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秋の夜長に是非!日常の会話のネタになる小説20冊

2013年11月04日作成

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読書の秋ですね。ただ「何の本を読んだら良いのか?」と悩むことも。

そこで、今回は「話のネタになる特徴を持った小説」を紹介します。「最近、こういう本を読んでさ」といった会話のきっかけに使えるのではないでしょうか?

読書の秋!会話のネタになる小説20選

虚人たち

SF作家の筒井康隆さんが「今までの小説で実現できなかった実験をしよう」というコンセプトで書いた小説。

「登場人物が小説の中の人物だと認識している」「小説の流れと読み手の速度を一緒にしている(ドラマ24みたく)」「確率的に同時多発で起こりえないことが起こる」などのコンセプトが存在している非常にチャレンジングな一冊。

みちたりた痛み

甘糟りり子さんの一冊。都内に実在するレストランを舞台に描かれた8編の短編小説。

たとえば、麻布十番の蕎麦屋でお馴染みの「更科堀井」や十番から移転しちゃった「アロマフレスカ」、飯倉片町にある伝説のレストラン「キャンティ」などなどが舞台になっています。

ユリシーズ

「失われた時を求めて」と共に20世紀を代表する小説の1つと言われている一冊。かなりの実験小説的な一冊。

ダブリンのある人の1日を多様な試みを使って再現しています。最後の挿話に関しては思考の流れを文章に再現した構成が特徴的で「Yes」の言葉が溢れ出る一文。

この箇所を日本の作家の筒井康隆氏は後述の「虚構船団」で再現しました。

これは当時三巻の作品で全部買うと1万円を超えました。高校生にとってはかなり痛い出費だったという点でも、話のネタになる小説でした。

失われた時を求めて

前述のユリシーズの共に20世紀を代表する小説の1つ。

あるフランスの青年の歴史を書いた物語で、ユリシーズに比べるとチャレンジは少ないです。しかしながら分量はすさまじく岩波書店の文庫で全14冊になります。

「マドレーヌが美味しそうな小説」と表現してもあながち外れていません。

重力ピエロ

伊坂幸太郎さんの作品は「作品同士で登場人物やエピソードが重なる多くのリンクが存在する」という点が面白い点。

たとえば「『ラッシュライフ』という作品の中において、ある登場人物がのったタクシーの中で、別の作品である『陽気なギャングが地球を回す』の銀行強盗のニュースが流れる」、「『アヒルと鴨のコインロッカー』で登場人物に喋りかける蕎麦屋の主人が『重力ピエロ』で、落書きの被害にあっている。」といったリンクがあります。

以下のサイトに詳しくのっていますので、ご興味のある方はご覧ください。

「重力ピエロ」じゃなくても、どれでも良かったのですが、自分の好きな一冊をチョイスしました。

そして誰もいなくなった

イギリスの推理小説家「アガサ・クリスティ」さんの代表作の1つ。推理小説の中では定番中の定番なものの、やはり名作は名作。

アメリカ探偵作家クラブによる『史上最高のミステリー小説100冊』の本格推理もののジャンルで1位を獲得しています。

ライ麦畑でつかまえて

ビレッジバンガードがよく押していた一冊といえばニュアンスは伝わるでしょうか。村上春樹も訳しています。

青春小説の一冊で、Wikipediaのによると「アメリカのみならず、全世界の若者に与えた影響ははかりしれず、発表以来60年近く経った今でも版を重ねている。累計発行部数は全世界で6000万部、アメリカで1500万部を超え、2003年時点でも全世界で毎年25万部が売れるという。」

ということで「多くの人が読んでいる」「ファンが多い」という意味で話のネタにはなりやすい一冊です。もちろん、内容も素晴らしいですが。

罪と罰

ロシアを代表する作家の1人ドストエフスキーさんの代表作の1つ。ロシアの名前が大量で、最初は全然頭に入ってこないので、メモを取りながら読む必要があります。

アフリカのタンザニアで電車に乗ってたら向かいの人がこれを読んでいて、それがきっかけで盛り上がりました。

同じロシア文学のアンナ・カレーニナの方が女性受けする模様。

百年の孤独

ノーベル文学賞をとったガルシアマルケスさんの一冊。

どこかの評論家が「この本において、大統領の眼前にある海がなくなった、と書かれている場合は、それはメタファーではなく、本当になくなったということなのだ」という書評をしていた気がします(うろ覚え)。そんな本。

O嬢の物語

世界でもっとも有名な性的な小説の1つ。

むしろ合コンなどでこの本を読んだことがある人がいれば、かなり相性は良いのではないかと思われます。そういうリトマス試験紙として使える一冊。

魍魎の匣

「魍魎の匣」でなくとも良いのですが、百鬼夜行シリーズ全般的に、どれも分厚い!

