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「刑務所に入りたくて」と犯罪に手を染める人が増加中。その理由と刑務所の実情とは

2014年02月14日作成

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(image by PresenPic)

刑務所に入りたくて軽犯罪に手を染め、自ら出頭する…そんな事件が増えてきています。そんな「刑務所に入りたい」と思ってしまう人が続出する理由や刑務所の実情などをご紹介いたします。

目次

刑務所に入りたがる犯人たち

(image by PresenPic)

ざっと調べただけでもこれだけのニュースがヒットしました。ニュースにならないだけで、実はもっと多くの事件が同じような理由から起きているのかもしれません。

独り身の高齢者や生活に困窮している方たちが最終手段としてたどり着くのが刑務所であるという事実には、なんとも言えない気持ちになります。

刑務所の実情

「人間扱いされない」「いじめがひどい、きつい」などというある意味テンプレートな刑務所に対するイメージや感想もあれば、逆に「3食食べられて寝るところがあって仕事もある」「ご飯はバランスがよく、家で食べるよりよほど豪華」などというイメージもあります。

そんな刑務所の実情はどういったものになっているのでしょうか。作者本人の経験をもとに著されたリアルな刑務所を描く本からはじまり、客観的に日本の刑務所を見る本など、「いま知っておくべき」刑務所関連本が話題です。

刑務所わず。

1年9ヶ月のあいだ刑務所に収監されていた堀江貴文氏は、「刑務所わず。」「刑務所なう。」などといった自身の収監経験を赤裸々につづった本を出版。

刑務所内部の人間関係や、刑務所で服務する仕事、また意外なほどすばらしい食生活や季節ごとのイベント、差し入れ…そうした刑務所での日常がコミカルに描かれており、読みやすい文章で刑務所のことを知ることができます。現在ベストセラーに。

刑務所の中

漫画家・花輪和一さんがご自身の服役経験を描いたこちらの「刑務所の中」という作品も、その緻密な描写で刑務所の現実的な側面を見事に描き、高い評価を受けています。

刑務所のいま-受刑者の処遇と更生-

様々な課題が絡み合った受刑者の処遇と更生の現状を、第一線で活躍する日本弁護士連合会の有志が詳しく、そしてわかりやすく描き出した一冊です!

という謳い文句に彩られたこちらの本では、受刑者でなく「弁護士」という上記2作とは別の立場から客観的に導き出した刑務所像を説明しています。裁判員制度により裁判官として選ばれた時に役立つかもしれません。

普通に暮らしていては想像のつかない「刑務所」ですが、良くも悪くも、「自分たちとは縁のない別世界」「ドラマや映画の中で出てくる酷い場所」というような刑務所に対するイメージは、いま、過渡期を迎えているのかもしれません。

なぜ刑務所に入りたがるのか

(image by PresenPic)

刑務所内のほうが良い生活ができる

「刑務所に入りたい」と犯罪に手を染める犯人たちのほとんどは、老若男女を問わず職に就いていません。就職失敗やリストラ・会社の倒産・退職など様々な理由はあるでしょうが、みな金銭的に余裕がなく、その日の食事にも困るほど。

頼る親族や友人もおらず、年金にも期待はできず、借金等があって生活保護も受け取れない、今日食べるものも、家すらない…と八方ふさがりになってしまった人たちにとって、「最後の砦」となるのが刑務所なのでしょうか。

刑務所には確かに寝るところがあって、一日三食バランスの良い食事ができて、医療サポートも万全で、なおかつ仕事があります。

そう考えると、本当に切羽詰まっている方々が、自由と引き換えにしてまで「入りたい」と思ってしまうのも仕方ないことなのかもしれません。「仕方ない」と思えてしまうのも寂しいことですが。

一方で問題も

しかしそうした理由による収容人数の増加により、いま全国の刑務所では過剰収容が問題となっているようです。

過剰収容を解決するために法改正が求められますが、改正により「刑務所にすら入れなくなる」人が出るのか、それとも「刑務所に入りたい」という人が減るのか、どうなるのでしょうか。

おわりに

刑務所に対するイメージが変わりつつあるとは言えども、「刑務所に入りたい」と思う人が今以上増えることの無い社会になっていってほしいですね。自分には関係ない!と思っている人も、これからは刑務所のことを少し気にしてみてはどうでしょうか?

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2014年02月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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