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「指輪物語」を途中で投げ出さずに読みきる3つの方法

世界で一番有名なハイ・ファンタジー小説群

ハイ・ファンタジーというのは聞き慣れない言葉かもしれません。

ファンタジー物語の中で、現実世界とリンクしない、完全な異世界を舞台にしたものの総称が「ハイ・ファンタジー」です。

その中でも群を抜いて有名なのがこの「指輪物語」をはじめとする「中つ国」を舞台にした小説群です。

作者のトールキンは元々言語学者で、この世界の姿だけでなく、言語体系や歴史も全てを創造しようとし、膨大な時間をかけてこれらの物語を書きました。

「指輪物語」を読みたい!

有名だし、すごく面白いと聞いていたのに、なんだか読みづらい!途中で飽きちゃった……そんな人がたくさんいるようです。

大丈夫、あなただけではありません。

「指輪物語」の面白さは、キャラクターの行動と世界の動きが重層的に描かれるところにあると思うのですが、そこに行き着くまでがちょっと長いのです。

そこで、その長さをちょっと楽にできそうないくつかの方法をご紹介します。

1.「ホビットの冒険」を読もう

キャラクターに慣れよう

これは「指輪物語」の前日譚にあたる物語で、主人公はビルボ・バギンス。「指輪物語」における主人公のフロド・バギンスの叔父にあたります。

他にも魔法使いガンダルフやゴクリ、エルロンド、ドワーフのギムリの父親など、「指輪物語」の主要メンバーが多く登場しています。

また、ビルボはこの冒険で姿を消せる指輪を手に入れますが、これが後に「指輪物語」で語られるあの指輪。

ホビットの冒険を読んでいることを前提に書かれているため、「指輪物語」だけでは突然登場したように見えてしまい、置いてけぼりになってしまうのです。

単純なストーリー

「指輪物語」に比べ、「ホビットの冒険」は構造も単純で、読みやすい物語です。

こちらを先に読んで、指輪の旅に備えてはいかがでしょうか。

2.読み飛ばしましょう

ええっ?!

突然何言ってんだとお思いでしょうが、初読の「指輪物語」は、とにかく物語が動き出すまでの時間を耐えられるかどうかにかかっています。

なんと言っても、まずフロドがなかなか旅に出ないのです。

振り回され主人公であるフロドの旅への期待や戸惑いの描写なども大変素晴らしいのですが、まあそのあたりはガンガン読み飛ばして、どんどん先へ進んでしまいましょう。

エルフの谷もちと長い

エルフの住む裂け谷での会合も序盤の山場なのですが、これもちょっと飛ばしつつ読み、ガンダルフの見せ場であるバルログとの戦いあたりからガッツリ読んでみましょう。

要するに

第一巻と第二巻は、壮大なプロローグです。

「後から思い返せばあの時!」という楽しみ方は二度目以降にとっておいて、まずは第二巻の後半あたりから物語を追うことから始めてみてはいかがでしょうか。

3.映画と一緒に楽しみましょう

登場人物を整理する

映画版指輪物語である「ロード・オブ・ザ・リング」。こちらを観ている方は多いのではないでしょうか?

「指輪物語」は、登場人物のとても多い物語です。主要な人物を整理して覚えるだけで、格段に読みやすくなります。

映像の力というのはとても大きいので、本を読みながらガンダルフやサルマン、メリーとピピンなどの顔が思い浮かべばしめたものです。

映画版にない名シーンも

映画版は通常の映画よりもずっと長いのですが、それでも削らざるを得なかったエピソードがいくつもあります。

それらを探したり、映画版とのイメージの差に気付いたり、平行して楽しむと色々な方法で楽しく読むこと出来ますよ。

注意点

一部、登場人物の和訳が違うことがあります。

特に最初気付きづらいのが、
- 「馳夫」=「ストライダー」=「アラゴルン」
- 「ゴクリ」=「ゴラム」「スメアゴル」
あたりでしょうか。

おわりに

我慢することは無いけれど

読書は、楽しくするものです。ですから、有名だからといって読まなければならないなんてことはありません。

しかし、「指輪物語」は、多少の読みづらさを克服してしまえば本当に面白い、色々な楽しみ方のできる最高のファンタジーであることは疑いの無いところです。

さらに広がる「中つ国」

これらの物語をさらに知るための「歴史書」もトールキンによって書かれています。

もしハマってしまってもっと知りたくなったら、こちらもどうぞ!

(image by amanaimages)

参考サイト

Wikipedia:指輪物語
Wikipedia:ロード・オブ・ザ・リング
Wikipedia:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
Wikipedia:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
有志による膨大な中つ国データベース:中(なか)つ国(くに)Wiki

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