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できるビジネスパーソンは用意している!お見舞い時に使えるビジネス文例と注意点

2013年11月21日作成

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ビジネス文例に関しては、様々なサイトや書籍があり、いろいろな文例が掲載されています。時節の挨拶から慶弔事まで、幅広くカバーされています。しかし、災害に関連する文章は、思ったほど多く紹介されていません。

先の震災や台風災害など、日本は災害の多い国です。特に近年は、大きな台風や異常気象の話をよく聞きます。災害時にお見舞いなどの文書を作成する機会も、実は多いのです。ビジネスパーソンなら、関係者が被災したとなったらしっかりお見舞いをしていきたいですよね。

災害は決して喜ばしいことではありませんが、万が一にも関係者が被災したときに慌てないため、普段から文面を考えておくことが重要です。

上記の理由から、ここでは「災害に関する文例」を中心に、お見舞いや弔辞の文例について、いくつか紹介します。

目次

目的別お見舞い文例

天災の時

ここでは、以下の様な状況でお見舞状を書くことを想定します。

  • 台風が元で洪水が発生した。
  • 取引先の社屋がある地域にも、被害が出たとの報道あり。
  • 情報源はテレビの速報のみで、詳細は分からない。

上記例は、緊急の場合の文面になります。災害は突然にくるものなので、見舞状も緊急の書式になります。

時候のあいさつは省略される場合があります。入れる場合は、前略や急啓などがよいでしょう。急啓だと、ホントに急いで書いたという風に伝わります。

自筆で、縦書きが基本です。緊急とはいえ、丁寧に書きましょう。

内容ですが、少なくとも、以下の文章を含んでいた方が良いです。

  • 災害を知った経緯
  • お見舞いの言葉、状況を気遣う言葉
  • 援助の申し出など、関係者への気遣いの言葉

火事の時

ここでは、以下の様な状況でお見舞状を書くことを想定します。

  • 火事が元で、取引先の社屋が焼けた。
  • 情報源は新聞。どうやら、深夜に起こった火事らしい。
  • 記事によると、被害は軽微らしい。怪我人や死人も出ていない。

火事も災害のひとつです。天災の側面もありますが、人災の側面もあります。見舞状を出すときは、天災のときよりも気を遣う必要があります。

ここでは、先述の台風の例とは違い、ある程度の被害情報が出ています。幸いにも、被害は軽微だったという報道があるので、見舞状にも文言を入れています。

ただ、火事は原因によって扱いが全く変わります。落雷による火事と、放火による火事と、不注意による火事では、同じ火事でも深刻さが違います。その辺りを理解して、見舞状では出来るだけ触れないようにしましょう。

忌み言葉

忌み言葉とは

「忌み言葉」というものがあります。言ってみれば「タブー」です。本来そういう意味ではないけれど、状況によって連想するイメージが不吉な場合、使ってはダメとされる言葉です。そういう言葉については、「縁起でもない」なんて表現をします。

例えば結婚式のスピーチで、「わかれる」「きる」などの「離婚をイメージさせる言葉」は、使ってはいけないとされています。

この様な言葉は多いですが、本当に「シチュエーションによって違う」ので、その場の状況を考え、言ってはダメかもと思うような言葉は、使わない方が賢明です。

災害時の忌み言葉

災害では、以下の様な言葉が忌み言葉です。

  • ダイレクトな表現:死ぬ、つぶれる、流される、行方不明…等
  • 災害の繰り返しをイメージさせる表現:また、追って、重ねて、再び…等
  • 困っている人の神経を逆撫でする表現:迷う、浮かばれない…等
  • 発音が良くない表現:「4」「9」など「死」「苦」と読むもの…等

上記の中で、特に気をつけたいのは「繰り返しをイメージさせる表現」です。

通常の商売であれば、引き続き取引をしたいと思うでしょうから、繰り返しの表現は寧ろ良い表現とされるのかもしれません。しかし、災害は違います。繰り返したくは無いものです。

「繰り返しの表現」は、ちょっと考えただけでも、

重ねる、重ね重ね、更に、また、またまた、たびたび(度々)、しばしば、ますます(益々)、かえすがえす(返す返す)、くれぐれ、なお、追って、再び、再度、引続き

などの表現があります。これらは、普段よく使う表現が多いです。相手の状況を考え、言葉を慎重に選ばないといけません。

忌み言葉でがんじがらめ

しかし、一方で、忌み言葉にこだわりすぎると、大事な事が表現できなくなる場合があります。こういう場合は、忌み言葉の文例集で探し、一般的なものとして挙げられているものであれば避けた方が無難です。

文例集に載っていないけれども迷う言葉については、「先方との関係」や、「見舞い状で述べたい内容に対して、その言葉がどこまで重要か」などのバランスを考え、使うかどうかを決めましょう。

その他、注意する点

季節の挨拶や、文章構成などの基本的なことは、出来て当然というのが前提です。詳しくは、「ビジネスマナー 手紙」で検索してみて下さい。

基本は、「礼儀正しく」です。余裕があれば、相手との関係ならではの一言を加筆するのも手です。上記の例では、どちらも被災したのは取引先ですが、その取引先と共有している情報で、被災者を励ますものがあれば、使えるかもしれません。

よく見るのは、「昔は自分が災害で困っていて、その時に相手が助けてくれた事を覚えています。今度は、自分が助ける番です。遠慮なく言って下さい」というものです。

一方で、忌み言葉などの絡みもありますから、特別なことは何も加えない「安全策」を取るのもひとつの手です。どちらか決めるのは、自分自身です。

おわりに

誰でも、災害に直面したいとは思っていません。ただ、万が一にも災害に遭遇してしまったときには、立ち直ることが仕事になります。

見舞状は、復興への入り口です。失礼のないように文面を整え、相手に余計な心労をかけないように、相手に少しでも前向きな気持ちを持ってもらえるように、心を込めて書きましょう。

(image by 足成)
(image by 著者)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2013年11月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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