ難民は多く、全国に5000人以上もいるとされています。

さらに最近では、ネットカフェに入るお金がなくなった人たちが「ファストフード難民」となるケースも出てきています。ファストフード店には24時間営業する店も多く、100円ほどで飲み物を注文できるため、そこに居座ってしまうのです。

東京都議選の争点にも

若者の貧困が社会問題となるなか、先の東京都議選でも争点の一つとなりました。候補者の家入一真さんは「120の政策」の1つとして「ネカフェ難民の実態把握。空き家を安価で居住できるよう斡旋」と提案をしていました。

映画を観ると、まるで他の世界のことのように思えます。しかし、これが日本しかも首都東京で起こっている現実なのです。

「東京難民」にならないために

1:人間関係を築いておく

ネットカフェ難民やホームレスとなってしまう人の多くは、普段の人付き合いが浅いの浅さが原因となることがあります。それは、普段から信頼関係を築いていないことで、いざというときに助けてくれる人が少ないということでもあります。

家族はもちろん、普段から接している友達や、時々会う親戚など、小さな縁も粗末にしてはいけません。

また、賃貸住宅に暮らしている人は、大家さん管理会社との関わりも重要となります。日頃から接している人に、いきなり「出て行け」とは言いづらいものです。

家賃が払えなくなってしまっても数ヶ月待ってもらえるほどの、信頼関係を気付いておきましょう。まずは、会った時のあいさつから始めてみましょう。

2:貯金をしておく

仕送りやアルバイト代で生活している人は、今のうちに貯金をしておきましょう。映画のように親の収入がなくなることもあれば、アルバイト先がいきなり倒産してしまうこともありえます。

ある程度の貯金があれば、収入が断たれても、他の方法を探す時間的な余裕ができます。

3:大変な時こそコツコツと

家計が苦しい時には、一攫千金を狙ってギャンブルをしたくなります。パチンコや宝くじなどに手を出したくなりますが、そこは我慢をしましょう。

ぎりぎりの状況だからといって、勝つ確率が上がるわけではありません。むしろ失敗して大事なお金を失う結果になることの方が多いです。

生活が苦しい時こそコツコツと、小さな工夫や節約で少しずつ余裕を取り戻しましょう。

4:家族とはこまめに連絡を取る

若者の場合は、親からの援助は生活の大部分を支えているかと思います。実際、その親からの援助が断たれたことで難民になってしまう人も少なくありません。

頼りにしていた親の援助が突然なくならないようにするには、親や兄弟との連絡をこまめに取るようにしましょう

親と話すことで、小さな変化に気づけることがあります。この小さな気付きが後々の大きな問題を回避するポイントになるかもしれません。

また、兄弟とも話しておけば、最近の親の様子を聞けるだけでなく、いざという時に助けとなってくれます。

5:簡単に消費者金融に手を出さない

最近では、「借りるのが簡単だから」という理由で、友達や家族の前に消費者金融からお金を借りる若者が増えているそうです。しかし、ここで注意したいのは、借りるのは簡単でも「返すのが簡単でない」ということです。

気軽な気持ちで手を出した消費者金融が、さらに自分の首を絞めることになりかねません。どうしようもないときにはプライドも捨てて、親や親戚、友達に頼ってみましょう。

「東京難民にならないための5ヵ条」

映画『東京難民』の公式サイトでは、『カイジ「命よりも重い!」お金の話』の著者木暮太一さんによる、「東京難民にならないための5ヵ条」が紹介されています。

  • 最低限の自分の生活費を知っておく
  • 最低3か月の生活費を貯金しておく
  • 「楽して稼げる」という儲け話に乗らない
  • ネットの世界のつながりに依存しすぎない
  • 堕ちないための最低限の努力を怠らない

おわりに

映画『東京難民』に学ぶ、若者が貧困にならないためのポイントを紹介しました。この時代、いつ何が起こるかわかりません。大切なのは、その時に向けてしっかりと備えておくことではないでしょうか。

(image by amanaimages)
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本記事は、2014年02月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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