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  5. 「e-Tax」が便利!公的年金の所得を確定申告するコツ

「e-Tax」が便利!公的年金の所得を確定申告するコツ

2016年05月12日更新

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はじめに

収入が公的年金のみの場合でも、控除額が多ければ確定申告をすることにより、年金から源泉徴収された所得税が戻ってくることがあります。さらに確定申告で控除を申告することにより、今後支払う住民税が安くなる場合もあります。

国税庁のホームページの確定申告特集ページは、必要項目を入力すれば控除額や税額、還付金額を自動的に計算してくれるため非常に便利で、著者は毎年確定申告時に利用しています。

確定申告をした理由

著者の場合以下の控除があり、公的年金の課税所得はゼロになります。年金から源泉徴収されていた所得税が全額還付されるので確定申告をしました。

  • 自分と妻の社会保険料控除:48万円
  • 妻の配偶者控除: 38万円
  • 子の扶養控除:38万円
  • 子の障害者控除:40万円
  • 家族分の医療費控除:10万円
  • 自分の生命保険料控除:5万円

併せて、確定申告では損失の繰り越しも行ないました。

  • 先物取引での損失:33万円(3年繰り越し可能)

確定申告時に必要だったもの・資料

「e-Tax」での確定申告のために下記の書類を準備しました。

  • 公的年金等の源泉徴収票(厚生年金分と企業年金分)
  • 国民健康保険料納付済額
  • 介護保険料納付済額
  • 医療費のレシート
  • 生命保険料控除証明書
  • 預金通帳(還付金受け取り口座情報入力用)
  • 先物取引の収支計算書(エクセルで自分で集計)
さらに「e-Tax」の場合、住民基本台帳カードと有効期間内の電子証明書(暗証番号)、およびICカードリーダーが必要です。

確定申告の流れ

STEP1:国税庁ホームページにアクセスして「e-Tax」の設定をする

国税庁ホームページの確定申告特集ページにアクセスし、「インターネットで送信(e-Tax)」をクリックして、「e-Tax」のための事前準備(ソフトのダウンロードやカードリーダーの設定)をします。

STEP2:入力作業

準備した源泉徴収票などの資料をもとに、必要な項目を入力していきます。入力例を参考にしながら正確に入力します。

ちなみに、著者が使った申告書式は、損失の繰り越しがあったため「申告書B」でした。

「e-Tax」では、入力の途中で入力内容を保存することもできるため、何日かかけて少しずつ入力していくことができます。

STEP3:入力内容の確認

「e-Tax」では送信前に入力内容を確認するステップがあります。ここでじっくり内容を確認しましょう。

送信後に入力内容をPDFファイルで保存することができますので、保存用に印刷したりファイルを保存するのは最後で大丈夫です。

STEP4:送信

確認が済んだら入力データを送信します。データは自動的にPDFファイル化されるので、念のため印刷しておきます。

送信後のPDFファイルには、データには国税庁側のデータ受付日時や受付番号が記載されているため、送信後ファイルで印刷・保存をしておくと確実です。

送信後に入力ミスを見つけた場合、申告期限内なら修正データを再送信すれば大丈夫です。特別な手続きは必要ありません。

STEP5:還付金通知が郵送されてくる

確定申告後2週間ほどで還付金額や振込日についての通知ハガキが来ます。

著者の場合は、通知ハガキが届いた前日に、すでに還付金が振り込まれていました。

確定申告のコツ・知っておくといいこと

所得税の還付のみの確定申告(還付申告)は1月1日からできる

ふつうの確定申告は2月15日から3月15日ですが、還付申告の場合は1月1日からできるため、すいている時期に済ませることができます。

国税庁のホームページは「e-Tax」だけでなく「書面提出」の場合も便利

国税庁のHPの確定申告特集ページでは、「e-Tax」のほかに「印刷して郵送等で提出」(書面提出)を選ぶことができます。

「書面提出」の場合、住民基本台帳カードやICカードリーダー、事前設定なども要らず、データを入力すれば、自動計算された申告書類をプリントアウトして、必要書類を添付するだけでOKです。

著者も「e-Tax」を利用する前は「書面提出」を選んで、計算する手間と税務署に用紙をもらいに行く手間を省いていました。

また、「書面送付」でも「e-Tax」の場合と同様に、入力の途中で入力内容を保存することができるため、少しずつ入力していくことができます

「書面提出」での確定申告の場合、郵送だけでなく、管轄税務署の指定したポストに夜間や休日に投函して提出することもできます。

国税庁ホームページは情報の宝庫

国税庁ホームページは情報の宝庫ですので、ぜひ参考にしましょう。

確定申告などの様式・手引きページには、税務署で配布している冊子のPDFファイルにもアクセスできます。著者は「e-Tax」のとき『所得税の確定申告の手引き』のプリントアウトを手元において、入力時の参考にしています。

また、医療費控除のページには、医療費控除の対象になる具体例まで詳しく掲載されています。

注意点

必要書類を全部そろえること

「e-Tax」では必要書類のオリジナルを提出することはあまりありませんが、それでも入力に必要な書類は全部揃える必要があります。

確定申告に使った書類は保存をしておくこと

「e-Tax」で確定申告をして還付金をもらった後でも、税務署からチェックのために「確定申告時の源泉徴収票や医療費レシートなどを提出するように」と指示されることがあります。

5年前まで遡及されることがありますので、5年は保存をしてください。

おわりに

著者は「e-Tax」で確定申告をして4年目になります。「e-Tax」の事前準備も以前より大分簡単になりました。

国税庁のホームページでは、「e-Tax」にせよ「書面提出」にせよ、早朝でも夜間でも確定申告の作業ができ、システムが自動的に計算してくれるので非常に便利です。ぜひ利用してみてください。

(image by amanaimages)

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本記事は、2016年05月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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