帽子はどのように手入れしていますか。冬でも帽子には汗などの汚れがついてしまうものです。冬もののキャップも衣類と同じように、衣替えする時にはきちんと洗ってから仕舞わないといけませんね。
今回はキャップを型崩れしないように洗濯する方法を紹介します。
用意するもの
- オシャレ着用洗剤
- 手袋
- バスタオル:1枚
- フェイスタオル:2枚
キャップの洗濯する前に確認すること
このキャップは冬もので毛100%です。まず洗濯表示タグを確認します。中性洗剤で温水で手洗いするように書かれています。絞ったりねじったりすることも禁止されています。
従ってオシャレ着用の洗剤で30度のぬるま湯で洗うことにします。
洗い方の手順
STEP1:シンクにぬるま湯を張り、洗剤を溶かす
シンクにぬるま湯をはり洗剤を溶かします。洗剤の分量は容器の目安に従ってここでは10mlくらいを使います。
STEP2:キャップを洗濯液に浸ける
キャップを洗濯液に浸け、押しても大丈夫な所だけ軽く押します。ツバの所は型崩れしないように両手で軽く2、3回挟むだけにします。
30秒ほど浸ければOKです。
STEP3:2回すすぐ
洗濯液を流した後絞らずに、またきれいなぬるま湯をはりキャップを入れて軽く押してすすぎます。これを2回繰り返します。
STEP4:水切りする
すすぎ終わったら水を流し、手で持ち上げるようにして水を切ります。つまんで吊り下げると型崩れの原因になるので、こぶしを入れるように持ちあげます。
STEP5:フェイスタオルを折ってキャップに詰める
フェイスタオルをキャップの深さに合わせて折ります。
帽子の内側にタオルを詰めて、丸く整えます。
もう1枚フェイスタオルを使ってキャップの形にします。
STEP6:バスタオルに乗せて陰干しする
バスタオルをカゴや平干しネットなどにかぶせて、その上に置き陰干しします。
以上が家庭での洗濯方法です。
注意点
キャップの形によっては押し洗いができないものもあります。その場合は洗濯液に5分程浸けておくだけにして下さい。ただし色落ちするものは浸け置きできません。
キャップが強い繊維でできている場合は汗汚れの部分をスポンジで軽くこすっても構いませんが、繊維によっては毛玉ができたり傷めたりすることもあるので注意が必要です。
おわりに
洗濯表示に従って慎重に取り扱えば、型崩れすることなくきれいに仕上げることができます。きちんと手入れをして長く着られるようにしたいものですね。
(image by 筆者)