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貸借対照表(B/S)って何?ざっくり読むコツ

2013年10月29日更新

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貸借対照表(B/S)とは

貸借対照表からは、お金をどのように集めてどのように使っているのかがわかります。貸借対照表は上図のように左右2つに分けられ、左側には資産の部、右側には負債の部と純資産の部があります。

貸借対照表は英語で「Balance Sheet」と言うのでB/S(ビーエス)と呼ばれたり、そのまま「バランスシート」と呼ばれたりします。BとSの間の「/」は慣習で書かれているだけなので特別な意味はありません。
基本的な内容はこちら

資産の部

資産の部は集めたお金をどのように使っているのかを表しており、流動資産と固定資産に分けられます。資産は下図のように「流動資産」と「固定資産」に分けられます。

「正常な営業取引過程にある資産」と「正常な営業取引過程にない資産のうち1年以内に現金になる資産」が流動資産、「正常な営業取引過程にない資産のうち1年を超えて現金なる資産」を固定資産と言います。

正常な営業取引過程とは、小売業の場合、商品を仕入れて販売する過程です。その過程にある資産とは、商品(たな卸資産)や売掛金などです。このような資産は1年以内に現金にならなくても流動資産となります。

また、正常な営業取引過程にない資産とは預金や貸付金などです。これらは返済期日が1年以内のものは流動、1年を超えるものは固定となります。

流動資産

流動資産には現金や預金、受取手形、売掛金、有価証券、たな卸資産などが含まれます。

固定資産

固定資産には有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産に分けられます。

  • 有形固定資産:建物、備品、車、土地など
  • 無形固定資産:のれん、特許権、商標権など
  • 投資その他の資産:投資有価証券、長期貸付金など

負債の部

負債の部は銀行などからどれぐらいお金を借りているかを表しています。貸借対照表の右側にあるので、お金をどのように集めたかが分かります。

負債も下図のように「流動負債」と「固定負債」分けられます。

正常な営業取引過程にある負債とは、買掛金や支払手形などです。このような負債は1年以内に現金にならなくても流動資産となります。

また、正常な営業取引過程にない負債とは借入金や社債などです。これらは返済期日が1年以内のものは流動、1年を超えるものは固定となります。

流動負債

流動負債には支払手形や買掛金、短期借入金などが含まれます。

固定負債

固定負債には社債や長期借入金、退職給付引当金などが含まれます。

純資産の部

純資産の部は、株主資本、その他の包括利益累計額、新株予約権、少数株主持分に分けられます。純資産は負債と違い返済する必要がありません。また、純資産≒資本と考えていただいて構わないのですが、少し違います。

株主資本

株主資本には資本金や資本剰余金、利益剰余金、自己株式などが含まれます。資本金と資本剰余金は株主から払い込まれた資金のことで、利益剰余金は過去の利益の累積額です。いわゆる「内部留保」がこれにあたります。利益が出ると利益剰余金にたまり、事業活動の元手となります。

自己株式は自社の株のことです。株を発行すると資本金になり、その株を買うと自己株式になります。自己株式は株主資本からマイナスされます。

その他の包括利益累計額・新株予約権・少数株主持分

純資産の部には株主資本以外に、その他の包括利益累計額、新株予約権、少数株主持分が含まれます。これらは負債でもなく株主資本でもないものなのでここに表示されています。

おわりに

貸借対照表は、損益計算書やキャッシュ・フロー計算書とともにとても重要な決算書です。

難しい言葉がたくさん出てくるので嫌になってしまうかもしれませんが、少しずつ覚えて行きましょう。

(image by 著者)

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本記事は、2013年10月29日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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