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日本とはまるで違う!アメコミの基礎知識

2013年08月29日作成

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スパイダーマンX-MENに代表されるアメリカンコミックのキャラクターは日本でも非常に人気が高く、専門店に行かなくてもキャラクターグッズが手に入るほど一般的に認知されています。

日本で人気に火がつくのは映画がきっかけになることが多いようですが、アメリカン「コミック」というくらいですから、元はといえば悟空ルフィのように漫画の中のヒーローだったのです。

この記事では、日本の漫画とは違うアメリカンコミックの世界の基礎知識をご紹介します。

基本形態

基本的には32ページという薄い冊子の形で出版されます。フリーペーパーのR25の半分くらいの厚みです。日本ではリーフとかいった呼ばれ方をします。刊行ペースは月刊です。

中身は白黒ではなくフルカラーで、32ページのうち22ページほどがマンガ、それ以外は広告が入っています。冊子の3分の1が広告というとちょっと損した気分になるかもしれませんが、フルカラーでなおかつ値段は1ドルから3ドル程度なのはこういった広告が入っているからだと考えると納得がいきます。

月刊ペースでストーリーが22ページ程度というボリュームは、日本の漫画雑誌や単行本のイメージからすると物足りない印象を受けますが、キャラクターごとにかなりの数のリーフが毎月発売されるので、あまり漫画が読めないということにはなりません。

例えばスパイダーマンのコミックでも、スパイダーマンが主人公のコミックもあれば、敵のヴェノムが主人公のコミックもあります。

また、人気エピソードを一冊にまとめたトレード・ペーパー・バック(TPB)という形もあります。日本でいえば、雑誌に連載されている漫画が単行本になって発売されるようなものです。

TPBはエピソードをまるまる読むことが出来るので話が理解しやすいことから、日本語訳されているアメコミの多くはこのTPBを基に作られています。

役割分担

日本の漫画の場合、ストーリーも作画も漫画家が全てを担当し、背景や色塗りなどをアシスタントが手伝うという形が多いのですが、アメコミの場合はまったく違い、各作業が分業化されています。

アメコミは、コミックの著作権を出版社が持っていて、いろいろな作家が同じキャラクターでコミックを出すので、同じキャラクターでも雰囲気が違ったりします。これが日本と根本的に違う、アメコミの面白いところだと思います。

writer・ライター

ライターはストーリーを考える人です。日本でいう原作者にあたります。「あしたのジョー」や「北斗の拳」のように、原作と作画が分かれている漫画もあるので、イメージしやすいですね。

ライターによってはストーリーやセリフだけでなく、細かい描写の指示なども加えてあったりするそうです。

penciler・ペンシラー

ペンシラーは作画家です。しかし、ペンシラーが担当するのは下書きの段階までで、ペン入れと呼ばれる、インクで線を引く作業は行いません。

「桂正和の描く女の子が可愛くて好き」みたいな話になるときは、このペンシラーの名前で話されます。

inker・インカー

インカーは上記で出たペン入れをする人です。インカーによってはペンシラーの下絵と雰囲気が変わることもあるそうです。

colorist・カラリスト

カラリストは色を入れる人です。ご紹介したようにアメコミはフルカラーなので、非常に大変な作業といえるでしょう。

ペンシラー・インカー、時にはカラリストも兼業する作家の場合は、クレジットにartist・アーティストと表記されます。

letterer・レタラー

レタラーはセリフや擬音を書く人です。「BOOOOOM!」とか「HAHAHA!」のようなアメコミらしいレタリングでストーリーを盛り上げます。

現在はデジタルフォントを使うレタラーが多いようですが、かつては全て手書きだったので画のタッチと同じように差が生まれ、このレタラーにもファンがつくほど重要な要素でした。

余談ですが、アメコミのセリフはなぜか大文字だけで書かれていることが多いです。

おわりに

日本の漫画と比較しながら、アメコミの基礎知識をご紹介しました。

大きな本屋さんの洋書コーナーに行くと、有名なアメコミを取り扱っていることもありますので、興味を持たれた方は一度足を運んでみてください。

(image by 著者)

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本記事は、2013年08月29日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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