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香りが贈る癒しのメッセージ!日本古来から伝わる「文香」の使い方

2013年11月18日作成

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人間の五感の中でも、「香り」は特に記憶に残りやすいものと言われています。ある日届いた手紙から、ふんわりと優しい香りが漂ってきたら・・・きっとその手紙は、その時に感じた嬉しさや癒された気持ちと一緒に、ずっとその人の心に残ることでしょう。

平安時代から続いてきた、手紙に香りを乗せるという文化は、現在も「文香」として多くの人から愛されています。香木を和紙で包み、花や動物、季節のモチーフなどの形に仕上げたこの香り袋を、封筒に入れて手紙とともに贈る、何とも風雅な「文香」。

そこで今回は、文香の選び方や香りがもたらす効果をご紹介します。

目次

文香を手紙に添える方法

前述の通り文香は、手紙を送る際に封筒へ入れて贈る、匂い袋の一種です。花や動物などさまざまなモチーフのものがあり、大きさは手のひらに乗る程度、厚み2~3mm程度の小さなもので、封筒を開けた時、便箋とともに良い香りを漂わせる、日本ならではの心遣いの工夫です。

また、封筒に入れる以外にも、カードや便せんに貼れるシールタイプのものも発売されています。用途に合わせて使い分けてくださいね。

文香がもたらす効果

文香は、使用シーンなど明確な決まりはありませんが、特に夏の暑い時期に贈られることが多いようです。さわやかで優しい和の香りは、厳しい夏の暑さを和らげてくれる癒し効果も。暑中見舞いの手紙に入れてみてはいかがでしょうか。

また、メールやSNSが普及した今日では、直筆のメッセージだけでも十分特別感を感じる嬉しいもの。その上さらに加えられた「香りの贈り物」というひと手間から、細やかな心遣いを感じ喜んでもらえます。

文香の選び方

1:季節や相手に応じた花を選ぶ

文香はさまざまなデザインがあります。特に喜ばれるのは、季節に合った美しい花の形でしょう。著者は一袋に春夏秋冬の4種類のデザインが入っているものを良く使います。その他、「桜=お祝い」「菊=お悔やみ」など、用途使いが出来るモチーフは多めにストックしています。

手紙を頻繁に贈りあう相手がいれば、その方の好きな花を選ぶのも良いですね。

2:香りを選ぶ

実際の花の形に合わせた、梅や桜など和風な香りのものが主流ですが、中にはバラやラベンダー、ハーブなどの洋風なものもあります。相手に合わせて香りで選ぶことができれば上級者です。

アジアリゾートが好きな著者が使用しているものは、アジアンティックな印象のある「オリエンタルハーブ」です。和の落ち着きとも、洋の華やかさとも違う、ちょっぴりノスタルジックな香りです。

3:シールタイプを選ぶ

封筒にポロンと入れるタイプの他、裏面がシールになっているものもあります。便せんにメッセージをしたためて、飾りとして気品良く香るシールを貼るのも素敵です。その他メッセージカードなど、小さなものにはこのシールタイプがオススメです。

ちょっと変わった使い方

香りに乗せて気持ちを贈る「文香」。メッセージをしたためた手紙の他にも、いろいろな気持ちの贈り方があります。

祝儀・不祝儀袋に入れる

美しい花をかたどった文香は、お祝い袋にもぴったりですが、こちらでは特に御霊前・御仏前の不祝儀に入れることをお勧めします。

老舗の文香メーカーからは、不祝儀用の文香も販売されているそうです。銀色などの慎ましいデザインや、繊細な菊の花など、あでやかでなく落ち着いた色や形のものを選びましょう。

大切な人を亡くされて、心が疲れている方へ贈る、故人を偲ぶ優しい香り。封を開けたときにふわりと漂う「元気出して」のメッセージに、少しでも心を安らげてくれたら嬉しいですね。

名刺入れに入れる

仕事をされている方には特にオススメの使い方。名刺入れに入れておくと、名刺に良い香りが移って、相手に渡す際にほんのりと香ります。緊張感のあるビジネスシーンにやさしく漂う、「はじめまして」のメッセージ。初対面でも打ち解けて心を開いてくれるかもしれませんよ。

文香を使う時の注意点

好みにもよりますが、文香などの匂い袋は、開けた時にふわりと香る程度が心地よいもの。

お花の可愛いデザインのものが多い文香は、お祝いのメッセージなどであればなおさらたくさん入れて華やかにしてあげたいところですが、香りがきつくなってしまっては、受け取った人も驚いてしまいます。封筒に入れるのは1つだけにしておくのがベストです。

おわりに

いかがでしたか?文香は手紙に慣れた方でないとなかなか目にする機会はありませんが、使ってみるととても風雅で美しいものです。

「あまり手紙を書かないから、余らせてしまうかも・・・」と思う方は、ぜひご紹介した祝儀袋や名刺入れのパターンも応用してみてください。きっと、今までとは一味違った「香りのコミュニケーション」を楽しめますよ。

(image by 足成)
(image by 著者)

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2013年11月18日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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