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地球の“住所”は宇宙何丁目?地球は広い宇宙空間のどこに属しているのか

2013年10月11日作成

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目次

はじめに

(image by ファイル:Earth-moon.jpg - Wikipedia)

青くて美しい人類の母性、地球。しかし、普段からそこで暮らしている分、外から見た姿や位置関係をきちんと知っている人って、意外と少ないのではないでしょうか?

地球からどんどん離れて宇宙の一番遠くから眺めた時、地球はいったいどこに位置しているのか、そしていったいどんな場所にいるのか、宇宙での”住所”を探す旅に出かけてみましょう。

地球の住所はどこ?太陽系から宇宙の果てへ

まずは動画でイメージを掴もう

まずはこちらの動画を見て、地球が宇宙のどこに位置するのか、イメージを掴んでみましょう。

地球、太陽系、銀河系…と遠ざかっていく様がよく分かったかと思います。では、地球が属している太陽系や銀河系といった場所は、一体どういった場所なのでしょうか?

太陽系

(image by Solar System - Wikipedia, the free encyclopedia)

まず地球が属しているのは、太陽を中心として水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つの惑星が公転している「太陽系」です。

太陽系には、こういった惑星だけではなく、惑星から外されてしまった冥王星などの準惑星が5つあり、その他に軌道が確定しているだけでも21万個以上の天体があると言われています。

(image by File:2 Solar System (ELitU).png - Wikimedia Commons.png))

ちなみに、太陽系の惑星の軌道は綺麗な平面上にあるわけではなく、地球から見るとそれぞれ違った角度の軌道上を公転しています。

地球は、太陽から3番目の位置にいる星(太陽系第3惑星)です。

天の川銀河

(image by ファイル:Milky Way Galaxy.jpg - Wikipedia)

「銀河」とは、1000万~100兆個の星々を持つ巨大な天体です。

太陽系の属する銀河は、「天の川銀河(銀河系)」と呼ばれる直径約8~10万光年の棒渦巻銀河です。棒渦巻銀河とは、普通の渦巻銀河と違って、渦の中心であるバルジを貫くような棒状構造を持っていることが特徴です。

恒星の数は約2,000~4,000億個、全質量は太陽の1兆2600億倍という途方もない数値になり、銀河系を直径130kmに縮めた場合、太陽系はなんと約2mmほどの大きさになってしまいます。ちなみに、地球からはこの天の川銀河内で輝く恒星しか見ることができません。

(image by 2013 in science - Wikipedia, the free encyclopedia)

太陽系は、天の川銀河の渦の中の少し外側の方にある「オリオン腕」と呼ばれる場所の内側に属しています(画像内の黄色の丸印が太陽系の位置)。中心からの距離は約2万8,000光年ほど離れているので、天の川銀河の中の「ベッドタウン」的な場所に地球はいるのかもしれませんね。

地球は天の川銀河の中のオリオン腕の内側にある太陽系の第3惑星です。

局部銀河群

(image by Local Group - Wikipedia, the free encyclopedia)

「銀河群」とは、50個程度の銀河を含む、比較的規模の小さい銀河の集団のことです。ちなみに、銀河は重力で結びつき、集団を作る傾向があるため、このような銀河群が生まれるのです。

天の川銀河は、アンドロメダ銀河などの大小およそ40個以上の銀河の存在が確認されている「局部銀河群」と呼ばれる銀河群に所属しています。大きさは半径数百万光年にも及び、天の川銀河から最も遠い銀河である「GR8」はなんと約800万光年も離れています。

(image by Milky Way - Wikipedia, the free encyclopedia)

天の川銀河の位置関係は上の画像の通りです。

地球は、局部銀河群の中の天の川銀河の中のオリオン腕の内側にある太陽系の第3惑星です。

おとめ座超銀河団

(image by File:6 Virgo Supercluster (ELitU).png - Wikimedia Commons.png))

「超銀河団」とは、銀河群や銀河団(銀河群より規模の大きなもの)が集まって、1億光年以上の広がりをもつ集団です。

局部銀河群は、約100個の銀河群と銀河団からなる、おとめ座銀河団を中心とした直径2億光年の「おとめ座超銀河団」に属しています。位置的には、グループの外れの方に位置しています。

地球は、おとめ座超銀河団の中の局部銀河群の中の天の川銀河の中のオリオン腕の内側にある太陽系の第3惑星です。

超銀河団を超えた先には何が広がっているのか?

(image by Void(astronomy)-Wikipedia))

上の図は、おとめ座超銀河団を中心に置いた時、観測できる範囲の宇宙の中での超銀河団の広がり方を示しています。

今まで、宇宙の中にはまんべんなく銀河が散らばっていると考えられていましたが、観測してみるとそうではありませんでした。

実は、それぞれの超銀河団は、「銀河フィラメント」と呼ばれる平面上の壁のような位置関係で分布していて、それぞれの銀河フィラメントの間には何も無い空間(超空洞=ボイド)が1億光年も広がっていることが分かったのです。つまり、何も無い球状の超空洞を、平面上に伸びて分布している超銀河団が薄い壁のように包んでいる形をしていたのです。

その様子は、石鹸を泡立てた時にできる幾重にも折り重なった泡の構造に似ていたため、「宇宙の泡構造(宇宙の大規模構造)」と呼ばれます。

(image by ファイル:Styropor in Mikroskop mit Polfilter.jpg-Wikipedia)

泡の表面が銀河フィラメント、泡の内部の空洞が超空洞を指しています。

おわりに

つまり、泡状に広がった宇宙のどこかから地球人へ手紙を書きたい時は、

おとめ座超銀河団局部銀河群天の川銀河オリオン腕太陽系第3惑星 地球

と宛名を書けばいいのですね。

この記事で使われている画像一覧

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本記事は、2013年10月11日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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