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「お酒はほどほどに」の「ほどほど」ってどのくらい?

2016年05月12日更新

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日本人は欧米諸国と比較して、あまりお酒が強くないと言われています。そこで本記事では、お酒を飲む時の「ほどほど」の量とは一体どれくらいなのかを調べてみました。

そもそも飲み過ぎるとどうなる?

社団法人アルコール健康医学協会によると、酔いの段階が下記6段階あるそうです。

1段階目:爽快期

ビンビール半分~1本程度、日本酒~1合、ウイスキーをシングルで2杯ほど飲んだときの状態です。ほんのり赤ら顔になり、陽気で楽しい気分になるような状態です。人によっては判断力が鈍ってくると言われています。

血中アルコール濃度0.02~0.04程度

2段階目:ほろ酔い期

ビンビール1~2本程度、日本酒1~2合、ウイスキーをシングルで3杯ほど飲んだときの状態です。ほろ酔い気分になり、体温が上がり脈が速くなる傾向があります。また、手の動きが活発になったり、理性がある程度失われる状態になります。

血中アルコール濃度0.05~0.10程度

3段階目:酩酊初期

これは、ビンビール3本程度、日本酒3合、ウイスキーをダブルで3杯ほど飲んだ状態です。酩酊初期から、立ち上がった際に足元がふらつく、気が大きくなって大声を出したり怒りっぽくなるなどの症状が出始めます。

血中アルコール濃度 0.11~0.15程度

4段階目:酩酊期

ビンビールを4~6本程度、日本酒4~6合、ウイスキーをダブルで5杯ほど飲んだ状態です。何度も同じことを喋ったり、千鳥足になります。脈だけでなく呼吸も速くなります。また吐き気や嘔吐が起こるのもこの段階です。

血中アルコール濃度0.16~0.30程度

5段階目:泥酔期

ビンビール7〜10本程度、日本酒7合〜1升、ウイスキーをボトルで1本ほど飲んだ状態です。まともに立てず、意識もはっきりしない状態になります。話していることもめちゃくちゃで周囲は理解できません。

血中アルコール濃度0.31~0.40程度

6段階目:昏睡期

これは、ビンビールで10本以上、日本酒なら1升以上、ウイスキーをボトル1本以上を空けた状態です。ここまで飲むと、ゆり動かしても起きません。呼吸はゆっくりと深いものになります。大小便など垂れ流しの状態になり、最悪の場合は死亡してしまうケースもあります。

血中アルコール濃度0.41~0.50程度

アルコールが脳に及ぼしていること

爽快期~酩酊初期

アルコールを摂取することで酩酊初期までは、理性をつかさどる部分である大脳新皮質の活動が低下し、それにより抑えられていた本能や感情をつかさどる部分である大脳辺縁系の活動が活発になります。

酩酊期

小脳まで麻痺が広がり、運動能力が低下します。そのため千鳥足などの状態が起こるようになります。

泥酔期

記憶をつかさどる海馬まで麻痺が広がり、今起きていることが記憶できない状況になります。翌日記憶が残っていないのは海馬が麻痺したためです。記憶がなくなったのではなく、記憶することが出来ない状況になっていたからです。

昏睡期

昏睡期になると脳全体にまで麻痺が広がり、延ずいと呼ばれる呼吸中枢が危険な状態になり、呼吸がゆっくりと深いものになります。この機能が低下することでやがて呼吸がなくなり、死にいたるわけです。

アルコールが抜ける目安

アルコールは肝臓によって処理されます。この肝臓の処理能力には個人差があるので、かならず誰もが同じ量を処理するとは言えませんが、だいたいビール(中ビン500ml)のアルコールが処理されるまで、約3時間かかると言われています。

処理に3時間程かかるお酒の分量

ビール (アルコール度数5度) 中びん1本(500ml)
日本酒 (アルコール度数15度) 1合(180ml)
焼酎 (アルコール度数25度) 0.6合(約110ml)
ウイスキー (アルコール度数43度) ダブル1杯(60ml)
ワイン (アルコール度数14度) 1/4本(約180ml)
缶チューハイ (アルコール度数5度) 1.5缶(約520ml)
女性や体の小さい人はこれよりも処理時間がかかると言われています。

「ほどほど」とはどれくらい?

楽しくお酒が飲める程度

記憶を失くすほどお酒を飲むのは、脳に悪影響を及ぼします。また一人で歩けない程度になってしまうのも、周囲に迷惑をかけてしまいます。そうならないために、酔いの段階で言うと「酩酊初期」を限度にお酒は飲んだほうが良いと言えます。

翌日にお酒が残らない程度

二日酔いなど翌日に影響が出るほど飲み過ぎたくないですね。アルコールの処理速度から考えると、睡眠時間が6~8時間として、だいたい上述したアルコール目安分量の2倍ほど(中ビンビール2本)が目安だと言えます。翌日、朝から用事がある場合は処理時間を確保するために、日付が変わるまで飲まないこともポイントです。

おわりに

突然の飲み会のお誘いがあっても、アルコール摂取の目安を知っていると、お酒の席での失敗を減らすことができるかもしれませんね。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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