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写真家・青山裕企に学ぶ!「空中写真」の上手な撮り方

2013年11月21日作成

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空を跳んでいる…ようにみえる「空中写真」、撮ってみたいと思いませんか?

「どうせ高価なカメラがないと撮れないんでしょ!」と思うなかれ。今回は、道行くサラリーマンの跳び姿をおさめた写真集『ソラリーマン』の著者で写真家・青山裕企さんに空中写真を上手に撮るポイントを教えてもらいました!

目次

「空中写真」の上手な撮り方

できるかぎり低いアングルから撮る

「空中写真」という言葉から被写体をより高い位置で撮影したいもの。そのためにはやはり、撮る姿勢をできるかぎり低い位置にするのがいいようです。

「高く跳んでいるようにみせるには低いアングルから撮るのが一番。しゃがんだり寝転んだりと、カメラの位置をどんどん低くしてみましょう。その分、高く跳んでいるように撮影できますよ」(青山)

できるかぎり明るい場所で撮る

被写体を高い位置で撮影できても、ブレていては台なしです! 貴重なシャッターチャンスを逃さないためにも、カメラの設定をあらかじめ万全にしておきましょう。

そのためには、できるかぎり明るい場所で撮影するのがオススメです。

「そもそも、カメラは『光を撮るもの』。そのため、光を取り込む時間=シャッタースピードの調整は大切です。空中写真の場合、ブレないためには、シャッタースピードを1/500以上の速さに設定しましょう」(青山)

スマホで空中写真を撮る時のポイント

コンデジやデジタル一眼のカメラとは違い、スマートフォンではシャッターのタイミングがズレてしまいがちです。そこで、スマホで空中写真を撮る際は、以下の方法を試してみましょう。

  • スマホのシャッターボタンを指で押したままにしておく
  • 被写体がジャンプした瞬間にボタンから指を離す
「スマホでの撮影で注意してほしいのが、シャッターが切れるタイミングを知ることです。使用機種によっては上記の方法でうまくいかない場合もあるので、いろいろ試してみて、シャッターが切れるタイミングを探ってみてください」(青山)

「空中写真」の指示の出し方

靴裏が見えるように跳んでもらおう

他人の靴裏は、普段なら決して見えない部分の一つです。そんな靴裏がチラッとでも見えていると、被写体を下から覗いている感覚になれるのだとか。

「空中写真において、靴裏が見える・見えないでは、視覚効果がかなり変わります。靴裏=姿勢を低くしないと見えない箇所、なので、写真に写っていると見た人を『おっ!』と思わせることができますよ(青山)」

背景を越えるように跳んでもらおう

現実的には、どれだけ高くジャンプしても山を越えるなんて不可能。でも、写真上ではそれを再現するのは可能です!

被写体の背景に山やビルなどがあれば、それを越えるようにジャンプしてもらいましょう。通常なら越えられるはずのないものを越えているので、視覚効果的により高く跳んでいるように見せることができます」(青山)

背景に越えられそうなものがない場合は、地面に被写体の影が入るように撮影してみましょう。足と影との距離感で高さを演出することができます。

より「浮遊感」を出すには?

例えば、椅子に座ったままの姿勢で跳んでもらうなど、無理矢理にでも日常的なポーズのまま跳んでもらうと、より浮遊感が増すのだそうです。

「ポイントは、地面と平行になるようにジャンプしてもらう、です。浮いていない時の日常の体を底上げするようなイメージで指示を出してみてください。『石になったつもりで、そのままジャンプして!』などの指示を出すと、被写体に暗示をかけることができますよ」(青山)

不自然だからこそ「空中写真」は楽しい!

青山さんが空中写真を撮り始めたのは大学生時代。当時はカメラのタイマーを使って自分自身の空中写真を撮っていたのだそうです。

「当時は冴えない自分が嫌いでした。でも、ジャンプしている自分の写真をみたら笑ってしまって…おもしろいと思いました。どんな人でも、ジャンプした瞬間に輝きがあるんです」(青山)

撮影時のポーズは、最低限のアドバイスのみで、基本的に「被写体の人におまかせ」という青山さん。

あえて指示するならば、「日常の自然さを失わせる」ようなことを言うと面白い写真になるそうです。

「空中写真の場合、不自然さがいいんです。いろいろ無茶な指示を出してみて、そこからうまれる違和感や通常とのギャップ、指示どおりにならないブレが空中写真をより面白くしてくれます」(青山)

おわりに

一見地味そうな人も跳ばせてみると意外な輝きを放つこともあるのだとか。友達や家族を誘って空中写真を撮ってみるのもいいかもしれませんね。新たな一面が発見できるかもしれませんよ。

(Photo by 青山裕企

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2013年11月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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