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やっぱりミステリー!推理も楽しめるおすすめのミステリー小説9選

2013年08月03日作成

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(image by amanaimages)

長い夏休み、じっくり腰を据えて読書をしてみるのはどうでしょうか? そんな「じっくり読書」には、やっぱりミステリーがおすすめ! ここでは、おすすめのミステリー小説をジャンルごとにご紹介します。

目次

本格ミステリー

いわゆる「推理小説」を「本格ミステリー」と言います。事件が起こり、警察や探偵が謎やトリックを推理していくジャンルですね。

「本格ミステリー」と言っても、他のジャンルが「邪道」というわけではありませんが、やっぱりミステリーと言えばコレ!という王道ジャンルです。

『十角館の殺人』綾辻行人 著

「新本格ブーム」を巻き起こした、本格ミステリー界の名作です。大学の推理小説研究会のメンバーが無人島に旅行した折に殺人事件が起こり、殺人予告とともに次々にメンバーが殺されていきます。

1987年刊行ですが、今でも多くの読者に衝撃を与える作品です。日本版『そして誰もいなくなった』とも。読みやすい文体ですので、初めてミステリーに挑戦する人にもおすすめです。

『斜め屋敷の犯罪』島田荘司 著

島田荘司の「御手洗探偵シリーズ」の一作です。北海道は宗谷岬に建つ奇妙な「斜め屋敷」で、パーティに招待された客が死体で発見されます。この館に隠された大掛かりなトリックを、探偵の御手洗潔が解決していきます。

本格ミステリーの金字塔とも言われるこの「御手洗シリーズ」。島田荘司は多くの推理小説家に影響を与え続けている偉大な作家です。ぜひこのトリックに挑戦してみてください。同じく御手洗シリーズで島田荘司のデビュー作『占星術殺人事件』もおすすめです。

『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 著

「このミステリーがすごい!」2004年版にて第1位を獲得したこの作品。実は「このミス」だけでなく、「日本推理作家協会賞」「本格ミステリ大賞」など、2004年のあらゆるミステリーの賞を総なめにしています。自称「何でもやってやろう屋」の成瀬将虎が、あるお嬢様から保険金詐欺の相談を受け、真相究明に乗り出すというストーリーです。

人によってはあまりおもしろいと感じないかもしれません。まさに賛否両論の作品です。ただ、オチのどんでん返しは見事なもの。気軽に読める文体ですので、お試しぐらいの気持ちで読んでみてはいかがでしょうか。ハマる人はとってもハマります。著者はとても好きな作品です。

クライム・ノベル

犯罪そのもの、また犯罪者をメインに据え、なぜ、どのようにして犯行を進めていくのかを描くのがこのジャンル。推理を楽しむというよりは、登場人物の心理や葛藤などを描く小説が多いです。

『陽気なギャングが地球を回す』伊坂幸太郎 著

銀行強盗の話ですが、コメディ調ですので楽しく読み進められます。他人のウソを見抜ける成瀬、とにかく口が上手い響野、スリの達人である久遠、正確な体内時計を持つ雪子の不思議な4人組が、銀行強盗を画策するという物語です。

とにかく登場人物が魅力的であり、また軽妙な文体でさらっと読むことができます。大ヒットした作品なので映画化もされ、また続編「陽気なギャングの日常と襲撃」も刊行されています。

『マークスの山』高村薫 著

親子心中事件で生き残った子どもが、成長して「マークス」と名乗る犯罪者になる様を描いた作品です。マークスが子どもの頃に心中に巻き込まれそうになった「山」がキーワードとなっています。

文庫では上下巻で長めの作品ですが、どんどん先を読ませる筆力があり、すいすい読めてしまいます。マークスの心理描写や翻弄される警察など、読み応え抜群の作品です。WOWOWでドラマ化もされています。

『ワイルド・ソウル』垣根涼介 著

大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞し、史上初となる三冠受賞を成し遂げた作品です。日本政府にだまされた形で南米へ移住した日本人たちが、政府に対して復讐を企てるというストーリーです。

何と言っても魅力的なのは登場人物たち。前半部分で描かれる辛辣な移民の状況が、物語に深みを加えています。上下巻の少し長めの小説ですが、ページを捲る手が止まらなくなってしまう作品です! ギャングなども登場するので、ハードボイルドが好きな方にもおすすめ。

警察小説

その名の通り、警察官を主人公に描かれる小説のことです。警察官個人の葛藤や警察組織の闇を描くものもあり、推理小説と企業小説、両方の側面を持つ魅力的なジャンルです。

『ストロベリーナイト』シリーズ 誉田哲也 著

竹内結子さん主演でドラマ化、映画化されて大ヒットしたこの『ストロベリーナイト』シリーズ。原作もとっても面白いですよ。そもそもの始まりである『ストロベリーナイト』では、捜査線上に浮かび上がってきた謎の言葉『ストロベリーナイト』の謎を、主人公である警視庁捜査1課の姫川玲子が追います。

実はかなりショッキングなシーンも多いこの『ストロベリーナイト』シリーズ。『ストロベリーナイト』では、殺人シーンが鮮烈に描かれます。そのリアルさもさることながら、非常に人間くさい登場人物たちも魅力。警察組織の不条理と戦う姫川玲子が、とにかくかっこいいです。

『半落ち』横山秀夫 著

警察小説と言えば、やっぱり横山秀夫です。そして横山秀夫の代表作がこの『半落ち』。アルツハイマーを患う妻を殺害したとして自首した現職警察官の梶総一朗ですが、殺害から自主までには2日間の空白がありました。その空白の時間には何があったのかを追う作品です。

警察だけでなく検察、裁判官などの視点からも描かれるため、厳密には警察小説とは言い切れないかもしれません。しかし、主人公が現職警察官であり、また一貫して県警の捜査1課の警視がストーリーに絡んでくるため、警察小説として十分楽しめます。

結末については議論を巻き起こした作品ですが、構成力とグイグイ物語に引きこむ力は圧巻のひとこと。映画化もされているので小説と映画とで楽しめます。

『笑う警官(うたう警官)』佐々木譲 著

社会派エンターテイメントを扱う作家として知られる佐々木譲の警察小説です。北海道の道警で起きた不祥事を証明しようとする警察官とそれを阻止しようとする警察組織の対立を描きます。

警察組織の闇をしっかり描くとともに、最後までハラハラさせる構成力が光ります。なお、単行本として刊行された際は『うたう警官』というタイトルでしたが、文庫化の際に『笑う警官』となりました。とにかく面白くて先が気になる展開で、どんどん読めてしまいますよ。

おわりに

ミステリーにも様々なジャンルがあります。ぜひ自分の好みのジャンルを見つけて、読書の幅を広げてみてくださいね!

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本記事は、2013年08月03日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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