通常「レンガ本」とも呼ばれ、「塗仏の宴」にいたっては1248ページになります。この本を読んだ後は「電話帳かと思った」というボケから始まるコミュニケーションが約束されています。

12枚のだまし絵

イギリスの作家ジェフリーアーチャーさんの短篇集。もう絶版になっている模様。

原文は「Twelve Red Herrings」で、「Red herring(燻製ニシン)」には「人の注意をそらすもの」という意味があります。そのタイトルどおり、12の短編すべての中に「red herring」という単語が隠されています(とはいえ日本語版しか読んでいず、原文読んでいないので未確認ですが)。

冷静と情熱のあいだ

これは有名な一冊(二冊)。同じ物語を「Rosso(情熱)」は女性視点から、「Blu(冷静)」は男性視点から描いています。

江國香織さん、辻仁成さんが同じ物語をそれぞれ女の視点、男の視点で描く甘く切ない恋愛小説。映画にもなったので知ってる人も多いのでは。

同時代ゲーム

ノーベル文学賞受賞者の大江 健三郎さんの作品。

四国にある村を神話にまで昇華させた物語。時系列が飛んだり、なれない言葉が大量に出てきて読みづらいが、読み進めると吸い込まれる。ただ、読書メーターのレビューでも「途中で読むのを辞めた」という人が多数で、そういう意味でも話のネタになります。

虚航船団

前述の筒井康隆さんの一冊。文房具が主人公である。ホッチキスは「コココココ」としゃべります。「ドタバタ」小説の最高峰」の1つ

なお、物が主人公の小説としては、財布が主人公の宮部みゆきの「長い長い殺人」も面白い小説です。

倒錯のロンド

折原一さんは叙述トリックを得意とする作家さんで、この「倒錯のロンド」は代表作の1つ。

叙述トリックとは、物語上のトリックではなく、小説上に仕掛けられたトリック。はてなの説明によると「具体的には、登場人物の性別や国籍、事件の発生した時間や場所などを示す記述を意図的に伏せることで、読者の先入観を利用し、誤った解釈を与えることで、読後の衝撃をもたらすテクニックのこと。」

他に昨今の有名なものでは歌野 晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ 」乾 くるみさんの「イニシエーション・ラブ」など。

しあわせの書

この本は、内容よりも、本自体に秘密が隠された一冊。

出版社のコメントを借りれば「41字詰15行組みの何の変哲もない文庫サイズのその本には、実はある者の怪しげな企みが隠されていたのだ―。マジシャンでもある筆者が、この文庫本で試みた驚くべき企てを、どうか未読の方には明かさないでください。」です。

面白い試みが隠されていますよ。

夜間飛行

人は好きな本のジャンルがあり、そのジャンル以外の本はあまり読まないことも。たとえば「ミステリー」「推理小説」「恋愛小説」などなど。しかし、この一冊は、そのようなジャンルを超えて男女問わず好きな人が多いようです。

作者は星の王子さまで有名なサン=テグジュペリさん。なお、カバーイラストは、ジブリの宮崎駿さんが書いているそうで、そういう小ネタもあります。

主観としては、パウロ・コエーリョのアルケミストも同じ分類先。

ドグラマグラ

奇書の代表作。

出版社の説明によると「昭和十年一月、書下し自費出版。狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に筆者の思想、知識を集大成する。“日本一幻魔怪奇の本格探偵小説”とうたわれた、歴史的一大奇書。」

実際、読んだけど、よくわかりませんでした。この「よくわからなかった」というためにも読むのもおつなものではないでしょうか。

銀河英雄伝説

田中芳樹さんによるSF小説。長編で外伝含めて14冊になります。

IT業界に好きな人が多く、ガンダム好きと同じ傾向にある気がします。熱狂的なファンが多いので、そういう意味では、相手が読んでいた場合コミュニケーションが盛り上がること間違いなしです。

筆者はこれは5巻くらい(うろ覚え)で挫折しました。1回挫折してしまうとなかなか戻れず戻れていないのですが、いずれにせよ面白かったです!

秋と月と小説と

ネタになるだけでなく、はっきり言って楽しめる小説ばかりです。秋の夜長のお供としていかがでしょうか?

(image by amanaimages)

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本記事は、2013年11月04日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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