子供の頃、新聞に折り込まれているチラシを見るのが楽しみでした。現在はスーパーの特売やイベントのチラシなど、生活に関わるお得な情報を入手するためにチェックしています。
デザイナーとして新聞の折り込みチラシを作るときは、「消費者からどう見えるか」を意識してデザインしています。
このハウツーを紹介する著者について
- 著者の職種・役職:印刷物専門のグラフィックデザイナー
- 著者の広告のデザイナー歴:4年
- 著者が勤める会社の業種:企画制作、印刷
- 著者が勤める会社の従業員数:約50人
紹介する新聞折り込みチラシ広告をデザインするときのポイントについて
このハウツーを知ったきっかけ
著者はチラシのデザインが掲載された書籍」からコツを得ました。チラシのデザインが掲載された書籍とは『365日の折込チラシ大百科―チラシデザインの決定版や1枚で伝えるデザイン』などです。これは優れたデザインのチラシをまとめたもので、レイアウトや配色の参考になります。
このハウツーの利用歴
デザイナーとして働き出してからなので4年です。
新聞折り込みチラシ広告をデザインするときのポイント
ポイント1:タイトルは大きく簡潔に
一目見て「何のチラシなのか」が分かるように、タイトルとなるものを大きく配置します。タイトルの書体や色などを雰囲気に合わせるなど、工夫すると目に入りやすくなります。
ポイント2:写真やイラストで見せる
消費者がイメージしやすいように写真やイラストを使うと、情報が伝わりやすくなります。
ポイント3:キャッチコピーを考える
キャッチコピーは消費者の興味をひくために有効なポイントです。キャッチコピーを考えるとき著者が参考にしているのは「キャッチコピー 集めました。」というサイトです。このサイトは実際に世に出たキャッチコピーを検索することが出来ます。
例えば、生命保険のチラシを作っているときは「生命保険」「人生」「病気」など、関連がある言葉で検索します。検索結果の中から、言い回しや語呂の良いものを参考にします。単語を変えるだけでも印象が変わります。
おわりに
新聞折り込みチラシを作成するときは、「消費者がどんな反応を示すか」をイメージしながらデザインするとよいでしょう。そのためには、客観的に見ることも必要です。第3者の意見を聞くことも有効な手段です。
(image by amanaimages)
(image by 著者)