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なぜファッションの流行は繰り返されるの?流行の作られ方から理由を探ってみた

2016年05月12日更新

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はじめに

私たちが生活を送る上でかかせないファッション。ファッション誌はこぞって流行を発信しますが、昔見たアイテムが時を経て再び流行っていることがあります。

なぜ、流行は繰り返されるのでしょうか。流行の仕組みから、その理由を探ってみました。

流行はどうやって決まる?

STEP1:色が決まる

まず「インターカラー(国際流行色委員会)」という機関により2年後の流行色を決めます。その後、日本の「jafca(日本流行色委員会)」が日本の経済や傾向を調べて流行色を市場に発信します。

STEP2:トレンドの方向性を決める

「トレンドユニオン」「プロモスティル」「ネリーロディ」「カルラン・インターナショナル」などのトレンド発信スタジオ(スタイリングオフィス)が市場リサーチをします。その結果から、カラーや素材、スタイリング、柄、ラインなどの具体的な形をイメージに起こします。

このイメージをまとめたものが「トレンドブック」と呼ばれるものです。

トレンドブックには「シーズンコンセプト」「小物類のデザイン提案」「キーアイテムのシルエット、デティール」「パッケージデザイン」などが描かれています。

STEP3:素材の方向付けプルミエール・ヴィジョン

パリで年2回おこなわれる繊維と布地の見本市「プルミエール・ヴィジョン」が布地のトレンドを提案し、デザイナーはそれを受けて新作をデザインし、作り上げていきます。

STEP4:デザイナーのコレクション発表、アパレル展示会、メディア展開

いよいよ、デザイナーが製作した洋服が発表されます。かの有名な「パリコレ」もこの段階です。

2014年春夏パリコレスタイル

ポール&ジョー


サカイ

STEP5:店舗での販売開始

コレクションで提案されたテーマやアイテムを普段着でも合せやすいようにデザインされ、店頭で洋服が販売されます。ここまできてやっと、消費者の手に渡るということですね。

パリコレに出展されたアイテムと今年の流行を比べてみよう

2014年秋冬コレクションに出展されたアイテム

「ペンシルスカート」
エリーサーブだと…


スナップ

「オーバーサイズコート」

ジャンパディスタ・ヴァリだと…


スナップ

CHECK:細かい部分は違っていても、似たようなアイテムですね

なぜ同じアイテムが何年後かに流行るの?

身も蓋もない言い方をすれば、アイテムの数に限りがあるからです。事実、2013年のトレンドアイテムは、バブル時代にも名前を変えて流行っていました。

  • ビックシルエット……ビックルック
  • クラッチバック………セカンドバッグ
  • ペンシルスカート……ボディコン

また、ベルボトム1970年代に流行った「ベルボトム」は90年代中盤に再流行しました。

これらのことを踏まえると、大体20年おきの周期で大きな流行がやってくると考えられます。

おわりに

親世代に流行ったアイテムが、子どもの時代に流行ることも珍しくありません。しかし、「素材」や「ライン」、「他のアイテムとの組み合わせ」や「カラー」などが変化するため、親の服を子どもが「トレンド服」として着るのは難しいでしょう。

また、娘の持っているアイテムと、親のアイテムを比べてみると、時代の差異を発見できて面白いかもしれませんよ。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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