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なんて不憫!知らないことばかりの剣道あるある

2013年08月03日作成

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みなさんは剣道自体はご存知かと思いますが、その内容の過酷さまでは知らないのではないでしょうか?

ここでは、剣道を知らなかった人が剣道マンをいたわってしまうような剣道あるあるを紹介していきます。

目次

剣道あるある~初心者編~

指導内容の感覚がイマイチつかめない

  • 「脇にゆで卵を挟むように」・・・挟んだことがないので普通はわかりません。
  • 「竹刀を本物の刀と思え」・・・無理があります。
  • 「気迫で相手をビビらせる」・・・のちに誰もが納得しますが、ビビらされる方です。

わかっちゃいるがやってしまう

  • 「竹刀は左手で振る」・・・家に帰るとなぜか右手がパンパンに張っています。
  • 「常にすり足」・・・目を離すと普通に歩いてます。
  • 「声を張れ!」・・・「め、め~ん」最初は死ぬほど恥ずかしいものなんです。

剣道あるある~中級者編~

当たりどころが悪いと悶絶モノ

剣道では竹刀で打たれても痛くないように防具をつけます。例えば頭には面、体には胴、手には小手をつけます。しかし、両方とも動きながらの打突なので、はずれることもままあります。はずされた方は相手に殺意を覚えるほどの痛みを味わいます。

そこで著者の経験を元に「失敗すると悶絶!ベスト3」を紹介します。

3位:小手

小手をはずされると大抵は竹刀が肘に当たったり、手首にクリーンヒットします。試合中にそうなればもう一大事です。一気に握力がなくなり、竹刀が握れなくなるからです。

ちなみに昔の十手や警察の警棒などは、凶器を持つ犯人の手首を打ち凶器を撃ち落とすのにも使われます。

2位:面

面というのは一番むき出しの部分で、はずされることは少ないのですが相手の打ち方によっては頭が割れるほどの強い面を打ってくる人がいます。打たれた瞬間は、天にも昇るような激痛とツンと一瞬何か分からない匂いを感じます。その後1秒以内ですが意識が飛びます。ここまでなるのは非常に稀ですので2位に選びました。

1位:胴

これは本当によく聞く剣道あるあるですが、「胴」というのは案外スキの出やすい部位なのでよく狙われます。しかし、胴は脇腹の一部しか防護面ありませんので、外しやすい場所でもあります。

防具の「胴」を外してしまうと、腰骨や肋骨を直撃します。一瞬の痛みではなくジーンと続く痛みが襲います。一気にやる気がなくなります。本当であれば悶絶しうずくまりたくなりますが、相手は襲ってきますのですぐさま対応しなければいけません。

練習中であれば「ごめん」「大丈夫」のやり取りが絶えません。

休み時間のあるある

  • 「談笑中も片手に竹刀」・・・竹刀を持ってないと落ち着きません。
  • 「練習中に剥けた足の皮をむしる」・・・皮がピロピロしていると無性に取りたくなります。しかし休憩後の練習で後悔してテーピングをします。
  • 「夏は無口」・・・あの重く暑い防具をつけての真夏の練習です。熱中症寸前ですので、談笑なんかする元気はありません。
  • 「休憩後の練習のやる気の無さ」・・・休憩で面を外した時の開放感があり過ぎて、休憩後の練習に戻る気はなくなります。夏になればなるほど休憩時間は長くなります。

夏も辛いが冬も劣らず辛い

著者は北海道で剣道をしていました。夏はやはり30度の日があったりして暑く辛いですが、湿度が比較的少なく適度に剣道に集中できます。

しかし問題は冬でした。-20度の日でも剣道の稽古はあります。まず、更衣室の道着がパリパリです。それを着ると「きょ~」「ひ~」などみんな奇声をあげ、否が応にも一瞬テンションがあがります。

もちろん冬でも裸足でやる剣道ですが、稽古を始めるときにはすでにテンションは低空飛行しています。その理由のひとつですが、足首から下の感覚は一切ありません。練習中に擦り傷や捻挫をしても、家に帰り足を温めるまで気づかないこともよくありました。

休憩時間になっても汗は一切かいていませんでした。休みすぎると歯がガタガタ震え出す人が出てくるのですぐに後半の稽古を始めます。水は終始とりません。でもトイレは近く水分は出て行きます。

これは北海道の剣道マンあるあるでしたが、よく頷いてくれる人はいるのではないでしょうか?

剣道あるある~上級者編~

ある程度うまくなってから気づくこと

  • 「強い人・弱い人がすぐわかる」・・・強い人は気迫が違います。弱い人はなで肩です。おじいちゃん熟練者を侮ってはいけません。対峙するとスキが全くなく怖気づきます。
  • 「ノーパンで稽古」・・・昔はパンツなどなく、下着を履かずに剣道をやっていたことや、汗で下着がびしょ濡れになるのを避けるためという理由で、ノーパン剣道をする人が普通にいます。勇気を持ってやってみるとその開放感の素晴らしさに気付きます。
  • 「稽古人数が偶数人だと意気消沈」・・・大抵の稽古では2人1組で対峙し、横2列になってローテーションするのですが、稽古人数が偶数人の場合は余りの人が出ません。もし奇数人だと1人余ることになり、その人は1回休憩できます。それはサボりたい一心の武士にとってはとても大事なことです。練習を始める前に人数を数えている人間がいれば、その人は邪念のある武士です。
  • 「土踏まずが無くなる」・・・剣道では、「踏み込み」と言って足の裏をしっかりと床に踏み込む動作があります。また、「すり足」という特殊な動き方もするので、練習をすればするほど足のうらの土踏まず(地面につかない部分)がなくなり、足の裏がべったりと地面についてしまうようになります。土踏まずがなくなると走るのが遅くなります。

試合あるある

剣道の団体戦は5人1チームで行われます。順に、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将と呼ばれます。

  • 「先鋒は自分の試合が終わると気が楽」・・・先鋒というのはチームの勢いをつける大事なポジションですが、元気いっぱい、そして引き分けでも負けなければチームに十分貢献したことになります。あとは、後ろの4人にまかせれば良いので、自分の試合が終われば気が楽になります。
  • 「大将は前4人で試合を決めて欲しいと願う」・・・先に3勝してしまえば、その試合の勝敗は決するので、わざわざ大将が勝ちに行かなくとも、前4人のメンバーで3人が勝てばOKです。大将はプレッシャーが嫌でいつもそう願っています。
  • 「頑張れと小手と小手を合わせる謎儀式」・・・メンバーが入れ替わる際に、お互い拳を付きあわせてエールを送ります。一言「頑張れ」「ファイト」と言えばいいのですが、なぜか青春っぽく格好をつけてエールを送ります。
  • 「自分は負けなければOK」・・・自分のポジションで負けなければいい、他のメンバーが勝ってくれればいいや、と他力本願。結局負けてしまった時には全力でフォローします。
要するに、試合では我こそがという武士道精神を持った人はいなく、みな自己中心的・他力本願なのです。だから全力で応援します。

さいごに

いかがでしたでしょうか?少しマイナーな剣道あるあるについてご紹介しました。思ったよりも過酷なスポーツだと思った方もいらっしゃるかと思います。もし、周りに剣道をしている人がいれば少しいたわってあげると喜ばれるかもしれません。

(image by 足成)

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本記事は、2013年08月03日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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