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見た目はゴム、口に含めばアンモニア…“世界一不味い飴”で有名な「サルミアッキ」ってなんだ?

2013年11月08日作成

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お菓子といえば、美味しいものですよね?しかし、こんな当たり前の法則が成り立たないお菓子がフィンランドにはあるのです。その名も、「SALMIAKKI(サルミアッキ)」。

黒い見た目と強烈な味から「世界一不味い飴」と称されるサルミアッキって、一体なんなのでしょうか?

目次

「サルミアッキ」ってなんだ?

フィンランド生まれの”国民的”お菓子

「サルミアッキ」は、北欧・フィンランドで生まれた塩化アンモニウムとリコリス(甘草の一種)からできたキャンディタイプのお菓子です。見た目は黒色に近い暗褐色、そして口に含めばアンモニア風味という、およそお菓子とは思えない表現があてがわれるのですが、発祥地フィンランドでは子供から大人にまで愛されているそうです。ちなみに、食感は飴というよりグミだそうです。

フィンランド以外の北欧の国々でも広く愛されています。

異業種にも手を伸ばすサルミアッキ

サルミアッキの活躍は飴だけには留まりません。実は、お酒やガム、果ては豚肉まで「サルミアッキ味」が浸透しているのです。

サルミアッキ・コスケンコルヴァ

黒いのは瓶ではなく中のお酒。サルミアッキ味のウォッカだそうですが、お酒の味が消えてしまって、北欧の人には凄く飲みやすいそうです。そのため、ジュース感覚で飲み続ける人が続出し、一時は販売中止にまで陥ったそうです。

サルミアッキ・チョコレート

一見普通の板チョコレートですが、中にジャム状のサルミアッキが入っています。濃厚なチョコレートの甘さとサルミアッキ味が上手く中和して、そこそこ悪くない味に仕上がっているそうですよ。

サルミアッキ・アイスバー

サルミアッキをそのまま大きくしたような形のアイスバーです。実際、その通りで、表面はサルミアッキチョコ、中身はサルミアッキクリーム入り。食べた人(日本人)によると、「昆布とハーブとアイスと塩をいっぺんに食べたような味」らしいです。

サルミアッキ・ポーク

サルミアッキに浸した豚肉のマリネです。フィンランドではバーベキュー用に食べられるそうですよ。

日本では新興宗教的な立ち位置

そもそも「美味しくない」という前提のもと売られている

このサルミアッキ、日本でもAmazonなどで購入可能なのですが、その説明文が驚きです。

コーヒーを思い浮かべてください。はじめてそれを口にした時、美味しいと思いましたか? 口の中に広がる不可思議な味顔からにじみ出る脂汗震える手足、それは新しい食の体験の通過儀礼なのです。

なんと、「そもそも美味しいものではない」という前提のもとで売られているではありませんか。なぜ、お菓子を美味しく味わうためだけに、強烈なイニシエーションを受けなくてはいけないのでしょうか…引き合いに出されるコーヒーが不憫でなりません。

ちなみに、『探偵ナイトスクープ』では、西田局長から「世界一まずい飴」とのお墨付きをいただきました。

と、思いきや、間違っているのは日本人の意識だった!

しかし、続く説明文を読めば、その曇りきった舌が一気に目覚めるはずです。

考えてもみてください、フィンランドをはじめ北欧の大人や子供に長年愛され続けているこのお菓子の存在意義を。何粒か口に運ぶうちに、これを美味しいと思えるようになってきます

そう、間違っていたのは日本人の味覚と意識の方だったのです。高度成長期以降、破壊され続ける森林、止まらない大気汚染…そんな汚れた環境の中で暮らしてきた私達の舌は、いつのまにか異常になっていたのかもしれません。

しかし、”中”にいるだけでは自分たちの異常さに気付くことはできないもの。そんな”間違い”を正すべく、空気の美しい北欧からやってきたのが「サルミアッキ」だったのです!

極北の澄んだ空気のもとで育ってきたフィンランド人の舌がおかしいはずがありません。考えましょう、北欧で長年愛され続けているこのお菓子の存在意義を。そうすれば、どちらが間違っていたのか、自ずと答えは出てくるはずです…

最後に、伝道師はメッセージをこう締めくくっています。

「サルミアッキは美味しい」と感じることは、別に異常なことでもなんでもないのです。 サルミアッキやリコリス菓子がもっと日本人に受け入れられるようになることを願います。

曇りきった日本人の下に、一点の光をもたらす聖なる存在「サルミアッキ」。信じましょう、この味を。信じるものだけが救われるのです。あなたは異常ではありません。

「美味しい」と信じる気持ち。それが大事。

初心者ならハリボー ラクリッツ シュネッケンをどうぞ。

世界一まずい飴ならぬ、世界一まずいグミとして有名な「ハリボー ラクリッツ シュネッケン」もあります。見た目通り「食べる中古タイヤ」のような味だそうです。

ぜひお試しあれ。

(image by amanaimages)

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本記事は、2013年11月08日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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